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ガンダムビルドファイターズ バトローグ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 5話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
ガンプラの多様なタイプが様々な状況で衝突する、ダイナミックな夢の戦闘を描いている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』は、ガンプラバトルの世界を舞台に、様々なガンプラが夢の対戦を繰り広げるONAシリーズ。多彩なタイプのガンプラたちが、それぞれ異なる状況・ステージでぶつかり合うバトルを6つのエピソードで描く。メカアクションの迫力とガンプラへのこだわりが凝縮された、ファン待望の番外編的作品。みどころ・魅力
① 夢の対決が次々と実現するバトルの連打
各エピソードが独立した短編形式で構成されており、「このガンプラ同士が戦ったら?」という視聴者の妄想を映像化したような対決が次々と展開される。TVシリーズでは実現しなかった組み合わせも見られ、バトル純粋主義者には堪らない構成になっている。② 精緻なメカ作画とガンプラ愛が詰まったビジュアル
ガンプラの質感や動きの再現にこだわった作画は、シリーズのファンなら思わず見入ってしまうクオリティ。短編ながら各機体の特性を活かした戦闘描写が丁寧に作り込まれており、メカアニメとしての完成度は高い。③ TVシリーズ未視聴でも楽しめる独立エピソード構成
各話が独立したバトルショートとして完結しているため、本編シリーズを全部見ていなくても気軽に入れる。ガンダム・ガンプラ好きなら予備知識なしでも十分楽しめる間口の広さが魅力のひとつ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 大張正己 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| 音楽 | 林ゆうき、橘麻美 |
| ED | フェイキー「Chase Me」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ガンダムビルドファイターズは好きだ。でも全26話を改めて見直す気力があるかというと、正直厳しい。そういうときに「バトローグがある」という情報を得て、「短いならいいか」とかなり軽い動機で再生した。2017年のONA、6話構成で1話あたり約12分。これが思いのほか自分に刺さった。
最初に見たときは「ファンディスクだろう」という目線で流し見していた。ガンプラ同士のバトルをつなぎ合わせた総集編に毛が生えたもの、という予断があったのだと思う。ところが2回目に見直したとき、この短さ自体が完成形なのだと気づいた。本編のドラマパートを全部削ぎ落として、ガンプラが戦う絵だけを丁寧に積み上げている。そこに妙な清潔感があった。
「戦いたいから戦う」——理由のないバトルがいちばん美しい
バトローグには、主人公の成長もなければ、友情の試練も、悪役の野望もない。ガンプラが戦って、勝敗がついて、終わる。それだけだ。
この作品が描こうとしているのは、純化されたガンプラバトルの「絵面の快楽」だと思う。ガンダムビルドファイターズ本編は、少年漫画的な文法——ライバル、敗北、特訓、再戦——を丁寧に踏んでいた。それはそれで完成していたが、裏を返せばバトルシーンは「ドラマを動かす装置」という側面が常にあった。バトローグにはその文脈が存在しない。戦闘が文脈から自由になっている。
「夢の対戦」という言葉がアニメファンダムでよく使われるが、バトローグはその言葉を文字通り実装している。現実のガンプラ文化では、異なるシリーズのプラモデルを同じ棚に並べて「こいつらが戦ったら」と想像するのがひとつの楽しみ方だ。バトローグはその妄想を映像にしているに過ぎない。説明も正当化も不要で、「こういう機体同士が戦ったらこういう絵になる」という一点だけを誠実に作っている。
うえだゆうじが演じるセリオ・レナートとフリオ・レナートの兄弟は、そのコンセプトの体現者として機能している。二人が同じ声優によって演じ分けられているという事実は、よく聞くと確かに似た声質のなかに微妙な差があって、改めてうえだゆうじという役者の引き出しの多さを認識させられる。
このシリーズが本編より短くていいと感じるのは、おそらく自分がすでにキャラクターとガンプラの設定を知っているからだ。前提知識がある状態でバトローグに入ると、ドラマの補助輪なしでバトルの密度だけを受け取れる。完全新規のひとにこれを勧めるかというと難しいが、本編経験者にとっては「これでいい」という充足感がある。
特に刺さったシーン
終盤のガンプラ同士が入り乱れる乱戦シーンは、カメラワークが珍しく多視点で組まれていて、見直したときに「1回目は追いきれていなかった」と気づいた。画面の端で別の機体同士が交差しているのを、初見では意識していなかった。2周目でようやく「ここに入れてあったのか」という発見があって、こういう情報密度の詰め方はテレビシリーズの25分枠ではなかなか許されない贅沢だと思う。
小松未可子が演じるイオリ・セイの台詞は数も少ないが、声質の使い方が本編から一貫していて、改めてこの声があのキャラクターの「正解」だと確認させられる。「声優と夜あそび」のMCとしての軽快さとはまた別の、細かい感情の乗せ方がある。内田雄馬のコウサカ・ユウマも同様で、少ない出番のなかで短くキャラクターを再起動させる技術というか、「またこいつが来た」という感覚を瞬時に取り戻させてくれる。そして関俊彦のシャア・アズナブルは、もう説明がいらない。あの声が聞こえた瞬間に文脈が全部ついてくる。
読んで見たくなったら——『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ガンダムビルドファイターズ本編を最低でも一周していて、主要キャラクターの顔と名前が一致する人
- バトルアニメにおいて「ドラマより戦闘シーンが本番」という価値観を持っている人
- 短時間でアニメを消化したいが、質は落としたくないと感じているとき
- ガンプラを買ったことがある、または部屋に飾っている人
- うえだゆうじ・小松未可子・関俊彦のいずれかのファン
合わない人
- ガンダムビルドファイターズ本編を未視聴で、キャラクターの背景を知らない人(前提なしでは刺さりどころがない)
- バトルよりキャラクターの関係性や感情の変化を楽しむタイプ
- 12分×6話という分量に対して「それだけ?」と感じる人(これは作品の問題ではなく相性の問題)
- ガンダムシリーズ全般に馴染みがなく、機体の固有名詞に引っかかりがない人
次に見るなら
バトローグを経由してガンプラアニメの密度の高い戦闘に慣れたなら、ガンダムビルドファイターズの本編を改めて見直す価値がある。バトローグで削ぎ落とされていたドラマパートが、今度は「必要なもの」として機能して見える。順序が逆でも意外に機能する。
「短編ONA・ファンディスク的な位置づけ・バトル中心」という構造が好みならば、機動戦士ガンダム MS IGLOOシリーズも合う。CGという技術的な立場は異なるが、「本編の傍流で本編が語らなかった視点を短く積み上げる」という姿勢が近い。
ガンプラよりもロボットアニメ全般のバトルの「絵面の快楽」を求めるなら、コードギアス 反逆のルルーシュよりも派生OVAのコードギアス 亡国のアキトが近い感触を持っている。本編を知っている前提で、戦闘シーンに特化した構成になっているという点で共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。短編全6話とコンパクトにまとまっているので、隙間時間にサクッと視聴できます。ガンプラバトルの興奮をギュッと凝縮した本作を、ぜひお気に入りのサービスでお楽しみください。







