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ドキドキ! プリキュア
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
愛田昭和は常に他者のために行動する心優しい少女。学校のオリエンテーション中にクローバータワーを訪れた際、「自分勝手」と名乗る敵が突然現れ、彼女の心を操ろうとした。この敵に立ち向かうため、昭和は魔法の妖精シャルルの力を借りてプリキュアに変身する。世界の平和を守るため、彼女の戦いが始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
愛田昭和は、自分のことよりも他者を優先する心優しい中学生。しかし彼女が日常を送るなか、「自分勝手」と名乗る謎の敵が突如として現れ、人々の心を蝕もうとする。昭和は不思議な妖精シャルルと出会い、その力を借りてプリキュアへと変身。仲間とともに愛と正義のために戦う物語が始まる。みどころ・魅力
① 「愛」をテーマにした深いストーリー展開
本作は「愛とは何か」を一貫したテーマとして描きます。キャラクターそれぞれが異なる形の愛を体現し、戦いを通じて自分や他者への向き合い方を深めていく成長物語としての側面も大きな魅力です。② 個性豊かなプリキュアたちのチームワーク
キュアハート、キュアダイヤモンド、キュアロゼッタ、キュアソードと、性格も背景も異なる4人が力を合わせる姿が見どころ。それぞれのキャラクターに丁寧なエピソードが用意されており、誰かしら感情移入できる存在が見つかります。③ 感情を揺さぶる変身・必殺技演出
プリキュアシリーズらしい華やかな変身シーンと迫力ある戦闘演出が本作でも健在。特に必殺技の映像美はシリーズファンにも高く評価されており、初見の方でも思わず引き込まれるクオリティです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 山口亮太 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 高橋晃 |
| 音楽 | 高木洋 |
| OP | 黒沢ともよ「Happy Go Lucky! ドキドキ! プリキュア」 |
| ED | 吉田仁美「この空の向こう」 |
| ED | 吉田ひとみ「ラブリンク」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュアは把握するのを、ある時点で諦めた。シリーズが増えすぎて、どこから入ればいいかわからなくなった、というやつだ。それでもドキドキ!プリキュアに手を出したのは、釘宮理恵が主要キャストに名前を連ねているのを見たからだった。出演作が400本を超えるキャリアを持つ声優が、子ども向けの変身ヒロイン系に出るというのは珍しい。「どういう役なんだろう」という興味が先に立った。
最初に見たとき、正直に言えば「想像よりずっと真っ当な魔法少女もの」だと思った。主人公の相田マナが純粋に他者のために行動する子で、その動機に嘘がない。2回目に見直したとき気づいたのは、敵側の「自分勝手」という概念が、単なる悪役の理屈じゃなく、現実の人間誰もが持っている欲望の話として描かれているということだった。ヒーロー側の「正しさ」より、敵側の「わかる」感覚のほうが丁寧に設計されている。
「自分のために生きるな」ではなく、「他者のために生きる喜び」の話
このシリーズを貫く軸は「愛」だが、恋愛の話ではない。主人公・相田マナは徹底して他者を優先する。放っておけない、困っている人を見ると黙っていられない、そういうキャラクターとして描かれている。最初は「道徳の教科書みたいな主人公だな」と思う。ところが話が進むにつれて、その「他者のために動く」行動原理が、実は本人にとっての「楽しさ」に直結していることがわかってくる。自己犠牲ではなく、人のために動くこと自体が彼女の生き方であり喜びだという設計だ。
対置されているのが、敵の名乗る「自分勝手」という概念。これが単純な「悪」として描かれていないのがこの作品の肝で、「自分の欲求を優先したい」という感情自体は誰にでもある。そこに共感させておいて、それでも「誰かのために動くこと」がいかに豊かな経験を生むかを、マナというキャラクターで体現してみせる構造になっている。
生天目仁美が演じるマナのセリフまわしは、説教くさくならないギリギリのラインをずっとキープしている。正しいことを言っているのに押しつけがましくない、という声の演技はかなり難しいはずで、そこの温度感が作品全体のトーンを決定づけている。
菱川六花役の寿美菜子は、マナとは対照的な「慎重で理屈から入るタイプ」として機能しており、このふたりの掛け合いがドラマの推進力になっている。どちらか片方では成立しない関係性で、同じ「愛」への向き合い方が違うふたりが並走することで、テーマが多層的に展開する。
「愛とは何か」を問う作品は多いが、この作品は答えを「感情」ではなく「行動」に置いている。そこが一番誠実だと思う。
特に刺さったシーン
序盤、マナが変身直後に敵と向き合う場面。圧倒的な力量差があるなかで「それでも前に出る」という選択をする瞬間、生天目仁美の声のトーンが一段下がる。ここの演技が好きで、「強がってる」でも「覚悟した」でもない、もっと日常に近い感情で踏み出す感じが出ている。変身ものの定番演出を踏みながら、キャラクターの地が出てくる場面だった。
それと、釘宮理恵演じる円亜久里が本格的に動き始めるあたり。400本以上のキャリアを持つ声優が、このシリーズで見せるのはいわゆる「釘宮ボイス」の正統進化みたいな役作りで、少し意地っ張りだが本質的にまっすぐなキャラクター。想定内といえば想定内だが、それが「正解」として機能している安定感がある。中盤のある感情が爆発する場面では、思わず音量を上げた。
田中真弓のイーラも印象に残る。長いキャリアで培った「声だけで空間を支配する」技術を、ああいう形で使うのかという驚きがあった。子ども向けの枠で聴けるとは思っていなかった。
読んで見たくなったら——『ドキドキ! プリキュア』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 魔法少女ものを10年以上追いかけている人(前提知識がなくても入れるが、知識があるほど面白い)
- 釘宮理恵・生天目仁美ファン(両者の掛け合いが序盤から見どころになっている)
- 「自己犠牲」ではなく「利他の喜び」を描いた物語が好きな人
- 子ども向けと侮れない作劇の密度を確認したい人
合わない人
- プリキュアシリーズ特有のフォーマット(変身・浄化・敵撃退の繰り返し)が苦手な人
- シリアス一辺倒のダークなドラマを期待する人(明るさとシリアスが共存するが、根本は明るい)
- 「正しい主人公」に感情移入しにくい人(マナの善良さについていけないと早い段階できつくなる)
次に見るなら
スイートプリキュア♪(2011年)——プリキュアシリーズ内でも「対立するふたりが組む」構造を持った一作。感情の機微をていねいに拾う作劇で、ドキドキと同じく関係性のドラマを軸に見られる。声優陣も豪華で、シリーズ入門にも向いている。
カードキャプターさくら(1998年)——「誰かのために戦う」という動機の原型として、今も参照点になる作品。マナの行動原理に共感したなら、さくらの優しさの描き方も刺さるはずだ。古い作品だが作画は今見ても機能している。
ハピネスチャージプリキュア!(2014年)——ドキドキの翌年の作品で、「愛」を世界規模のテーマとして引き継いだ続作的な立ち位置。プリキュア世界の広がりをそのまま追いたいなら自然な次の一本になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ドキドキ!プリキュア』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。主要な動画配信プラットフォームに幅広く対応しているため、すでに利用中のサービスでそのまま楽しめます。気になる方はお好みのサービスからぜひチェックしてみてください。


