怪獣娘[かいじゅうがーるず] ~ウルトラ怪獣擬人化計画~ 第2シリーズ

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2018怪獣娘[かいじゅうがーるず] ~ウルトラ怪獣擬人化計画~ 第2シリーズ

怪獣娘[かいじゅうがーるず] ~ウルトラ怪獣擬人化計画~ 第2シリーズ

★ 2.8 / 5.0コメディファンタジー
放送年2018年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数12話
原作オリジナル
制作Studio PuYUKAI

『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』シーズン2。特撮シリーズ『ウルトラマン』に登場する怪獣を、かわいい女性の姿に擬人化したアニメ。怪獣たちが少女キャラクターとなり、様々なストーリーが展開する。ウルトラマンシリーズの怪獣を新しい視点から楽しめる作品。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ウルトラマンシリーズに登場する怪獣たちを、かわいらしい少女キャラクターとして擬人化した人気ショートアニメの第2シリーズ。ゼットン、レッドキング、アントラーといったおなじみの怪獣たちが愛らしい「怪獣娘」の姿で日常を繰り広げる。特撮ファンにはおなじみのキャラクターが新たな一面を見せながら、コメディタッチで描かれるほのぼのとしたストーリーが展開する。

みどころ・魅力

① 怪獣キャラが少女に!ファンなら思わずニヤリとする擬人化センス

ゼットンやレッドキングなど、ウルトラマンシリーズを彩った名怪獣たちが個性豊かな少女キャラに変換されている。元のデザインや設定を踏まえたキャラクター解釈が随所に散りばめられており、特撮ファンにとっては「あの怪獣がこうなるのか」という発見の連続が楽しめる。

② 気軽に観られるショートアニメ形式

1話数分程度のショートアニメとして構成されており、移動中や休憩時間など隙間時間に無理なく楽しめる。難しい設定や前提知識がなくても入りやすく、ウルトラマンを知らない視聴者でもキャラクターのかわいらしさやコメディの掛け合いをそのまま楽しめる。

③ 第1シリーズから続くキャラクターたちの関係性

第2シリーズでは第1シリーズのキャラクターたちが引き続き登場し、積み重ねてきた関係性がさらに深まる。すでにキャラクターを知っているファンにとっては再会の喜びがあり、第1シリーズから順に視聴することでより一層愛着を持って楽しめる構成となっている。

キャスト・声優一覧

アギラ
アギラ
メイン
飯田里穂
ウインダム
ウインダム
メイン
遠藤ゆりか
ミクラス
ミクラス
メイン
鈴木愛奈
ジャグラスジャグラー
ジャグラスジャグラー
サブ
青柳尊哉
ゼットン
ゼットン
サブ
加藤英美里
レッドキング
レッドキング
サブ
五十嵐裕美
エレキング
エレキング
サブ
潘めぐみ
ガッツ星人
ガッツ星人
サブ
松田利冴
ザンドリアス
ザンドリアス
サブ
湯浅かえで
マガジャッパ
マガジャッパ
サブ
近藤玲奈
ピグモン
ピグモン
サブ
徳井青空
ノイズラー
ノイズラー
サブ
清都ありさ

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スタッフ

監督芦名みのる
原案キャラデザなまにくATK、爆天童 、猫缶まっしぐら、富岡二郎、谷裕司、大熊猫介
音楽高梨康治
音響監督郷文裕貴

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「ウルトラ怪獣を女の子にする」という企画を聞いた瞬間、頭の中でいくつかの疑問符が並んだ。なぜ怪獣なのか。なぜ女の子なのか。そして誰に向けてそれをやるのか。

それでも見ることになったのは、キャストリストのせいだ。加藤英美里がゼットン役というのは、制作側が確信犯的に選んでいる。ゼットン——初代ウルトラマンを倒した、あの最終兵器——を、あの声域で演じる。潘めぐみがエレキング役というのも、電気怪獣に感情表現の幅が広い声優を当てるという、少し異様な組み合わせだ。そこで「ちゃんと見よう」と判断した。

2回目に見て気づいたのは、短編コメディとしてのテンポの正確さだ。初回は「元ネタへのリスペクトがあるのか」を探り探り見ていたせいで、セリフのリズムが半分しか入ってこなかった。見慣れてから見直すと、ギャップの使い方が結構巧みだとわかる。

ゼットンはゼットンでなければ面白くない——元ネタ知識を前提として成立するコメディの構造

この作品のコメディが機能するかどうかは、ほぼ完全に「視聴者がウルトラシリーズの怪獣をどれだけ知っているか」にかかっている。ゼットンが「初代ウルトラマンを倒した唯一の怪獣」であること、エレキングが「電気を使う大型怪獣」であること、ピグモンが「戦闘能力はほぼゼロの友好的怪獣」であること——これらの前提知識がなければ、キャラクターたちの言動の”落差”がまったく機能しない。

つまりこの作品は、萌え擬人化の形を取りながら、本質的には「特撮オタクへの内輪ネタ集」として設計されている。女の子の姿をしたゼットンが何か言うたびに、視聴者の頭の中にあの黄金色の巨大怪獣が重なる。そのズレが笑いを生む。加藤英美里の、少し芝居がかった抑揚の演技が、そのズレを際立たせている。どこか重々しい気配を残しながらも、やっていることは普通の女の子の日常、という二重構造を維持するのは、159本のキャリアがないとたぶん難しい。

五十嵐裕美が演じるレッドキングも同じ構造だ。レッドキングは「短気で暴れん坊」という元ネタキャラクターのイメージが強い怪獣で、それを知っていると彼女の言動のちょっとしたところにニヤリとできる。元ネタを知らない人が見ると「元気な女の子のキャラ」で終わる場面が、知っている人には「あ、これがレッドキングか」という発見になる。声優と夜あそびのMCでもある彼女が、ここではキャラクターの気性の荒さを乗りこなしているのがわかる。

この作品の面白さと限界は同じところにある。「知っている人にしか本当の意味での笑いを提供できない」という構造は間口を狭くする一方で、知っている人への密度を上げる。短編アニメとしてのテンポの良さがその密度をうまくカバーしているが、元ネタへの愛着がない状態で見始めると、何が面白いのかが伝わりにくい。それでも声優陣の仕事の精度が一定のハードルを下げているのは確かで、同じく声優と夜あそびMCである鈴木愛奈が演じるミクラスのような、脇に見えて存在感がある役どころも、全体のバランスを保つのに貢献している。

特に刺さったシーン

ゼットンが何か重大なことを言うような雰囲気を出しながら、普通に日常的なことをしゃべっているシーン群が全体的に好きで、加藤英美里の声の使い方に毎回引っかかった。出演作159本のキャリアの中で培った「芝居の重力」みたいなものが、ゼットンの「普通でない存在感」を担保している。日常コメディなのに、ゼットンだけ少し空気が違う、あの演出が意図的かどうかを考えながら見ていた。たぶん意図的だ。

潘めぐみのエレキングは逆方向で、135本というキャリアが出る場所が「感情の爆発する瞬間」にある。エレキングの元ネタが持つ「電気属性の大型怪獣」というイメージと、声の感情曲線が合わさるタイミングで、ああこれが意図されたキャスティングだと思う。

徳井青空が演じるピグモンは、戦闘力ゼロ・友好的という元ネタのまんまの方向性で、その「役立たず感の愛嬌」が出演作79本の経験値でちゃんとキュートに着地している。こういう脇役ポジションの精度が、短編コメディ全体のリズムを決める。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ウルトラシリーズの怪獣を「個体として」認識しているオタク。名前と特徴が一致しているほど笑いの密度が上がる
  • 5分程度の短編コメディをすき間時間に消化したい人
  • 加藤英美里潘めぐみ五十嵐裕美鈴木愛奈のファンで、元気な役以外の仕事を聞きたい人
  • 萌え擬人化ジャンル全般が好きで、特撮×日常コメディの組み合わせを試してみたい人

合わない人

  • ウルトラシリーズをまったく知らない人。笑いの前提が元ネタ知識なので、知らないと「普通の日常コメディ」以上のものが見えてこない
  • 現時点でどの配信サービスでも視聴できない。dアニメストア・ABEMA・U-NEXT・Amazon・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+いずれも未配信、DVDの購入手段も現状ない。そもそも見られない
  • 作画・尺に対してそれなりの規模感を求めている人。短編ゆえの制作規模なので、視聴体験としての密度は高くない

次に見るなら

同じ「元ネタあり萌え擬人化コメディ」の文脈なら、けものフレンズを見るといい。「動物という非人間存在を擬人化する」という手法が本質的に似ていて、しかも元ネタ知識がなくても楽しめるよう設計されているので、間口の広さが対照的で比較になる。怪獣娘が「知っている人に向けて作られた作品」だということが逆によくわかる。

特撮とアニメの接点に興味があるならシン・ウルトラマン(映画)も視野に入る。擬人化ではなく正統派のウルトラシリーズ継承だが、「怪獣という存在への解釈のしかた」がまったく違う方向から来ていて、並べて見ると怪獣娘がやっていることの特殊さが見えてくる。

短編コメディとしてのフォーマットが気に入ったなら干物妹!うまるちゃんも近い。日常の小さな落差で笑いを作る構造と、キャストの演技への依存度の高さが共通している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現在、本作の公式配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にあたっては、DVDや関連パッケージの入手をご検討ください。ウルトラマンシリーズの公式チャンネルや関連サービスで配信情報が更新される場合もありますので、最新情報を随時チェックしておくことをおすすめします。

よくある質問

Q. 第1シリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. キャラクターの関係性がある程度引き継がれているため、第1シリーズから視聴するのがおすすめです。ただし、各話完結のコメディ要素が強いため、第2シリーズから始めても十分楽しめます。
Q. ウルトラマンシリーズを知らなくても大丈夫ですか?
A. 知識がなくても、擬人化キャラのかわいらしさやコメディとして純粋に楽しめます。特撮の予備知識があるとキャラクター解釈の面白さがより深く味わえますが、必須ではありません。
Q. 1話はどのくらいの長さですか?
A. ショートアニメ形式で、1話あたり数分程度の短い作品です。全話まとめて視聴しても短時間で完走できるため、忙しい方や隙間時間に楽しみたい方にも向いています。
Q. 登場する怪獣キャラクターはどんな作品からのキャラですか?
A. 初代ウルトラマンをはじめとするウルトラシリーズの歴代作品に登場した怪獣たちが擬人化されています。ゼットンやレッドキングなど、特撮ファンにはおなじみの人気怪獣が多数登場します。

まとめ

現在、本作の公式配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にあたっては、DVDや関連パッケージの入手をご検討ください。ウルトラマンシリーズの公式チャンネルや関連サービスで配信情報が更新される場合もありますので、最新情報を随時チェックしておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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