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AMNESIA OVA
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | Brain’s Base |
テレビアニメ全6巻購入時のアニメイト特典です。OVAの内容はドラマCDからの抜粋となっています。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『AMNESIA』はテレビアニメ全6巻をアニメイトで購入した際の特典OVAです。内容はドラマCDからの抜粋で構成されており、記憶を失ったヒロインとイケメンたちが織りなすファンタジー世界の断片を映像で楽しむことができます。テレビシリーズとは異なる視点やエピソードが収録されており、作品をより深く堪能したいファン向けの特別映像となっています。
みどころ・魅力
① ドラマCDならではの濃密なキャラクター描写
ドラマCDから厳選された音声・演技をベースにしているため、テレビアニメでは描ききれなかったキャラクターの内面や関係性が丁寧に表現されています。各攻略対象との感情的なやり取りを改めて堪能できます。
② アニメイト限定という希少価値のある映像体験
全巻購入特典という限定形式で制作された作品のため、通常の視聴では触れられないレアなエピソードが収録されています。コレクターズアイテムとしての側面も持ちつつ、現在は配信でも楽しめるようになりました。
③ 乙女ゲーム原作らしい多彩なルートの雰囲気
ゲーム原作の世界観を忠実に再現しており、ハート・クラブ・ダイヤ・スペードそれぞれの世界に続くキャラクターたちの魅力が凝縮されています。原作ファンはもちろん、アニメから入ったファンも楽しめる内容です。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 原案キャラデザ | 花邑まい |
|---|---|
| OP | やなぎなぎ「Zoetrope」 |
| ED | やなぎなぎ「星々の渡り鳥」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
アニメイト限定の全巻購入特典、というのは「ここまで付き合いました」という証明みたいなもので、本編を完走してからでないとほぼ何も楽しめない構造になっている。AMNESIA OVAも正直そういう代物で、最初に再生したとき「あ、これはドラマCDの抜粋だ」と即座に気づいた。映像的な動きは控えめで、キャストの声が中心に据えられている。それでもケント役の石田彰の声が流れてきた瞬間、ああ、また会えた、という感じがしたのは事実だ。本編の緊張感とは少し違う、柔らかい空気感がそこにはあった。2回目に見たとき、これは本編の補完ではなく「延長戦」として機能しているんだと腑に落ちた。
「全巻買った人だけが味わえる、もう少しだけいたい時間」という設計
購入特典OVAというフォーマットは、物語を前に進めるために存在していない。それはもう最初から諦めている。AMNESIA OVAの場合、元がドラマCDからの抜粋ということもあって、本編では描かれなかったキャラクターたちの「素の瞬間」が切り取られている構造だ。本編のAMNESIAは、記憶を失ったヒロインが並行世界を渡りながら各ルートの男性と向き合う、重くてやや息苦しい物語だった。だからこそ、このOVAの空気が妙に軽く感じる。シン、イッキ、ケント、トーマ——それぞれとの関係が既に積み上がった状態で、その先の「もしこんな日常があったら」を描くのが購入特典OVAの役割だ。
ドラマCDからの抜粋という素材の性質上、セリフ劇として成立するように設計されている。声優の演技を聴かせることに特化したフォーマット、ともいえる。石田彰が演じるケントの、少し不器用で真面目すぎる話し方。柿原徹也のシンの、表面上はぶっきらぼうだが時折こぼれる素直さ。谷山紀章のイッキは本編では「フェロモン持ち」という設定がどうしても先行するが、このOVAではその設定から少し自由な場面が楽しめる印象がある。日野聡のトーマは、本編での立ち位置がかなり重たかっただけに、軽めのトーンで声が聴けること自体が嬉しかった。
購入特典OVAを「単体で評価する」のはそもそも設計の外にある話で、これは本編という文脈の中でのみ輝くコンテンツだ。逆にいえば、本編を最後まで見ていて「もう少しだけこの世界にいたい」と思った人にとっては、その時間を正確に提供してくれる。
特に刺さったシーン
石田彰が演じるケントのセリフ回しを聴いているとき、ああこの人は本当にこういう役が上手いなと毎回思う。感情表現が直接的ではなく、論理的な話し方の隙間から感情がにじみ出てくるような演じ方。本編では謎や緊張感の中で発揮されていたそれが、OVAの緩い日常文脈に置かれると、また違う角度で刺さってくる。「こんな言い方するのかこの人」という発見が、2回目の視聴で出てきた。
谷山紀章のイッキは、本編では「誰とでも目が合うと恋に落ちてしまう」というちょっと特殊な設定のせいで、ずっと何か制限付きの演技をしている印象があった。ドラマCDベースのこのOVAでは、そういう設定の重さから少し解放されたような瞬間があって、そこが個人的には一番楽しかった。本編での絡まり方とは違う声のトーンで、ああこっちのイッキも好きだと思った。名塚佳織のヒロインは台詞が少なくても存在感があって、それは本編からそのままここでも続いている。
読んで見たくなったら——『AMNESIA OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- AMNESIAのテレビシリーズを最後まで見て、もう少しだけ登場人物たちと時間を過ごしたい人
- 石田彰・日野聡・柿原徹也・谷山紀章・名塚佳織の演技をとにかく聴きたい人
- ドラマCD的な「声優演技を集中して聴く」という体験が好きな人
- 重めだった本編の後に、軽い空気で同じキャラクターたちに会いたい人
合わない人
- AMNESIAの本編を見ていない人(前提なしでは楽しみようがない)
- 映像として動きのあるアニメを期待している人(ドラマCDベースのため映像は控えめ)
- 本編の続きや謎の解消を期待している人(そういう内容ではない)
- 新規でAMNESIAに入りたい人(このOVAは絶対に入口ではない)
次に見るなら
乙女ゲーム原作・複数ルートの男性キャラという軸で探すなら、薄桜鬼は外せない。幕末という重めの時代設定の中で、同じように運命と向き合うヒロインの話で、購入特典OVAも存在するほどコアなファン層を持つ作品だ。AMNESIAの「閉じた世界で選択を迫られる」という息苦しさと似た空気がある。
うたの☆プリンスさまっ♪シリーズは、逆ハーレム・複数イケメン声優・乙女ゲーム原作という括りでは最も大きなタイトルで、AMNESIAよりポップで明るいトーンが特徴。シリアスな空気が少し重かったと感じたならこちらの方が入りやすい。谷山紀章が出演しているのも共通点で、こちらでの演じ方との比較が面白い。
ドラマCDに近い声優演技を楽しむという方向では、BROTHERS CONFLICTもおすすめしたい。多人数のキャラクターを個別に掘り下げる構造で、声優陣の演技を比較しながら見られる。どの声でテンションが上がるかが人によって全然違うのが、このジャンルの面白さだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『AMNESIA OVA』はdアニメストアおよびU-NEXTで現在視聴できます。テレビシリーズと合わせて配信されているため、本編を見終わった後にそのまま続けて楽しむことができます。アニメイト限定だった特典映像をいつでも手軽に視聴できるのは、配信ならではの大きなメリットです。
よくある質問
まとめ
『AMNESIA OVA』はdアニメストアおよびU-NEXTで現在視聴できます。テレビシリーズと合わせて配信されているため、本編を見終わった後にそのまま続けて楽しむことができます。アニメイト限定だった特典映像をいつでも手軽に視聴できるのは、配信ならではの大きなメリットです。

