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聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
女性サオリ・城戸はコスモスと呼ばれる力と、自分が女神アテナの転生者であること、そしてアテナを守る戦士「聖闘士」の存在を知る。太古より、アテナの化身を守るために聖闘士たちが存在してきた。邪悪な力が現れると、彼らは自らの力を示す。
作品概要・あらすじ
あらすじ
普通の女子高生として暮らしていた城戸沙織は、ある日突然「自分が女神アテナの生まれ変わりである」という衝撃の事実を告げられる。アテナを守護するために存在する戦士・聖闘士たちもまた、その使命に目覚めつつあった。だが聖域(サンクチュアリ)の頂点に立つ教皇は、沙織を偽のアテナとして排除しようとする。命を狙われた沙織を守るため、5人の青銅聖闘士たちが十二宮を突破する死闘に挑む。みどころ・魅力
① フル3DCGで描き直された黄金聖闘士との激闘
本作は原作・旧アニメを現代の映像技術でフルリメイクした劇場版。黄金聖闘士が操る「小宇宙(コスモ)」の波動や聖衣(クロス)の質感がCGによってダイナミックに表現されており、十二宮それぞれの戦いが圧倒的なビジュアルで堪能できます。② テンポよく凝縮された十二宮突破のストーリー
旧アニメでは数十話かけて描かれた十二宮編が、90分強の映画としてスピーディに再構成されています。原作ファンには懐かしく、初見の方にも入りやすい構成で、聖闘士星矢の世界観への入門作としても適しています。③ 沙織とセイヤの関係性を中心に据えた感情的な物語
本作では城戸沙織の視点を重視した語り口になっており、守られるだけでなく自らの意志で運命と向き合う彼女の姿が描かれます。セイヤとの信頼と絆が物語の核となっており、アクション一辺倒でなく感情移入しやすい作品に仕上がっています。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | さとうけいいち |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 宮本浩史 |
| ED | ヨシキ feat. ケイティ・フィッツジェラルド from Violet UK「Hero (Yoshiki Classical Version)」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
聖闘士星矢といえば小学生の頃にアニメを見ていた世代なので、「フルCGで劇場版」というニュースを聞いたときの感情は複雑だった。期待7割、不安3割じゃなくて、むしろ逆くらい。あの聖衣のギラギラ感をCGで表現するのか、と。
実際に劇場で見てみたら、その不安は半分当たって半分外れた、という印象だった。CGの質感そのものは2014年の邦画CGとしては高水準だと思う。ただ、星矢たちの動きに「肉体の重さ」がないというか——原作の聖闘士が繰り出す一撃には「これで死ぬ」という質感があるのに、CG版は軽く見えてしまう瞬間があった。2回目で冷静に見直したら、それはCGの問題というよりカメラワークの問題に近いと気づいたけれど。
石川界人の星矢は、あの少年っぽい無鉄砲さをちゃんと声に乗せていて、最初の印象より断然よかった。
守る側と守られる側の役割が、この映画では最初から逆転している
「聖闘士が女神を守る」——原作の構造はシンプルにそう読めるが、LEGEND of SANCTUARYはその前提をかなり意識的に揺さぶっている。サオリ・城戸というキャラクターは、守られる存在として物語に入ってくるのに、彼女自身が自分の運命を選ぼうとする主体性を持っている。「私を守れ」と命じるのではなく、「自分がアテナであること」を受け入れるまでの葛藤が、この映画の実質的な中心にある。
星矢たちの戦いは、女神を守るための戦いという体裁を取りながら、実は「サオリ自身が自分を肯定するための時間を稼ぐ戦い」でもある。聖闘士はサオリの肉体を守っているのではなく、彼女が覚悟を決めるための「間」を命がけで作っている。そう読むと、終盤の展開がかなり違って見えてくる。
原作ファンがこの映画に賛否を持つのはCGだけの問題じゃないと思っていて、おそらく「星矢たちの戦いの動機」が少し希薄に見える場面があるからだ。原作では積み重ねられてきた師弟関係・仲間関係があって、だから死んでも戦うという説得力があった。劇場版一本という尺の制約の中では、どうしてもその土台が薄くなる。
ただそれは欠点でもあるが、同時に「聖闘士星矢を知らない人への入口」としての割り切りでもある。複雑な設定や過去の因縁より、「女神とは何か」「守るとはどういうことか」という問いを一本の映画として立てることにフォーカスした選択だと思う。その方向性自体は間違っていない、と今は思っている。
特に刺さったシーン
小山力也のアルデバランが出てくる場面は、映画館の音響でとにかく効いた。あの声の太さとスクリーンサイズが合わさると、「黄金聖闘士」という存在の格が一気に画面に立ち上がる。「この人は強い」という情報を台詞で説明しなくても、声だけで伝わってしまう瞬間がある。小山力也でよかった、と素直に思った。
岡本信彦の瞬は、優しさと強さの両立が難しいキャラクターだと思うのに、戦闘中でも台詞の端々に「相手を傷つけることへの躊躇」みたいなものが滲んでいて、それが瞬らしかった。セリフとして語られるより、声のトーンで表現されていた部分。
氷河を演じた小野賢章は、クールなキャラクターをフラットに演じる人という印象があったが、この映画では感情が表に出る場面でちゃんと揺らぎがあって、2回目に見たとき初めてそこに気づいた。1回目は映像を追うので精一杯だったので。
読んで見たくなったら——『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 聖闘士星矢の原作・旧アニメに思い入れがあり、現代のスタッフによる再解釈を見たい人
- 豪華声優陣の演技を劇場音響で体感したい人(dアニメ配信でも十分だが、音の話をするなら劇場体験は別物だった)
- 90分前後で完結するバトルファンタジーをサクッと見たい人
- フルCGアニメの技術的な試みを一本の作品として評価できる人
合わない人
- 原作の熱量・重量感を期待して見ると、CGの軽さにどうしても引っかかる人
- 聖闘士星矢を全く知らない状態で見ると、キャラクターへの感情移入が難しいかもしれない
- 「守る・守られる」の構図が苦手、もしくは女神を巡る物語の様式美が好きでない人
次に見るなら
同じく往年の人気作をフルCGで作り直した試みとして、蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- がある。艦艇×CGという制約をむしろ逆手に取った作品で、「CGだからこそできる演出」に振り切った方向性が面白い。LEGEND of SANCTUARYのCGに違和感を覚えた人が見ると、また別の評価軸が生まれる。
女神や神話的存在を守る使命を持つ戦士たちの物語という文脈では、Fate/stay night [Unlimited Blade Works](劇場版)が近い。「守護者であることの意味」をキャラクターが問い直す構造が、LEGEND of SANCTUARYと重なる部分がある。こちらはdアニメストアでも見られる。
聖闘士星矢の世界観をもっと深く掘り下げたいなら、聖闘士星矢Ω(TVシリーズ)も選択肢に入る。同じ聖衣・コスモのルールの中で、新世代が描かれる作品なので、LEGEND of SANCTUARYを入口にして続けて見るのにちょうどいい距離感がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』は、dアニメストアで配信中です。フル3DCGで描き直されたダイナミックな聖闘士バトルを、手軽にスマートフォンやテレビで楽しめます。聖闘士星矢シリーズを初めて観る方にも、原作ファンの方にも満足いただける一作ですので、ぜひdアニメストアでご覧ください。
