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映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
ラーラのグミケースに現れた謎の生物UMA。不可思議な力でプリキュアたちを遠く離れた場所へ連れ去る。言葉は通じないが、歌で心が通じ合う。UMAは宇宙にとって非常に貴重な存在だが、宇宙人ハンターに狙われている。ハンターに捕まれば全宇宙が危機に陥る。プリキュアはUMAを守り、ハンターを倒さねばならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ラーラのグミケースに突然現れた謎の生物・UMA。言葉は通じないが、歌を通じて心を通わせるその不思議な存在は、宇宙にとって類まれなる価値を持つという。しかしUMAの存在を狙う宇宙人ハンターの影が迫り、捕らえられれば全宇宙が危機に陥ると明かされる。スター☆トゥインクルプリキュアたちは、大切な新しい友だちを守るため、強大な敵に立ち向かう。
みどころ・魅力
① 言葉を超えた「歌」によるコミュニケーション
言語が通じないUMAとプリキュアたちが、歌を通じて絆を結ぶ過程が丁寧に描かれています。セリフに頼らない感情表現が劇場版ならではのスケールで展開し、子どもから大人まで感情移入できる普遍的なテーマに仕上がっています。
② 宇宙規模で広がるスケール感とアクション
テレビシリーズをはるかに超えた広大な宇宙を舞台に、宇宙人ハンターとの緊迫した戦いが描かれます。劇場向けにパワーアップした映像クオリティとプリキュアたちの迫力あるバトルシーンは、大スクリーンで見る価値十分の仕上がりです。
③ ラーラを中心に深まるキャラクターの絆
宇宙人であるラーラのグミケースから物語が始まる本作は、彼女の視点からUMAへの共感が自然に描かれています。星座や宇宙をモチーフにした世界観を活かしつつ、チームの一体感と友情が丁寧に掘り下げられた一作です。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 田中裕太 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 小松こずえ |
| 音楽 | 橘麻美、林ゆうき |
| 美術監督 | 今井美紀 |
| ED | 知念里奈「Twinkle Stars」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュア映画は毎年ある。これは事実だし、それ以上でも以下でもない認識で劇場に向かった。スタートゥインクルのテレビシリーズを追いかけていたので「せっかくだし」くらいの温度感で、そんなに期待値を積み上げていなかったのは正直なところだ。
最初の15分は「ああ、こういうやつね」と思いながら見ていた。謎生物UMAが出てきて、言葉が通じなくて、でも歌で通じ合って——設定を消化するフェーズを、プリキュア映画の文法を知っているオタクとしてそれなりに俯瞰しながら。
それが中盤の歌のシーンで前のめりになった。映画館の音響とスクリーンの大きさが、テレビアニメとは別の体験を作っていた。「劇場で見るべき映画」というのが存在するとすれば、これはその一本だと思う。
言葉なしで「伝わる」、でも言葉なしでは「守れない」——その非対称の話
UMAは言語を持たない。あるいは持っているかもしれないが、プリキュアたちには届かない。代わりに歌がある。感情が音になって、理屈を飛び越えてキャッチできる。表面だけ読むと「言葉を超えたコミュニケーション」のハートフルな話なんだけど、もう少し掘り下げると、これは「伝わること」と「守ること」が別の問題だという話でもある。
UMAとプリキュアたちは心を通わせた。でもその事実は、宇宙人ハンターからUMAを守る盾にはならない。気持ちが届いても、物理的な力関係は変わらない。プリキュアが戦う理由は毎回「誰かを守るため」なんだけど、今作でその「守る」に重さがあるのは、守る相手が言葉で助けを求められないからだと思う。UMAは意思を言語化できない。だからプリキュアたちが代わりにその意思を汲み取って、力で実現する必要がある。言葉より歌、という美しいモチーフの裏に「でも最終的には力がいる」という現実がある。子ども向けアニメでこれをやるのは、わりと真摯な態度だと思う。
もうひとつ気になったのがUMAの「希少性」の扱い方だ。全宇宙にとって貴重な存在、という設定は裏返すと「貴重だから狙われる」という構造を生む。UMAの価値は誰かが決めた尺度によって決まっている。でもプリキュアたちがUMAを守ろうとするのは、そういう外部的な価値基準とは別のところにある。ただ目の前にいて、心が通じた。それだけでいい——という話として読めるし、そこが映画の核だと思う。希少価値で守るのではなく、ただ一緒にいたいから守る、という動機の置き方が、シンプルだけど雑じゃない。
特に刺さったシーン
UMAとプリキュアたちが初めて歌で繋がる中盤のシーン。小松未可子さん演じるかぐやまどかの声が、あそこで少し変わる。テレビシリーズを通じて上品さと感情の揺れをきちんと使い分けてきた人だけど、あの場面の「戸惑いと受け入れが混ざった瞬間」は、映画館の音響で聞いてこそ立体感があった。上坂すみれさんのユニも、宇宙人という設定を芝居に落とし込んでいて、言葉で理解しようとする頭の良さと、それでも理解しきれない焦りが声の温度に滲んでいる。
終盤のバトルシーンは劇場版らしいスケールで作ってあって、スクリーンの大きさが正当に活かされている。石川由依さんのハイドロは、敵として出てくるわりに芝居が厚い。「ただの悪役」で終わらせない気遣いが、台詞より声の質感でわかる。こういう細部を大画面で体験できることが、劇場版として存在する理由だと思う。木野日菜さんのフワは出番こそ多くないが、感情の振り幅を小さな声で表現していて、背景に確かにいるキャラクターとして機能していた。
読んで見たくなったら——『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スタートゥインクルのテレビシリーズを見ていて、キャラクターに愛着がある人
- 言葉を超えたコミュニケーション系の話が好きな人(音楽・歌・感情で繋がる系)
- 映画館の音響でアニメを体験することに価値を置いている人
- 小松未可子・上坂すみれの声芝居をしっかり聴きたい人
- プリキュア映画の文法をわかった上で、その中の良い部分を探せる人
合わない人
- テレビシリーズ未視聴で単体として楽しみたい人(キャラクターへの前提知識が必要)
- 90分以上の複雑な構成を期待している人(劇場版プリキュアのスコープはそこではない)
- 「泣かせよう」という構造が透けると冷める人(本作の感情設計はかなり直球)
次に見るなら
映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?はプリキュア劇場版の中でも完成度が高いと言われる一本で、テーマの掘り下げと映像スケールのバランスがいい。スタートゥインクル劇場版が好きなら、こちらも比較対象として見て損はない。
言葉ではなく音楽で心が通じ合うというテーマで繋がるなら、リズと青い鳥は全く異なるトーンながら同じ問いを突き詰めている。言語化できない感情を音として表現する、というアプローチが根底で重なっている。こちらはかなり静かで内省的な映画なので、温度差はあるが対比として見ると面白い。
宇宙・異種間コミュニケーションという軸でいくならアリーテ姫は少し古いが、「価値を外から決められた存在が自分で動く」というテーマが今作と共鳴する部分がある。配信で見られるうちに押さえておきたい一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。複数の主要サービスで視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめます。劇場版ならではの映像クオリティと感動のストーリーを、ぜひお気に入りのサービスでご覧ください。

