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バンブーブレード
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | AIC A.S.T.A. |
小次郎は無老高校の剣道インストラクターだが、極貧状態にある。しかし思わぬチャンスが訪れる。先輩のチームに勝つことで、1年間の無料食事を獲得できるのだ。ただし残された問題がある。十分な技術を持ち、剣道部に入部する意思のある女子生徒をどこで見つけるかだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
室江高校の剣道部に赴任した貧乏なインストラクター・石田коジ…もとい石田コジロー。彼のもとに、かつての先輩から「部の試合に勝てば1年間タダ飯」という願ってもない話が舞い込みます。しかし部員は心もとなく、勝つためには腕が立ち、入部の意思もある女子生徒を集めなければなりません。そんな折、剣道の天才少女・川添珠姫との出会いが、弱小剣道部を少しずつ動かしていきます。個性豊かな部員たちが集い、試合と日常を通して成長していく学園剣道コメディです。みどころ・魅力
① 天才剣士・川添珠姫の規格外の強さ
小柄で控えめな珠姫が、竹刀を握った瞬間に別人のような鋭さを見せるギャップが最大の見どころです。試合シーンの緊張感と、普段のおっとりした姿との落差が、観る人をぐっと引き込みます。② 部員それぞれの成長ドラマ
剣道経験も動機もバラバラな部員たちが、勝ち負けや挫折を通して少しずつ前へ進んでいきます。スポ根一辺倒ではなく、等身大の悩みや迷いを丁寧に描く青春群像劇としての厚みがあります。③ ゆるい日常とシリアスな試合の絶妙なバランス
笑える部活の日常パートと、手に汗握る本気の試合パートのメリハリが心地よい作品です。コメディで肩の力を抜きつつ、いざ勝負となれば熱くなれる、この緩急の妙が長く愛される理由です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 斎藤久 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 五十嵐あぐり |
| 美術監督 | 高橋麻穂 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 桑島法子「BAMBOO BEAT」 |
| ED | 桑島法子「STAR RISE」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
剣道もので竹刀を振るっていうから、てっきり防具の匂いがしてきそうな汗くさい部活ものを覚悟して見始めたら、開幕で出てきたのが「ただ飯にありつくために部を勝たせたい万年金欠のコーチ」だった。スポーツの前に生活費の心配をしている大人がいる。この時点で雲行きが変な方向にずれていって、結局そのズレが最後まで気持ちよかった。正直、最初に見たときの記憶はやたら薄い。派手な決め技でも号泣エピソードでもなく、部室のだるい空気と妙に淡々とした試合がぽつぽつ残っているだけ。なのに二周目で見返したら、その「何も起きてない時間」のほうが本体だったと気づいて、急に手放せなくなった作品だ。
守るものがないと、竹刀は振れない——強さの理由を探す話
この作品は剣道の上達物語の顔をして、実は「なぜ戦うのか」をずっと探している。中心にいる川添珠姫——通称タマちゃんは、最初から壊れているくらい強い。技術も反応速度も明らかに人外で、普通の部活ものなら「努力で這い上がる主人公」の位置にいない。だけど彼女の強さには芯がない。勝ちたいわけでも上を目指したいわけでもなく、ただ振れてしまうから振っている、みたいな空虚さがある。
面白いのは、その彼女を動かすのが正義のヒーロー番組だってこと。劇中の特撮「超剣戦隊ブレードブレイバー」が好きで、彼女の中の竹刀は「誰かを守る剣」とイコールになっている。だから守る理由がないと、あの異常な強さがふっとしぼむ。逆に、目の前の誰かのために振るうと決めた瞬間、別人になる。栄花段十朗(CV:石田彰)が放つ底冷えするような圧と対峙したとき、彼女の中で「強さ」が「守るための強さ」に書き換わっていく流れは、ただの試合シーンじゃなくて一人の人間のスイッチが入る瞬間として撮られている。石田彰がそのブレードブレイバー側のイエローも演じているのは、たぶん偶然じゃなくて、彼女の世界観そのものが彼の声でできているってことだと思う。
単なる「弱小部が強くなる話」じゃない。強さを持て余した子が、それを誰かに向けて初めて意味を持つことを覚える話だ。そう読むと、コーチのただ飯目的というしょうもない出発点すら、ちゃんと「動機がしょぼくても人は動く」というこの作品のテーマと地続きになっている。
特に刺さったシーン
一番好きなのはコーチの石田虎侍(CV:小西克幸)が情けなくわめいているところ全般だ。小西克幸って熱血のイメージで語られがちだけど、ここでのダメ人間っぷりの振り切り方がいい。腹の底から出る「金がない」のトーンに妙な実感があって、笑っているのにちょっと胸が痛い。部活ものの大人キャラがここまで欲望に正直なのは珍しい。
もうひとつ、終盤のある試合で宮崎都(CV:桑島法子)が見せる静けさ。桑島法子の声は普段やわらかいのに、構えに入った瞬間の温度がすっと下がる。あの一拍の沈黙で、この子が何を背負っているのかが全部伝わってくる。叫ばない演技で勝負を決める、その引き算がたまらない。竹刀がぶつかる音と、息を止める間の取り方。最初に見たとき素通りした場面で、見返して初めて鳥肌が立った。
読んで見たくなったら——『バンブーブレード』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 熱血スポ根より、部室のだらけた空気や日常の間が好きな人
- 「最強キャラがなぜ戦うのか」みたいな内面の揺れを掘るのが好きな人
- 大人キャラがダメで人間くさい作品に弱い人
- 叫ばない演技、引き算の声芝居に反応してしまう人
合わない人
- 毎話わかりやすい盛り上がりと決め技がほしい人
- 努力で這い上がる王道の成長譚を期待している人
- テンポの速い試合の連続を求めている人
次に見るなら
競技に向き合う緊張感と、人間関係のぬるい時間が同居する感じが好きならちはやふる。かるたという地味な競技を、ここまで熱と切なさで撮れるのかと毎回うなる。強さの理由を探すという点ではタマちゃんとも響き合う。
チームで戦う高揚感をもっと浴びたいならハイキュー!!。バンブーブレードの「個の強さ」とは逆で、こっちは噛み合っていく快感。部活ものの王道を浴び直したいときに効く。
試合より部室の空気のほうが本体だったと感じた人にはけいおん!。何も起きない時間の愛おしさだけで一本撮りきる潔さは、この作品の薄い記憶がじわじわ効いてくる感覚と近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
バンブーブレードは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。剣道系のアニメをじっくり楽しみたい方は、これらの配信サービスから自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。いずれのサービスでも快適に視聴できますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。


