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マリア様がみてる マリア様にはないしょ。
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 7話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio DEEN |
「マリア様がみてる」のDVD付属の、 chibi(ちび)スタイルの短編シリーズ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVアニメ『マリア様がみてる』のDVDに付属した特典映像として制作された、ちびキャラ(chibi)スタイルの短編シリーズ。リリアン女学園の個性豊かなキャラクターたちが、コミカルでほのぼのとした日常の一コマを繰り広げる。本編のシリアスな空気感とは一転、ゆるやかでかわいらしい作風が特徴で、ファン向けのスピンオフ的な作品として制作された。みどころ・魅力
① ちびキャラで描かれるコミカルな日常
本編では凛とした佇まいを見せるリリアン女学園のキャラクターたちが、ちびキャラになって繰り広げるギャップ満載のコミカルな掛け合いが最大の魅力。本編ファンほど笑えるシーンが随所に散りばめられている。② 本編では見られないゆるゆるな一面
静謐で格調高い本編の雰囲気とは対照的に、日常系・コメディ寄りのゆるい空気感が全編を包む。シリアスな関係性を築くキャラクターたちの素の可愛さに触れられる、ファンにとって貴重なスピンオフ。③ DVDならではの特典映像としての希少感
本作はDVD付属の特典映像として制作された経緯があり、コアなファン向けのサービス精神が随所に感じられる。お気に入りのキャラクターをまた別の角度から楽しめる、マリみてファン必見の短編集。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | ユキヒロマツシタ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 玲音ひびき |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
マリみて本編のDVDを手に取ったとき、「付録映像」くらいの感覚で流し始めたのが正直なところだ。ちびキャラで動く祐巳や志摩子を見て、最初は「公式が遊んでる」という認識だった。ところが見始めると止まらない。本編では絶対に見せない顔が、2頭身の中にちゃんとある。植田佳奈さんの祐巳がちびになっても祐巳で、能登麻美子さんの志摩子が小さくなっても志摩子のままで——そのことが、妙に嬉しかった。2回目に見たとき気づいたのは、コメディのテンポが本編と地続きだということ。ギャグなのに、マリみての空気感が崩れていない。あれはたぶん、キャラクターが本当に成立しているからだ。現在はdアニメストアで配信されているので、本編DVDを持っていなくても見られるようになった。が、本編を複数回見たあとで触れてほしいという気持ちは変わらない。
ちびキャラだからこそ漏れ出す、リリアン女学園の「言わないこと」
マリみてという作品は、言わないことで成立している。薔薇様たちの関係も、祐巳と祥子の距離感も、令と由乃の歴史も——全部、直接的には語られない。「ないしょ」という言葉は、あのリリアン女学園において単なる秘密以上の意味を持っていて、「言葉にしてしまったら壊れるかもしれないもの」を守るための作法に近い。
「マリア様にはないしょ。」は、その構造をひっくり返すことをやっている。ちびキャラというフォーマットを使うことで、本編では絶対に崩さない品格や緊張感を、合法的に解体してみせる。聖さまが素直に喜んだり、令が照れを隠さなかったり、志摩子が小さい声で文句を言ったりする。ああいう場面は、本編の彼女たちには似合わない。でも「ちびだから」という免罪符があると、キャラクターも視聴者もその本音を受け取れる。
これは公式が「ないしょ」を開示しているコンテンツだ、とある時点で気づいた。マリア様には見せない部分を、ファンだけが見ていい——そういう構造がこの短編シリーズにはある。伊藤静さんの令が本編よりもほんの少し軽くなっていて、豊口めぐみさんの聖さまが棘の抜けた声で喋っているとき、あれは「ないしょ」の顔だと思った。本編を複数回見たファンが、改めてキャラクターを好きになるための装置として、この形式はよくできている。
マリみてが文化になったのは、あの「言わない美学」があったからだ。「ないしょ」スペシャルは、その文化の上澄みを飲むような体験で、入口にはなれないが、深くハマった人間にとっては静かに沁みる一杯になる。
特に刺さったシーン
ちびキャラになっても声優陣の解像度が全く落ちないのが、見ていて一番驚いた部分だった。生天目仁美さんの江利子は、本編では掴みどころのないキャラクターとして成立しているのに、ちびになると突然「うわあ、この人こういうこと考えてるのか」という顔をする瞬間がある。コメディのテンポが速い分、素の反応が出やすいのかもしれない。
特に印象に残っているのは、複数のキャラクターが狭い場面に収まって全員がちょっとずつ本音をこぼすくだりだ。本編なら一人一人の距離感が丁寧に描かれるところを、このシリーズは圧縮して、その分だけ関係性のざらっとした感触が出る。能登麻美子さんの志摩子が、普段の落ち着いた声のままでぽつっと言うセリフが、ちびの顔と組み合わさると奇妙に可笑しくて——声と絵柄の落差がそのまま笑いになっている。2回目に見ると、声の演技が本編とほぼ同じ「モード」で収録されているのがわかって、余計に好きになった。
読んで見たくなったら——『マリア様がみてる マリア様にはないしょ。』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- マリみてTV版を複数回見ていて、キャラクター一人一人に愛着がある人
- 「本編では見せない顔」を公式が出してくれることに喜びを感じるタイプ
- 声優の演技を聞き分けていて、ちびキャラでも誰が喋っているか瞬時にわかる人
- 短編・ギャグフォーマットのスピンオフが好きで、本編の補完として楽しめる人
合わない人
- マリみてTV版を見ていない、またはキャラクターの名前がすぐ出てこない人(入口としては機能しない)
- ちびキャラ・SD表現が生理的に受け付けない人
- 本編のシリアスな空気感こそがマリみての全てだと思っている人(コメディ化を許容できないなら向かない)
- まとまった物語の起伏を期待している人(DVDおまけ前提の構成なので、単体での密度は薄い)
次に見るなら
マリア様がみてる(TV版第1期〜)が未見なら、まずそちらを。「ないしょ」は本編の上に成立しているコンテンツなので、見る順番を間違えると半分も楽しめない。本編で薔薇様システムとキャラクターの関係性を把握してから戻ってきてほしい。
ひだまりスケッチは、日常系の淡い空気感と「キャラクターが何も起きなくても成立する」構造が近い。マリみてのような緊張感はないが、「好きなキャラクターと同じ時間を過ごす」という感覚は共通している。ゆるく流せるのに不思議と手が止まらない点も似ている。
少女革命ウテナは、女子校という閉じた世界で「言わないこと」が物語を動かすという点でマリみてと通じる。象徴とシュルレアリスムで構成されているため、マリみての静けさとは全く別の体験になるが、「品格のある関係性の話」として見ると面白い対比になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『マリア様がみてる マリア様にはないしょ。』は、dアニメストアで視聴できます。本編DVDの付属特典という希少な作品ですが、dアニメストアで手軽にお楽しみいただけます。マリみてのキャラクターをちびキャラで楽しみたい方は、ぜひdアニメストアをご確認ください。







