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ゴールデンカムイ 第二期 OVA
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Geno Studio |
『ゴールデンカムイ』の単行本第17巻、19巻、23巻に同梱されたOVA作品です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ゴールデンカムイ』の単行本第17巻・第19巻・23巻にそれぞれ同梱されたOVA作品です。北海道の大地を舞台に、アイヌの埋蔵金をめぐって元陸軍兵・杉元佐一とアイヌの少女・アシリパが繰り広げる冒険と戦いを描いた本編の番外エピソードが収録されています。TV本編では描かれなかった原作シーンや、キャラクターたちの意外な一面が楽しめる貴重な映像作品です。みどころ・魅力
① 単行本付録だけに収録された希少エピソード
TV放送では描かれなかった原作エピソードをアニメで楽しめるのがこのOVAの最大の価値です。単行本購入特典として制作されたため、コアなファンでも見逃しがちな作品。映像化によってキャラクターの動きや声が加わり、原作ファンにとっても新鮮な体験となっています。② 個性豊かなキャラクターたちの”素顔”
本編では緊張感のあるシーンが続く『ゴールデンカムイ』ですが、OVAではコメディ要素やキャラクターの日常的な側面が強調されています。杉元や白石、鶴見中尉など個性的な面々のゆるい掛け合いは、本編とは異なる魅力があり、作品の新たな一面を発見できます。③ 第二期の世界観・アイヌ文化をより深く味わえる
TV第二期で描かれた北海道の雄大な自然とアイヌ文化の世界観が、OVAにも丁寧に反映されています。本編を視聴した後にOVAで補完することで、作品全体への理解と愛着がより深まります。第二期ファンにとって必見のサイドコンテンツです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| ED | イースタンユース「時計台の鐘」 |
|---|---|
| ED | ザ シクスライ「Hibana」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2期本編を見終わって、「まだある」と知ったときの感覚は今でも覚えている。単行本同梱のOVAというのは、リアルタイムで追いかけていた人間だけに配られたご褒美みたいなもので、後追い組には少し悔しい仕組みだ。でも今は配信でも見られる。本編2期まで見たなら、そのまま流れで見ていい。むしろ見ないほうがもったいない。
第17巻・19巻・23巻に同梱された3本構成で、本編の続きではなく「補完」に近い位置づけ。本筋の緊張感からは少し外れた場所にある話が多く、最初はそのギャップに戸惑った。2期を追いかけていた身としては、あの重たい展開の後にこれが来るのか、という感じ。でも2回目に見ると、この「抜き」がちゃんと意図されているのがわかった。本編では見せない顔を引き出すための、意図的な余白だと思う。
本編の「隙間」にだけ生きているキャラクターの息遣い
ゴールデンカムイという作品は、本編だけ見ていると「金塊争奪」という軸でキャラクターが動いているように見える。でもこのOVAを見て気づいたのは、あの世界に生きているキャラクターたちは、金塊とは関係ないところでもちゃんと生きていた、ということだ。
OVAはコアファン向けというのが大前提で、本編を知らない人間が見ても半分も楽しめない。でもそれでいいと思っている。これは「本編の補足説明」ではなく、「本編を愛した人間へのサービス」として設計されている。だから、あのキャラクターがこんな場面でこんな顔をするのか、という驚きが何度もある。
白石晴香が演じるアシㇼパの声は、本編では緊張や怒りや悲しみといった感情を担うことが多かったが、OVAでは彼女の「子どもらしさ」が前に出る瞬間がある。同じ声なのに、こんなに柔らかくなるのかという驚きがあった。本編とOVAを行き来すると、そのコントラストがはっきりする。
津田健次郎の尾形も、本編では張り詰めた静けさを纏っているキャラクターだが、OVAでは少し違う空気をまとう瞬間がある。「このキャラがこういう場所にいること」の違和感も含めて楽しめる。あの声の低い圧力は、シリアスな場面でなくても機能する。
大塚明夫が演じる二瓶鉄造は、本編でも存在感が別格だったが、OVAでの扱いには「こういう使い方をしてきたか」という感嘆があった。あの渋みは何に乗せても沈まない。
単行本同梱のOVAというフォーマット自体が、「本を買ってくれた人だけに見せる」という選別の仕組みで、その閉じた空気が作品にも染み出している。マスに届けようとしていないからこそ、自由にできている部分がある。コメディ寄りの場面も、本編のトーンを気にせず振り切っていて、それが逆に気持ちいい。
特に刺さったシーン
立木文彦のナレーションが入る場面がいくつかあって、あの声で状況説明をされると、どんな内容でも締まって聞こえるのが少しずるいと思った。ゴールデンカムイという作品は、ナレーションの使い方が本編からずっとうまくて、OVAでもそれは変わらない。笑える場面に立木文彦の声が被さると、ギャップで余計に笑ってしまう。
関俊彦の辺見和雄が出てくる場面は、本編でもキャラクターとして強烈だったが、OVAでのその使われ方には「なるほど、この人をこっちに持ってきたか」という納得感があった。あの声の質感は、どこに置いてもキャラクターを異形のものにする。
個人的に一番刺さったのは、日常に近い場面でのキャラクター同士のやりとりで、本編では生き死にがかかっているから見えなかった「この人はこういう人間だった」という情報が、OVAのゆるんだ空気の中でぽろっと出てくる瞬間だった。2回目に見ると、その細部がもっとよく見える。
読んで見たくなったら——『ゴールデンカムイ 第二期 OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ゴールデンカムイ2期を最後まで見ていて、キャラクターへの愛着がある人
- 本編の重たい展開からいったん離れて、別の顔を見たい人
- 声優の演技を「このキャラでこの演技」という組み合わせで楽しめる人
- 単行本同梱OVAという「ファンへの贈り物」的な位置づけが好きな人
- コメディに振れた場面でも世界観が崩れないアニメが好きな人
合わない人
- 本編を見ていない、またはうろ覚えの状態で見ようとしている人
- OVAに本編と同じ密度のドラマを求めている人
- 短編・断片的な構成が苦手な人
- ゴールデンカムイのコメディ成分をもともと好んでいない人
次に見るなら
ゴールデンカムイの「歴史×サバイバル×濃いキャラクター」という組み合わせが好きなら、ヴィンランド・サガはほぼ確実に刺さる。北欧ヴァイキングを舞台にした復讐と贖罪の話で、本編の重さとOVAの余白、どちらも持っている作品だ。WIT StudioとMAPPAという変わり目もあって、制作面でも話題になった。
北海道という土地への愛着がゴールデンカムイで芽生えたなら、銀の匙も見ておいて損はない。農業高校を舞台にした荒川弘の作品で、北海道の大地と食と人間関係が丁寧に描かれている。ゴールデンカムイとは全然違う空気だが、「あの土地で生きる人間」という視点は通じるものがある。
OVAのコメディ成分が思ったより楽しかったという場合は、どろろ(2019年版)も候補に入れていい。シリアスな和風アクションの中に、キャラクターの「人間らしさ」が滲み出る瞬間の使い方が似ている。百鬼丸と百姓の関係性は、杉元とアシㇼパのそれと重ねて見ると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ゴールデンカムイ 第二期 OVA』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。TV本編と合わせてOVAも一緒にチェックしてみてください。









