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バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Seven Arcs |
海底の平和な村パレルに住んでいた少女たちが、大都市の華やかなステージで、きらめくライトの下でアイドルとして活躍することになる。スパンコールの衣装に身を包み、楽しく踊り歌う彼女たちだが、かつては自分たちがこんな輝かしい未来を迎えるとは想像もしていなかった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
海底の小さな村・パレルで穏やかな日々を送っていた5人の少女たち。ある日、大都市の華やかなアイドルシーンに飛び込むことになった彼女たちは、スパンコールの衣装を身にまとい、きらめくライトの下でステージに立つ。歌って踊って、笑って悩んで——海の底では想像もしなかった輝かしい未来へ、少女たちが一歩ずつ踏み出していく日常系アイドルストーリー。みどころ・魅力
① 海底×アイドルという独自の世界観
人魚の少女たちが暮らす海底の村「パレル」と、華やかな都市のアイドルシーンを組み合わせたファンタジー設定が新鮮。日常系のほんわかした空気感の中に、ファンタジーらしい彩りが自然に溶け込んでいて、独特のかわいらしい世界観を作り上げている。② ゆったり流れる日常系の癒し空気
大きな事件よりも、キャラクターたちの何気ないやりとりや感情の機微を丁寧に描く作風が魅力。コメディシーンも柔らかく、ほっこりとした気持ちで視聴できる。忙しい日常の合間に気軽に観られる、癒し系アニメとして楽しめる一作。③ 個性豊かな5人のキャラクター
明るくにぎやかなリーダー格からおっとりマイペースな子まで、5人のキャラクターそれぞれに異なる個性が与えられており、誰かしら好みのキャラクターが見つかるはず。それぞれの関係性や成長を追いかける楽しさも、本作の大きな見どころのひとつ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 西村純二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| 原案キャラデザ | 藤真拓哉 |
| キャラクターデザイン | 橋本貴吉 |
| 音楽 | NAOKI、花輪旭一 |
| OP | Pastel*Palettes「Wonderland Girl」 |
| ED | カラフル・パストラーレ「シャボン」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「人魚のアイドルアニメ」と一言で説明されたとき、しばらく考えた。人魚とアイドルをくっつけようと思った人間の発想の経路が、どうしても気になって。調べたらカードゲーム原作で、バミューダトライアングルというクランのキャラたちがそのままアニメになったらしい。そういう文脈の作品は、案外原作ファン以外にも「静かに刺さる」ことがある。
最初に流し始めたとき、正直なめていた。海底の村でゆったり暮らす女の子たちが都会のステージに出ていく、くらいの話だろうと思って、半分BGMのつもりで再生した。ところが気づいたら手を止めて画面を見ていた。キャラクターの空気感が妙に居心地よくて、都会に出ていくくだりに、うっすら緊張感があった。2回目に見ると、序盤の村でのシーンがどれだけ「帰れない日常」として機能しているかがわかった。わかっていても、ちゃんとしんみりする。
「いつかここを出ていく」と「ここが好きだった」は、同時に本当のことがある
この作品を単なるアイドルアニメとして見ると、少し引っかかるものが残る。ステージシーンや衣装のきらびやかさは確かにあるが、この作品がいちばん時間を使っているのは、都会のステージよりも前——パレルという海底の村での、何気ない日々の描写だ。
主人公たちは、海底村のゆるやかな生活の中にいる。危険もなければ、特別な事件もない。ある日、華やかなアイドルの世界に触れて、引っ張られるようにそちらへ向かっていく。「夢を追う話」として読むと単純に見えるが、少し別の角度から見ると、これは「出ていくことへの引き裂かれ感」を静かに描いた話でもある。
田舎を出た人間なら——別に海底じゃなくても——わかると思う。出る前は「早くここを抜け出したい」と思っているのに、いざ出てみると「あの退屈さが懐かしい」という感覚。この作品はその両方を、キャラクターに背負わせることなく、空気として画面に漂わせている。パレルの村の光の色、水の揺らぎ、ゆったりした会話のテンポ——それが「失ってから気づく良さ」として機能していて、都会のステージシーンと対比されるときに、ちゃんと刺さる。
日高のり子演じるアルディが村について話すシーンの声の質感に、このテーマがいちばん凝縮されていると思う。「行きたい」と「ここが好き」を同時に乗せるような、あの微妙な揺れ。日高のり子は99本の出演作で積み上げてきた「感情の省略技術」みたいなものがあって、言葉より先に声が感情を運んでくる。声優の力でテーマが肉体を持つ、という体験だった。
アイドルアニメの文法で進んでいくが、その底にあるのは「自分がどこから来たか」という感覚で、それはたぶん人魚だろうと人間だろうと、変わらない。ニッチなとこを攻めてるようで、やってることは普遍的だ。
特に刺さったシーン
序盤、まだ村にいる時間帯の、キャラたちが何でもない話をしているシーンが好きだ。台本上は「空白」に見える部分なのに、あの間(ま)で作品の温度が決まっている。
井上喜久子のフェルマは、267本という出演作が示すとおり、声だけで空気をコントロールする術を持っている。フェルマが話すシーンは、声の落ち着きがそのままキャラクターの「核」になっていて、ほかのキャラクターたちが引力されるように彼女の声の周りに集まってくるような感じがある。派手な演技じゃないぶん、2回目以降にじわじわ効いてくるタイプ。
松井恵理子がポコとカプリの二役を担当しているのも、2回目以降に気づいて少し動揺した。どちらも「松井恵理子らしさ」があるのに、ちゃんと別の人間に聞こえる。声の使い分けというよりも、キャラクターの「重心」を変えている感じがして、そこに意識が向いてからもう一度見直すと、まったく別の楽しみ方ができる。
都会のステージに初めて立つくだりの、あの高揚感と微妙な手探り感が同居している演出は、アイドルアニメにありがちな「ドカン!」と盛り上げる感じじゃなくて、もう少し静かだった。その抑制が妙に好きだった。
読んで見たくなったら——『バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アイドルものでも「ステージ外の空気」のほうに惹かれるタイプ
- ゆるい日常アニメを流しながら時間を溶かすのが好きな人
- 井上喜久子・日高のり子の声が好きな人
- 「田舎から出ていく」という感覚に身覚えがある人
- カードゲーム原作アニメをニッチ枠として楽しむ耐性がある人
合わない人
- 熱い成長物語や強い感情的なドラマを期待して見る人
- アイドルアニメに派手な演出・楽曲・ライブパートを求めている人
- 展開のテンポが遅いと感じるとつらい人(この作品は意図的にゆっくりしている)
- キャラクターの掘り下げが薄いと物足りなさを感じるタイプ
次に見るなら
しろくまカフェ——アイドルではなく日常系だが、「何も起きないのに時間を溶かす」感覚が近い。ゆるい会話と空気感で見る作品が好きなら、バミューダトライアングルの後に見ると温度感がちょうどつながる。
スロウスタート——「新しい場所に来た女の子たちの静かな日々」という意味でテーマが重なる。過去を持ちながら新しい環境に溶け込んでいく過程を、煽らずに描いている作品。パレルの村を出た後の空気感に共鳴できる人に。
アイカツスターズ!——アイドルアニメとして見た場合の「次の1本」。こちらはしっかりステージと成長を描くタイプで、バミューダトライアングルの穏やかさとは対照的に熱量が高い。ぼんやりした温かさから、もう少し前に踏み出したいときに。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。各サービスの見放題プランに加入していれば追加料金なしで楽しめますので、普段使いのプラットフォームからすぐに視聴を始められます。




