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キミだけにモテたいんだ.
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Signal.MD |
5人のイケメン高校生たちが主人公。それぞれ致命的な欠点を持つ彼らが、ある女の子に導かれて「モテ男甲子園」という大会での優勝を目指す青春ストーリー。彼らは様々な出来事を通じて成長していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
それぞれに致命的な欠点を抱える5人のイケメン高校生たちが、一人の女の子との出会いをきっかけに「モテ男甲子園」への挑戦を決意する。歌・ダンス・トークなど多彩なジャンルで競い合うこの大会を通じて、彼らは自分自身の弱さと向き合い、仲間とともに成長していく。笑いと青春、ほのかな恋心が交差する、爽やかな音楽系ラブコメディ。みどころ・魅力
① 5人それぞれの「欠点」がもたらすキャラクターの個性
見た目はイケメンなのに致命的な欠点を持つ5人のキャラクターが、作品の核心的な魅力です。欠点を笑いに変えつつも、克服しようとする姿にリアルな人間らしさが宿り、感情移入しやすい構成になっています。② 「モテ男甲子園」というユニークな競技設定
魅力を競い合うという斬新な大会設定が、ドラマ・音楽・コメディの要素を自然に融合させています。ステージパフォーマンスのシーンには見どころが多く、青春映画らしいエネルギーと華やかさに溢れています。③ 恋と成長が交差する爽やかな青春の空気感
女の子との関わりを軸に描かれる淡い恋模様と、仲間との絆の深まりが物語の温度を上げます。ラブコメとしての軽やかさを保ちながらも、成長ストーリーとしてきちんと着地する構成がポイントです。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 監督 | 久藤瞬 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岡田麿里 |
| 原案キャラデザ | ヤマコ |
| キャラクターデザイン | まじろ |
| 美術監督 | 峯田佳実 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| ED | 小田原城聖高校モテメン部「ハイスクールプリンセス」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、まず止まった。「キミだけにモテたいんだ」まではわかる。でもその後に読点がある。なぜ。どういう気持ちで句読点をつけたのか、制作側に直接聞きに行きたい衝動を抑えつつ再生した。
中身は想像より真摯だった。イケメン5人が「モテ男甲子園」を目指すという設定は正直なろう系の亜種だろうと高を括っていたのに、キャラクターそれぞれの「致命的な欠点」がちゃんと芯を食っていて、序盤の数シーンで油断を崩された。劇場という空間でこれを見ると、スクリーンに映る5人の顔の解像度と音響の圧が合わさって、ちゃんと「青春映画」として機能する。最初は斜に構えて見ていたはずが、終盤には姿勢が変わっていた。
「モテたい」という動機が、いつの間にか「変わりたい」になる話
この作品を「イケメンが女の子に気に入られようとするだけの話」と切り捨てると、かなり大事なものを見落とす。
5人はそれぞれ致命的な欠点を抱えている。欠点の中身はキャラクターによって違うが、共通しているのは「それが本人にとって長年見て見ぬふりをしてきた部分」だという点だ。モテ男甲子園という外圧がなければ、おそらく彼らは一生その欠点を直視しなかった。つまりこの映画は、外からの動機(特定の女の子に認められたい)が引き金になって、内側の自己更新が起きる構造になっている。
この構造はリアルに近い。人間が本当に変わるとき、きっかけはたいてい「誰かに見せたい自分」という外的な欲求で、気づけばそれが「本当にそういう人間になっていた」になる。モテたいから努力する→努力の過程で本当に成長する→その成長が誰かへの誠実さに変わる、という流れが、ご都合主義に見えて実は一番人間的な変化の仕方をしている。
単なる恋愛コメディとして消費すると「なんかいい話だったな」で終わるが、「なぜ人は変わるのか」という問いに引き寄せて見ると、この作品のドラマ部分がかなり丁寧に組まれていることに気づく。青春もの特有の「熱さ」を保ちながら、動機の不純さを否定しないところが正直で好きだ。モテたくて始めたことが本物になる、それでいいだろうという態度がある。
特に刺さったシーン
松岡禎丞が演じる佐橋亜紀が、自分の欠点と正面から向き合う場面が序盤から中盤にかけて丁寧に積み上げられていて、終盤でそれが一気に回収されるくだりは、声の変化だけで状態を伝えてくる。松岡禎丞は力んだ演技が目立つイメージを持たれがちだが、この作品では抑制の利いた芝居が多く、それがかえってキャラクターの不器用さをリアルに見せていた。
内山昂輝の葦田茂一が仲間に本音を打ち明けるシーンも印象に残る。内山昂輝の声は落ち着いた低音が基調だが、そこから感情が滲み出る瞬間のコントロールが巧くて、劇場の音響でそれを聞くと細部が全然違って届く。映画館でこういうセリフ劇を見る意味はここにある。
石川由依が演じる堀ノ宮早紀子の立ち位置も面白い。ヒロインでありながら「導く側」として機能し、石川由依が持つ芯の強さのある声質がそのポジションをきれいに支えていた。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 松岡禎丞・内山昂輝・斉藤壮馬・梅原裕一郎・石川由依のうち誰かのファン
- 男性キャラクターが複数いる群像劇が好きで、それぞれのドラマがちゃんと欲しい人
- 「動機が不純でも、結果的に本物になればいい」という価値観に共感できる人
- 青春映画として、ラブコメの糖度よりドラマ部分に重心を置いて見られる人
- 劇場版アニメの音響・空間体験込みで作品を楽しみたい人
合わない人
- 「モテ男甲子園」という設定のアバウトさが最後まで気になってしまう人
- イケメン群像劇のフォーマット自体が肌に合わない人
- 恋愛コメディに振り切った作品を期待すると、ドラマ寄りの比重に拍子抜けするかもしれない
- 配信がなくDVDかTSUTAYAしか見る手段がないため、手軽にアクセスしたい人には現状ハードルが高い
次に見るなら
B-PROJECT〜鼓動*アンビシャス〜が近い。複数のイケメンが音楽を軸に成長していく群像劇という構造が似ていて、キャラクターそれぞれの個性と内面の掘り下げを楽しむタイプの作品。声優陣もこちらは豪華で、「キャスト込みで楽しむ」という見方をする人には入りやすい。
スタミュ(High School Star Musical)も同じ文脈に置ける。高校生が特定のパフォーマンスを目指して練習・成長するフォーマットで、ライバル関係と仲間関係の両方が丁寧に描かれている。青春ものとして腰を落ち着けて見るのに向いている。
音楽要素を抜いて「欠点を持つ人物が変化する」という芯を重視するならハイキュー!!(劇場版)。スポーツ×成長という形は違うが、「外的な目標が内側の変化に繋がる」という構造の丁寧さという点で、同じ感触を求める人には刺さると思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では「キミだけにモテたいんだ.」の配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、DVDレンタルや各種パッケージソフトをご利用いただくことをおすすめします。配信開始の際はサービス各社の公式サイトでご確認ください。
