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炎炎ノ消防隊
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | David Production |
太陽暦198年の東京。特殊消防隊は、人間が炎の怪物「インフェルナル」へ変異する現象と戦っている。初期型は意識を失うが、後発型は人間の姿を保ちながら炎を操る能力を獲得する。炎を自在に操る少年・森羅日下部が、この謎の現象に立ち向かっていく。
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配信状況まとめ
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作品概要・あらすじ
あらすじ
太陽暦198年の東京。人間が突然発火し、炎の怪物「インフェルナル」へ変異する謎の現象が世界を脅かしていた。その脅威に立ち向かうのが、各地に設置された特殊消防隊だ。悪魔の足跡と呼ばれる炎を足裏から噴出する能力を持つ少年・森羅日下部は、幼い頃に家族を炎で失った過去を背負いながら第8特殊消防隊に入隊。変異現象の真相を追ううちに、世界の秘密と自身の出生に隠された大きな謎へと迫っていく。みどころ・魅力
① 圧倒的なクオリティの炎エフェクトと迫力のバトル
david production制作による炎の表現は本作最大の見どころ。キャラクターそれぞれが独自の炎能力を駆使して戦うバトルシーンは、色彩豊かな炎エフェクトと流麗なアクション作画が融合し、視覚的な満足感が高い。特に森羅の「悪魔の足跡」を活かした高速戦闘は爽快感抜群だ。② 謎と伏線が積み重なるダークな世界観
一見すると消防士たちの活躍を描く王道バトルに見えて、その裏には「なぜ人は発火するのか」「太陽神教団の目的とは」といった重層的な謎が張り巡らされている。宗教・陰謀・人体実験といったダークな要素が物語に深みを加え、続きを追いたくなる引力がある。③ 個性豊かなキャラクターと熱いチームワーク
第8特殊消防隊のメンバーは、クセの強い能力者揃いながらも互いに認め合いながら成長していく。隊長・オビが炎能力を持たない普通の人間でありながら隊を率いる姿は特に印象的。笑いあり涙ありのキャラクター同士の掛け合いが、重いテーマの中に温かみをもたらしている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 八瀬祐樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 蓜島岳斗 |
| キャラクターデザイン | 守岡英行 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 美術監督 | 高峯義人 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | Mrs.GREEN APPLE「インフェルノ」 |
| OP | coldrain「MAYDAY feat. Ryo from CRYSTAL LAKE」 |
| ED | Keina Suda「veil」 |
| ED | Lenny code fiction「脳内」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「消防士がバトルする話」という雑な要約を鵜呑みにして、最初はあまり期待していなかった。2019年当時、深夜アニメの洪水の中でビジュアルだけ見て「なんかジャンプっぽいやつ」と判断して後回しにしていたやつ。実際に見始めたのは友人に「アクション作画だけでも見る価値ある」と言われたからで、1話を流し見するつもりが気づいたら3話まで見ていた。
2周目で気づいたのは、世界観の作り込みがかなり丁寧だということ。太陽暦198年の東京、という設定を最初は流していたけど、宗教組織の構造とかインフェルナルの発生メカニズムとか、SFとしてのロジックがちゃんと積み上がっている。1回目は勢いで見てしまうが、落ち着いて見返すと「あのシーンそういうことだったのか」という発見が散らばっている。
「炎」を纏うことでしか、過去に向き合えない男の話
炎炎ノ消防隊を単純なバトルアクションとして消費するのはもったいない。この作品が本当に描いているのは、「能力の使い方」ではなく「能力を持って生まれた人間がどう自分を正当化するか」という、かなり内省的なテーマだと思っている。
主人公の森羅日下部は、幼少期の火災で母と弟を失い、炎の能力ゆえに「悪魔」と呼ばれて育った。その彼が炎を操る消防士になる、という設定は一見シンプルな「弱点を克服する成長譚」に見える。でも実際には、彼が炎と向き合うたびに過去のトラウマが刺激されて、「なぜ自分だけ生き残ったのか」という問いから逃げられない構造になっている。正義感の強さと、その裏に張り付いている罪悪感が、どこかアンバランスなんだ。
個人的にしんどかったのは、森羅があまりに真面目すぎること。仲間のために動く、市民を守る、真実を追う——そこに一切のよどみがなくて、2周目はむしろそこが気になった。あれだけの経緯を持ちながら、なぜあそこまで迷いなく「正しいこと」を選べるのか。これは批判ではなく、作品が意図的に置いている問いだと思っている。完璧すぎる主人公の周囲に、もっと生々しく揺れるキャラクターを配置することで、対比として森羅の「異常さ」が浮かび上がる構成になっているから。
特殊消防隊という組織の腐敗や宗教との癒着も、物語が進むにつれて表に出てくる。「正義の機関」の内部から問題提起する展開は、バトルものとしては珍しい視点で、SF的な世界観設定がそこに厚みを加えている。炎という現象ひとつに、個人の業と社会の欺瞞の両方を乗せようとしている野心は、かなり本気だと感じた。
特に刺さったシーン
アクション作画の話をしたいのだが、まず関智一の芝居について触れておきたい。烈火星宮役の関智一、あの人は怒鳴っても静かに話しても等しく「重さ」がある。序盤の修行シーンで師として森羅に向き合うところ、言葉数は少ないのに一言一言の質量がちがうのが分かる。374本のキャリアが染み込んだ間の取り方で、「この人ただ者じゃないな」という空気を画面全体に漂わせていた。
悠木碧演じる環古達は、戦闘中と平常時でトーンの落差が大きくて、戦いになった瞬間の声の切れ味が異様に気持ちいい。あの役、書き方によっては記号的なキャラクターで終わっていたと思うが、悠木碧が細部の感情を拾ってくるおかげで人間として見られた。
それと中盤以降のバトルシーン、特に炎を使った空中戦の処理が好きで、火の粉や熱気の描写に明らかに手間がかかっている。2回目に見たときは内容より「このカット誰が描いたんだろう」とばかり考えていた。アクション目当てで見ても損はしない、という最初の口コミは正直だった。
読んで見たくなったら——『炎炎ノ消防隊』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バトルアクションと世界観考察を同時に楽しみたい人
- 宗教・組織の腐敗・陰謀論的な構造が絡む話が好きな人
- 声優の芝居を追いながら見る習慣がある人(キャスト陣が豊富)
- 炎・火・光の作画に無条件で反応してしまう人
合わない人
- 主人公が迷わない・折れないタイプのキャラクターが苦手な人(森羅は終始ブレない)
- ギャグパートと真剣なシリアス展開の落差が気になる人(振れ幅は大きい)
- 謎を序盤から丁寧に回収してほしい人(引っ張りは長め)
次に見るなら
僕のヒーローアカデミア——「能力を持って生まれた人間の社会的責任」という軸が炎炎と重なる。ただヒロアカの方がキャラクターの感情の起伏を丁寧に追う作りなので、森羅のストイックさに食い足りなさを感じた人にはこっちの方が刺さるかもしれない。
ソードアート・オンライン——世界観の謎解きとバトルを両立させようとする構成が近い。規模感のある設定を引き回しながら主人公の個人的な動機を中心に据える作り方が似ている。SFとアクションを同時に摂取したい気分のときに。
青の祓魔師——「炎の力を持ちながら正義の側で戦う」という構図が直接的に重なる。主人公の業や出自の問題を物語の核に据えている点も共通していて、炎炎のテーマ面が好きだった人には入りやすい。
よくある質問
まとめ
『炎炎ノ消防隊』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluと、主要な動画配信サービスで幅広く視聴可能です。サブスクリプションをお持ちであればすぐに視聴を開始できるため、見逃した方も今すぐチェックできる環境が整っています。各サービスの無料トライアルを活用すれば、第1話から気軽に試してみることもできます。





























































































