※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

アルテ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Seven Arcs |
16世紀初頭のフィレンツェ。ルネサンス発祥の地で、芸術が栄えていた。この大きな都市の片隅で、ある保護された少女の旅が始まる。彼女は芸術家になることを夢見ているが、貴族の家に生まれた少女にとっては不可能な職業だった。当時、芸術は男性専用の職業であり、女性は強い差別に直面していた。これらの困難に直面しながらも、アルテは立ち向かっていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
16世紀初頭、ルネサンス文化が花開くイタリア・フィレンツェ。貴族の家に生まれた少女アルテは、画家になることを夢見ていた。しかし当時、芸術家は男性の職業とされ、女性が絵筆で身を立てることなど許されない時代だった。父の死をきっかけに家を飛び出したアルテは、自らの腕一つで弟子入り先を探し歩く。やがて変わり者の画家レオの工房に住み込みで迎えられ、見習いとして第一歩を踏み出す。身分も性別も逆境でしかない世界で、ひたむきに夢へと突き進む少女の成長を描いた物語。みどころ・魅力
① 逆境に負けないヒロイン・アルテの魅力
身分や性別を理由に夢を諦めない、アルテのまっすぐな姿勢が物語の核。差別や挫折に直面しても「ならばどうするか」と手を動かし続ける前向きさが、観る者に元気をくれる。努力が少しずつ実を結んでいく過程が丁寧に描かれ、思わず応援したくなる王道の成長譚に仕上がっている。② ルネサンス期フィレンツェの空気感
芸術が花開いた16世紀イタリアを舞台に、街並みや工房、当時の人々の暮らしが繊細に描かれる。絵画や彫刻が身近にある世界観そのものが美しく、歴史と文化の香りが作品全体を包み込む。美術や西洋史に興味がある人なら、背景を眺めているだけでも楽しめる一作だ。③ 師匠レオとの師弟ドラマ
ぶっきらぼうだが芸術には真摯な画家レオと、弟子入りしたアルテ。最初は反発し合いながらも、互いに少しずつ信頼を築いていく師弟の関係が見どころ。レオをはじめ個性豊かな登場人物との出会いを通して、アルテが画家として、人として成長していく人間ドラマが温かく綴られる。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 浜名孝行 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| キャラクターデザイン | 宮川智恵子 |
| 音楽 | 伊藤ゴロー |
| 美術監督 | スコット・マクドナルド |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | 坂本真綾「クローバー」 |
| ED | 安野希世乃「晴れ模様」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初は「ルネサンスのフィレンツェで女の子が絵描きを目指す」というあらすじだけで再生ボタンを押した。歴史ものに女性主人公という組み合わせに、昔から弱い。期待したのは華やかな芸術絵巻みたいなものだったのに、開幕で出てきたのは、長い髪をためらいなく短く切り落とす貴族の娘だった。あの一刀でこの作品の温度が決まった、と今でも思う。優雅な美術談義ではなく、扉を叩いても開けてもらえない人間の話だ。最初に見たときは「頑張る子の物語」として消費していたけれど、2回目に見ると、アルテの空元気がどれだけ意識的に作られた鎧なのかが見えてきて、第1話の笑顔の意味がまるごと変わった。
才能の話ではなく、「扉を開けてもらえるか」の話
この作品は単なるサクセスストーリーではなく、「実力があれば報われる」という前提そのものを疑っている。アルテは確かに努力家だし、絵への執着も本物だ。けれど物語が繰り返し突きつけてくるのは、彼女がどれだけ上手くなっても、そもそも工房の門前で「女だから」と追い返される、その入口の問題だ。評価される土俵に立つことすら許されない——才能を測られる前に、測る価値もないと門前払いされる構造の話なんだと思う。
面白いのは、この作品が差別をわかりやすい悪役のせいにしないことだ。アルテを拒む大人たちは、たいてい意地悪ではない。むしろ良識的で、現実を知っているからこそ「君のためを思って」彼女を止める。その「善意の壁」のほうが、悪意よりずっと厚くて越えにくい。レオがアルテを弟子に取るときも、感動的に手を差し伸べるのではなく、課題をぶん投げて「やれるならやってみろ」と突き放す。あの不器用な距離の取り方こそ、この作品の誠実さだと思っている。施しではなく、機会。同情ではなく、仕事として認めること。アルテが欲しかったのはたぶん、応援ではなく、ただ「描いていい」という許可なんだ。だからこの物語は、彼女が何かを成し遂げる瞬間より、誰かが渋々でも扉を半分開けてくれる瞬間のほうが、ずっと胸に来る。
特に刺さったシーン
序盤、アルテが工房の門を一軒ずつ叩いては断られ続ける一連の場面が、いちばん効いた。断られるたびに彼女は「次っ」と切り替えるのだけど、小松未可子の声が回を追うごとにわずかに掠れていくのがわかる。明るさを演技で保とうとして、保ちきれなくなる手前のニュアンスが、本当に巧い。元気いっぱいの声と、その下にある疲労を、同じ一言の中で両立させている。
そして小西克幸のレオ。ぶっきらぼうで、褒め言葉を死ぬほど出し惜しみする男なんだけど、ふとした瞬間にアルテの絵を黙って見つめる間がある。あの「何も言わない数秒」に、台詞何十行ぶんの承認が詰まっている。最初に見たときは聞き流していたのに、2回目で気づいて、思わず巻き戻した。怒鳴るより、黙るほうが優しいことがある——それをこの二人の声でやられると弱い。
読んで見たくなったら——『アルテ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 歴史もの×女性主人公の組み合わせに弱い人
- 派手な事件より、地道に信頼が積み上がっていく過程をじっくり味わいたい人
- 「好きなことを仕事にする」ことの厳しさと尊さ、両方を描いた話が見たい人
- ぶっきらぼうな師匠とまっすぐな弟子の関係性にぐっとくる人
合わない人
- 毎話わかりやすい山場やバトル的な盛り上がりが欲しい人
- 主人公がすぐ才能を認められて駆け上がる展開を求めている人
- 恋愛要素をメインに据えた話を期待している人(あくまで土台は仕事の物語)
次に見るなら
アルテの「絵を描くことそのものへの渇望」に惹かれたなら、ブルーピリオド。こちらは現代の話だけど、何者でもない人間が美術にすべてを賭けていく焦燥と歓喜が、ひりつくほど真剣に描かれている。
「好きなものを作るために世間と戦う女の子たち」が見たいなら、映像研には手を出すな!。時代もジャンルも違うのに、創作への執念とワクワクの手触りはアルテと地続きだ。
師弟と、才能を巡る人間関係の機微をもっと味わいたいなら、ハチミツとクローバー。美大を舞台に、創作と承認と片想いがゆっくり絡み合っていく一作で、見終わったあとの余韻が長く残る。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『アルテ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品を豊富に取り揃えたサービスですので、ご自身が使いやすいプラットフォームを選んで楽しめます。本作が気になる方は、これらのサービスでチェックしてみてください。
