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2023

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-
★ 3.4 / 5.0ファンタジー音楽日常系
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Sunrise |
津島善子という中二病を患った学園アイドルが魔法少女として再想像される。舞台は海と山に囲まれた風光明媚な港町・沼津。幼い頃から周囲に馴染めず、町の皆と異なると感じてきた少女ヨハネ。彼女の憧れと本当の居場所は、別の場所にある。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
海と山に囲まれた港町・沼津を、ファンタジー世界として描いた物語。幼い頃から周囲に馴染めず、自分は町の皆とどこか違うと感じてきた少女ヨハネは、ある出来事をきっかけに住み慣れた町を離れ、旅へと出ることになります。行く先々で出会う人々や不思議な存在とのふれあいを通して、ヨハネは少しずつ自分自身と向き合っていきます。憧れと本当の居場所を探し求める彼女の歩みを、温かな日常と幻想的な風景の中で丁寧に紡いでいく、心ほどける成長と再生の物語です。みどころ・魅力
① おなじみの世界を生まれ変わらせた大胆な再構築
学園アイドルとして知られたキャラクターたちが、魔法やモンスターの息づくファンタジー世界の住人として再想像されています。見慣れた顔ぶれが新たな役割や関係性で登場し、原典を知る人も初めての人も新鮮に楽しめる作りになっています。② 沼津をモデルにした幻想的な風景美
実在の港町・沼津をベースにした背景美術が大きな魅力です。海辺の町並みや山々、移ろう光と影が繊細に描かれ、ファンタジーでありながらどこか懐かしい空気感を生み出しています。穏やかな日常シーンの説得力を支える映像の力が光ります。③ 心に寄り添う音楽と歌
作品世界を彩る楽曲と歌唱シーンも見どころのひとつです。物語の感情の起伏に寄り添うように歌が配置され、ヨハネの心情や旅の節目を音楽が後押しします。映像と音が一体となった場面は、シリーズならではの見応えを感じさせます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 中谷亜沙美 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大野敏哉 |
| キャラクターデザイン | 山本由美子 |
| OP | アクア「幻日ミステリウム」 |
| ED | アクア「幻日ミステリウム」 |
| ED | アクア「キミノタメボクノタメ」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、ラブライブの系譜はどこかで把握するのを諦めていた。グループが増え、世代が入れ替わり、気づけば「ヨハネって誰だっけ」と検索窓に打ち込む側になっていた。だからこれも、アイドルアニメの派生くらいの軽い気持ちで再生ボタンを押した。ところが画面に映ったのは、ランタンの灯る異世界の沼津で、薬草と占いを売って暮らす一人の少女だった。アイドルは、踊らない。最初は完全に面食らった。2回目に見たときにようやく、これはアイドルものの皮を借りた、まったく別の話なんだと腹に落ちた。津島善子という名前すら出てこない世界で、ヨハネはただヨハネとして、自分の居場所を探している。異世界の沼津で描かれる、「ここに居ていい」と思えるまでの話
幻日のヨハネは、見た目こそファンタジーだ。魔法があり、使い魔がいて、町の外には人を寄せつけない森が広がっている。でもその設定の中心に置かれているのは、剣でも魔法でもなく、「自分はこの町に馴染めない」という、ひどく地味で普遍的な感覚だと思う。ヨハネは幼い頃から、自分は周りと違うと感じてきた。占いを生業にして、人の輪の少し外側に立っている。彼女が憧れているのは、いつだって「ここではないどこか」だ。 この作品が巧いのは、その「どこか」を本当に旅させてしまうところだ。ヨハネは町を出て、山を越え、いろんな場所でいろんな人と出会う。原作でおなじみの面々が、この世界では占い師だったり、旅館の姉妹だったり、海辺の住人だったりして、名前だけ同じの別人として現れる。最初は楽屋ネタかと斜に構えていた。でも見返すと、これは「もしあの子たちが、アイドルじゃない人生を生きていたら」という、ずいぶん優しい仮定の話なんだと気づく。 そして旅の果てにヨハネが見つけるのは、大仰な異世界の真実なんかではなく、自分が出てきたはずの町に、ちゃんと待っている人がいたという、拍子抜けするほど身近な答えだ。憧れの「どこか」は、結局、帰る場所を見つけるための長い遠回りだった。馴染めないと感じていた場所こそが、最後に「ここに居ていい」と思える場所に変わる。中二病の少女が魔法少女に再想像される、という突飛な企画の底に、こんなに地に足のついた感情が埋まっているとは思っていなかった。特に刺さったシーン
使い魔のライラプスがいい。狼のような相棒で、強がるヨハネに容赦なくツッコミを入れる。演じているのが日笠陽子で、あの低めの落ち着いた声が、こじらせ気味のヨハネの背中をぽんと叩くみたいに響く。序盤、心細さを押し隠して虚勢を張るヨハネの隣で、ライラプスがふっと表情を緩める場面があって、そこで思わず画面を巻き戻した。言葉では励まさないのに、ちゃんと隣にいる——その距離感の芝居がとにかくうまい。 もうひとつ効くのが、町や旅先で出会う人々が、原作と同じ声で別の人生を生きていること。旅館を切り盛りする姉妹を阿澄佳奈と伊藤かな恵が演じていて、耳は「あ、この声」と反応するのに、画面の中身は知らない誰か。その小さなズレが、異世界の手触りをつくっている。終盤、ヨハネがある人物の手を取る短いカットで、音楽がすっと引いて足音だけになる瞬間があって、そこでようやく涙腺がゆるんだ。読んで見たくなったら——『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ラブライブを追いきれていないけど、丁寧な日常ファンタジーは好きな人
- 「自分はどこか馴染めない」という感覚を抱えて生きてきた人
- 風景・空気感・音楽でゆっくり浸る時間が好きな人
- 見知ったキャラの”if”を、まったく別の角度から眺めたい人
合わない人
- 派手なバトルや、はっきりしたアイドルのライブシーンを期待している人
- 物語にスピード感や大きな起伏を求める人
- 原作の設定や関係性がそのまま続くことを前提に見たい人
次に見るなら
港町でのんびりした空気と、自分の居場所を見つけていく感触が好きならたまゆら。写真を片手に町をめぐる少女たちの話で、派手さはないのに、見終わると胸があたたかい。旅と出会い、そしてささやかな別れの連なりが刺さったなら魔女の旅々。魔女が各地を渡り歩くファンタジーで、訪れた土地ごとに違う人生がそっと描かれる。とにかく穏やかな田舎の日常に浸りたいならのんのんびより。何も起きない時間の豊かさを、これでもかと味わわせてくれる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXTで視聴できます。複数の配信サービスで配信されているため、ご自身が利用中のサービスに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。気になった方は、いずれかのサービスでチェックしてみてください。






