いつか会えるキミに

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2018いつか会えるキミに

いつか会えるキミに

★ 2.5 / 5.0ラブコメSF
放送年2018年
フォーマットONA
話数1話
原作オリジナル
制作Asura Film

岐阜県大垣市の観光PRアニメ。大垣市出身の著名作家・中村孝が脚本を担当。ヒロイン・アンは幼馴染のユウキに告白されて戸惑い、逃げ出した先で未来へタイムスリップしてしまう。最新技術と飛行ロボットが存在する未来で、イケメン青年・希望と彼のロボット兎の執事に案内される。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

岐阜県大垣市を舞台にした観光PRアニメ。ヒロインのアンは幼馴染のユウキから突然の告白を受け、戸惑いのあまり逃げ出してしまう。ところが、その先でまさかの未来へタイムスリップ。先進テクノロジーと飛行ロボットが行き交う未来の大垣で、爽やかなイケメン青年・希望と、彼に仕える個性的なロボット兎の執事に出会い、思わぬ冒険と自分の気持ちと向き合う旅が始まる。

みどころ・魅力

① 大垣市の街並みが未来と現在で蘇る

岐阜県大垣市の実在スポットをモチーフにした観光PRアニメとして制作されており、現代と未来の大垣が対比的に描かれる。地元の風景がファンタジックな未来世界と融合した映像は、土地への愛着を感じさせる独特の魅力がある。

② ラブコメとSFが軽快にミックスされた物語

幼馴染の告白から始まる恋愛模様と、突然のタイムスリップというSF要素が自然に絡み合っている。重くなりすぎずテンポよく展開するストーリーは、短編ONA形式ながら起伏のある構成で最後まで楽しめる。

③ ロボット兎の執事というユニークなキャラクター

未来の案内役として登場するロボット兎の執事は、作品のマスコット的存在。シリアスになりすぎない作品トーンを支えており、SF世界観をコミカルに彩るアクセントとして物語に個性を与えている。

キャスト・声優一覧

あん
あん
メイン
三森すずこ
バトラー
バトラー
サブ
桑原由気
キボウ
キボウ
サブ
井上雄貴
ユウキ
ユウキ
サブ
堀江瞬

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スタッフ

監督松本太
美術監督金子雄司

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけ見て、余命モノか純愛映画の劇場版かと思って開いたら、岐阜県大垣市の観光PRアニメだった。この落差、わりと好きです。「いつか会えるキミに」というタイトルの甘さと、大垣という地方都市の組み合わせが、最初は微妙にミスマッチに感じられて——でも見終わったあと、タイムスリップという設定を知ってから「あ、そういうことか」と腑に落ちた。配信はどこにもない。どこでも見られないのに、なんとなく気になって調べるうちに視聴することになった人間の一人です。

告白から逃げた女の子が、未来で「今」を選び直す話

観光PRアニメという括りで見ると損をする作品だと思っている。確かに大垣の風景は出てくるし、それが主目的で作られていることは間違いない。でもこの作品が中心に置いているのは、幼なじみに告白されて「逃げてしまった」女の子・アンの話だ。

タイムスリップというSF装置を使っているのに、その未来が「怖い場所」として描かれていないのが面白い。最新技術と飛行ロボット、そしてウサギの執事ロボット——ファンタジックでどこかのんびりしている。この「怖くない未来」という設計が、アン自身が逃げ込んだ先としての意味を持つ。彼女が逃げた理由は恐怖じゃなくて、戸惑いと未整理な感情だから。未来もまた、同じように「怖くはないけど、よくわからない場所」として機能している。

三森すずこが演じるアンの声は、序盤の「どうしよう」という感じの揺らぎがよく出ていた。三森さんはキラキラした役のイメージが強いけれど、この作品では戸惑いや照れを内側に抑えたトーンで演じていて、それが短い尺の中でキャラクターの輪郭をちゃんと作っている。一方、堀江瞬のユウキは告白シーンの短さの割に印象が残る。「言い切った」感の強い声質が、幼なじみとしての長い時間を感じさせる。

観光PRというフォーマットは、尺が短く、深掘りに限界がある。それでも脚本に中村孝が入っていることで、単なるご当地アニメとは一段違う物語の骨格がある。大垣の街並みを「現在」として、未来を「鏡」として機能させる構造は、短編としてきれいにまとまっている。告白から逃げることと、未来で「今」に向き合い直すことが、地理的・時間的な移動とシンクロしている。

特に刺さったシーン

ウサギの執事ロボットが初登場するシーンで、思わず「これは…」と声が出た。飛行ロボットと最新技術が並ぶ未来に、なぜウサギ型の執事がいるのか。そのシュールさが作品全体のトーンを決めていて、「あ、ここはシリアスにならないんだな」と安心感と可笑しさが同時に来た。

そして2回目に見直したとき気づいたのは、序盤のユウキの告白シーンの「間」の取り方。堀江瞬の演じ方は押しつけがましくなくて、長年の感情がようやく言葉になった、という重さがある。アンが逃げてしまう理由が、ちゃんとわかる演技だった。三森すずこのリアクションの「一瞬の沈黙」も含めて、短い尺の中で二人の関係の厚みを感じさせている。

終盤、アンが大垣の街を改めて見るカットは、観光PRとしての「見せ場」であると同時に、彼女が現在に戻ってくることの意味を乗せていて、機能的にも情緒的にも仕事をしていると思う。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 短編・ONA形式でコンパクトにまとまった恋愛SFが好きな人
  • 三森すずこ堀江瞬のファンで、二人の掛け合いを聞いてみたい人
  • 地方都市を舞台にしたアニメが好きで、岐阜・大垣に縁がある人
  • 「観光PRなのに妙にちゃんとしてる」系の作品を掘るのが好きなオタク
  • タイムスリップ×幼なじみというジャンルを一通り押さえたい人

合わない人

  • 配信がなく視聴ハードルが高いことへの許容度がゼロの人
  • 尺の短さゆえのキャラクター掘り下げ不足を許せない人
  • SF要素に論理的な整合性を求める人(ウサギ型執事ロボットに「なぜ?」と聞きたくなる人)
  • 観光PR色を感じるとすぐ冷める人

次に見るなら

サクラクエスト——地方を舞台に、戸惑いながら「今いる場所」と向き合う話という点で構造が近い。こちらは尺が長い分、キャラクターの掘り下げが深く、地域と個人の関係をじっくり描いている。観光PRアニメの地方愛着が刺さったなら次はこれ。

時をかける少女(2006年)——タイムスリップで「今」の感情と向き合い直すという核が共通している。こちらはアニメ映画として完成度が高く、SF装置の使い方の巧みさという点で比較しながら見ると面白い。

あの夏で待ってる——幼なじみ・告白の戸惑い・SF的な設定が混在するラブコメとして、ジャンルの重なりが大きい。三森すずこが出演しているので、声のつながりでも見やすい一本。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現時点で本作の配信サービスへの掲載は確認されていません。岐阜県大垣市の観光PRアニメとして制作された作品のため、公式サイトや関連する観光PRページから視聴できる可能性があります。気になる方は公式情報をご確認ください。

よくある質問

Q. 「いつか会えるキミに」はどこで見られますか?
A. 現時点で主要な配信サービスへの掲載は確認されていません。岐阜県大垣市の観光PRアニメのため、公式や観光関連サイトをご確認ください。
Q. 何話構成ですか?
A. 本作は観光PRを目的とした短編ONA作品です。短めの尺でまとまったストーリーが展開されるため、手軽に楽しめる構成になっています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 軽めのラブコメとSFの組み合わせが好きな方、岐阜・大垣に興味がある方に向いています。短編なので気軽に視聴できる点も魅力です。
Q. 制作の背景を教えてください。
A. 岐阜県大垣市の観光PRを目的に2018年に制作されました。脚本は大垣市出身の著名作家・中村孝が担当しており、地元への愛情が込められた作品です。

まとめ

現時点で本作の配信サービスへの掲載は確認されていません。岐阜県大垣市の観光PRアニメとして制作された作品のため、公式サイトや関連する観光PRページから視聴できる可能性があります。気になる方は公式情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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