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チーズスイートホーム あたらしいおうち
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 104話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
チーは山田家と暮らしていますが、「ペット禁止」のアパートに彼女を無理に隠れさせるのは不公平だと判断します。そこで家族は、チーの幸福のためには彼女を手放すしかないという結論に至ります。
作品概要・あらすじ
あらすじ
子猫のチーは、山田家の温かな家族と幸せな日々を送っています。しかし、暮らしているアパートは「ペット禁止」。家族はチーを隠しながら生活していましたが、それがチーにとって本当に幸せなのかと向き合うことに。大好きな家族と離れなければならないかもしれないという切なさを背景に、チーと山田家の新しい生活の形を模索する物語が描かれます。みどころ・魅力
① 子猫チーのしぐさがひたすらかわいい
チーの無邪気な表情や仕草は、猫を飼ったことがある人なら思わず「あるある」とうなずくリアルさ。短編ながら1話1話にチーの愛らしい瞬間が凝縮されており、見終わるたびに「もう一話」と手が伸びる中毒性があります。② 家族の愛情が静かにじんわり伝わる
チーのためにどうするべきかと悩む山田家の姿は、ペットと暮らす家族の葛藤をさりげなく映し出しています。大げさな演出はなく、日常の小さなシーンの積み重ねで温かさが伝わってくるのがこの作品の持ち味です。③ 1話数分・隙間時間にちょうどいいテンポ
TV短編アニメとして1話あたりの尺が短く、忙しい日でもさっと視聴できます。ストーリーの起伏より「今日もチーを見て癒された」という満足感が得られるため、疲れた日のリセットにも最適な作品です。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 増原光幸 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 金春智子 |
| キャラクターデザイン | 小林明美 |
| 音楽 | 伊藤真澄 |
| 美術監督 | 勝井和子 |
| 音響監督 | 藤山房伸 |
| OP | 松本 梨香「Chiisana Dai Bouken」 |
| ED | チー「おうちにかえろう」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は完全に「ながら見」のつもりだった。1話5分のショートアニメで、子猫が出て、ほのぼのしている。それで十分だと思って流し始めたら、気づいたら1クール分見終わっていた。
「あたらしいおうち」は前作チーズスイートホームの続きにあたる。前作でチーが山田家に拾われた経緯を知った上で見ると、「ペット禁止のアパートに住んでいる」という前提がじわじわ効いてくる。最初はそれほど意識せず見ていたが、2周目で改めて家族の表情を追うと、日常のシーンの端々に緊張感が滲んでいることに気づいた。チーが無邪気であればあるほど、その緊張感が浮かび上がる構造になっている。
「ここにいていい」と言えない場所で、それでも暮らすということ
チーズスイートホームは表面上、子猫の日常を描いたほのぼのアニメだ。でも「あたらしいおうち」のシリーズを見ていると、これが実は「居場所」についての話だとわかってくる。
山田家はペット禁止のアパートに住んでいる。チーはそのことを当然知らない。毎日ご飯を食べて、遊んで、眠る。それだけだ。でも家族は知っている。このままではいけないと、頭の片隅で常に思いながら生活している。
「隠して暮らす」という状態は、じわじわと消耗する。それは別に猫の話だけではなくて、「本当はここにいてはいけないかもしれない」という感覚を抱えて毎日を送る、ある種の普遍的な不安に近い。廊下でチーを急いで抱き上げるシーンや、ご近所に気を遣いながら窓を閉める描写——そういう小さい積み重ねが、日常の裏側にある「不安定さ」をじわじわ可視化していく。
物語の核心にあるのは「チーを手放すか、引っ越すか」という家族の選択だ。チーのために場所を変えるという決断は、逆に言えば「チーがいることが、この家族の中心にある」という表明でもある。猫一匹のために引っ越しを決断するのはどう考えても非合理だが、でもそれが家族というものの動き方だ。論理より感情が先に動く。
こおろぎさとみさんが演じるチーの声は、そういうドラマの重さを全部無視した無邪気さで一貫している。それが逆にいい。チーが深刻にならないから、家族のドラマが浮かび上がる。重さと軽さのバランスが、このシリーズの本質的な巧さだと思う。「単なる癒し枠」と括ってしまうにはもったいない、地味に構造が練られた作品だ。
特に刺さったシーン
チーが部屋の中を自由に歩き回っているシーンと、その直後にヨウヘイが廊下に出てドアを静かに閉めるシーンの切り替わりが好きだった。チーは何も知らないまま床を転げ回っていて、ヨウヘイは「今日も管理人さんに会わなかった」とほっとしている。その温度差が何も説明なしに伝わってくる。
小桜エツコさんはヨウヘイとミーという2役をこなしているが、子供の無防備な声と、猫の本能的な声の切り替えが面白い。同じ人の声なのに、ぜんぜん違う生き物に聞こえる。木内秀信さんのケントは家族の中でいちばん現実的な判断をしようとする役どころで、その落ち着いたトーンがドラマの地に足をつけている。
日高のり子さんのミワは、全体を通して「普通のお母さん」として機能している。チーを溺愛しながらも現実的な問題から目を背けない。そのバランスを声だけで表現しているのが地味にすごくて、「あ、これ演技だ」と改めて気づいた瞬間があった。
読んで見たくなったら——『チーズスイートホーム あたらしいおうち』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 猫を飼ったことがある、あるいは一緒に暮らしたことがある人
- 短時間で気持ちを落ち着かせたいとき用のアニメを探している人
- ほのぼのした日常アニメが好きで、でも感情的な芯がないと物足りない人
- 子育て中の親、または子供の頃を懐かしく思う人
- 前作チーズスイートホームを見てチーが好きになった人
合わない人
- ストーリーに起伏やカタルシスを求める人(5分で大きく動くことはない)
- ショートアニメという形式が合わない人(没入感が出る前に終わる)
- 前作を見ていない状態で入ると文脈が薄くなるのが気になる人
- 動物の扱いに感情移入しすぎてつらくなるタイプの人(隠れて飼っている構造が刺さりすぎる場合あり)
次に見るなら
しろくまカフェは動物が主人公の日常系という点で近い。こちらは社会に溶け込んだ動物たちの緩い日常が中心で、チーズスイートホームより尺が長い分ゆっくり消費できる。乾いたユーモアが多めなので、「かわいいだけじゃ物足りない」人にも向いている。
のんのんびよりは動物は出てこないが、日常の小さな瞬間が積み重なって気づいたら感情が動いている構造が似ている。過去に複数回見直しているが、見るたびに「そういえばここ好きだった」という場面が増える。癒し枠の中でも完成度が高い部類。
ゆるキャン△はジャンルとしてはアウトドア系だが、「何も起きないようで、ちゃんと何かが積み重なっていく」感覚がチーズスイートホームと近い。音と空気感を大切にする作品なので、夜に静かに見るのに向いている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『チーズスイートホーム あたらしいおうち』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴できます。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始めることができます。短編アニメなので全話まとめて一気に楽しめるのもうれしいポイントです。


