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べるぜバブ 走れ!ベル坊刑事!!
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Signpost |
「ベルゼバブ」の最初の6枚のDVDに収録された全6話の短編スペシャル。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVアニメ「ベルゼバブ」のDVD第1〜6巻にそれぞれ収録された全6話の短編スペシャル。番組本編とは趣を変え、主人公・男鹿辰巳と赤ちゃん悪魔王ベル坊が「刑事」に扮して活躍するコメディ仕立てのパロディ作品。本編キャラクターたちが思わぬ役回りで登場し、笑いあり・テンポよし・ファン向けのサービス精神満点な内容になっている。みどころ・魅力
① ベル坊が刑事に!?シュールすぎるコメディ設定
凶暴な赤ちゃん悪魔王ベル坊が刑事に扮するという、本編では絶対に見られないシュールな世界観が最大の魅力。本編ファンほど「このキャラがそんなことやるの?」というギャップで笑える、パロディならではの楽しさが詰まっている。② 全6話・各巻ごとに完結する手軽さ
DVD各巻に1話ずつ収録されたオムニバス形式のため、1話あたりの尺が短く、テンポよく気軽に楽しめる。本編の合間に息抜きとして観るのにも最適で、シリーズを追いながら特典的に楽しめる構成になっている。③ 本編キャラが意外な役で登場するファンサービス
本編で活躍するおなじみのキャラクターたちが、刑事ドラマ風の世界に放り込まれてドタバタを繰り広げる。キャラクターへの愛着があるほど楽しめる内容で、本編視聴済みのファンに向けた遊び心あふれるサービス精神が光る。感想・評価
最初に見たとき——DVDの「おまけ」に何を期待するか
べるぜバブ本編のDVDを買ったとき、こういう短編が入ってることに気づいたのは封入チラシを読んだ後だった。「刑事パロディ」というだけの情報で再生ボタンを押した記憶がある。本編があれだけ暴力と赤ちゃんでごった煮になってる作品を、なぜよりにもよって刑事ものにしたのか。最初の一話を見たとき、「あ、そういうことか」と思った。深いことは何もない。ただ古賀康一のキャラが別の服を着て別のセリフを喋っているだけで、それがなぜか面白い。2回目に見たとき気づいたのは、ギャグの構造よりも「声優陣が明らかに楽しんでいる」という演技の空気感で、そこが結局いちばんの見どころだったりする。
「器」が変わっても中身は変わらない、という様式美のギャグ
べるぜバブという作品の核心は「最強のヤンキーが赤ちゃんを育てている」という設定のズレにある。そのズレを6話かけて「刑事ドラマ」という新しい器に移し替えたのがこのスペシャルで、単純に言えば「コスプレコント」なんだけど、それが成立している理由はもう少し構造的だと思う。
刑事ものというジャンルには、視聴者が無意識に持っている「お約束」がある。バディ関係、犯人追跡、尋問シーン、きまり文句のセリフ。それを使えば使うほど、べるぜバブのキャラクターたちのもともとの属性が浮き彫りになる。男鹿は刑事の格好をしていても説得力がない。なぜなら彼は組織の命令に従う人間ではないから。古市や ひ乃丸は「悪役」にはまりすぎていて、かえって逆説的に笑える。
単なる「本編キャラが別の設定に放り込まれた」ではなく、「放り込まれても変わらない部分」を見せることで、視聴者はキャラへの理解を再確認する仕組みになっている。これはコアなファン向けに作られているからこそ機能する構造で、TVシリーズを見ていない人間には刺さらない。でも逆に言えば、本編を好きな人間には「そうそう、こういう人たちだよな」という確認の快楽がある。6話という短さも、この構造には最適で、長くやると粗が出る。
おまけコンテンツにこの割り切りがあるのは、正直かなりセンスがいいと思う。
特に刺さったシーン
ベル坊が「刑事」として画面に映る冒頭の絵面が、毎話最初の笑いどころになっている。赤ちゃんに刑事コートを着せる、それだけで成立する視覚的なギャグで、テキストでは伝わらない種類の面白さだ。
声優陣の演技という点では、男鹿役・小西克幸が「刑事もの」的な低い台詞回しを無理やりやろうとして、でも男鹿のテンションが邪魔をして崩れていく瞬間が毎話どこかにある。わざとやっているのか素なのかわからないラインで演じているところが、複数回見ると見えてくる。ベル坊の泣き声と怒声が「証拠」や「証人」扱いされるシーンも、声の使い方として妙なリアリティがあって笑えた。
終盤の話でジャンル的な「クライマックス感」を出そうとして全員がそれを無視して突っ走っていく展開は、べるぜバブ本編のリズムそのもので、スペシャルとしての着地がある意味完璧だった。
読んで見たくなったら——『べるぜバブ 走れ!ベル坊刑事!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- べるぜバブ本編をリアルタイムか一気見で完走したことがある人
- 好きなキャラが別ジャンルの服を着るだけで笑える人
- コンテンツとしての「おまけ」に過度な期待をしない人
- 声優の演技の細かいニュアンスを拾える人
合わない人
- べるぜバブ本編を見ていない人(前提知識なしでは何も刺さらない)
- ちゃんとしたミステリーやサスペンスを期待して再生した人
- 1話完結のギャグに10分以上かけてほしい人
- 本編が好きすぎてスピンオフに手を出したくない人
次に見るなら
銀魂のジャンルパロディ回は、このスペシャルが好きなら確実に刺さる。時代劇の枠にSF・コメディのキャラクターを押し込む手口はよく似ていて、こちらは本編が長いぶん、パロディの精度も高い。DVD特典的な「短い実験」ではなく、本筋の中に同じ構造を組み込んでいる点で上位互換とも言える。
ボボボーボ・ボーボボは、ギャグとして「ジャンルの器を笑いに使う」という点で共鳴する部分がある。べるぜバブよりさらに振り切っていて、文脈も様式も関係なく破壊してくる。体力がある状態で見るタイプのアニメだけど、刑事パロディで笑えた人間なら免疫はあると思う。
とらぶる ダークネス OVAは、本編視聴済み前提のファン向けスペシャルとして作られているという構造が近い。キャラへの解像度が高い人ほど楽しめる作り方をしていて、「おまけコンテンツとしての誠実さ」という意味で同じ方向性を感じる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「べるぜバブ 走れ!ベル坊刑事!!」は、dアニメストアおよびHuluで視聴できます。本編「ベルゼバブ」のファンであれば、キャラクターたちの意外な姿を楽しめる短編スペシャルとして、ぜひ合わせてチェックしてみてください。