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ブレイドアンドソウル
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 7話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | GONZO |
「ブレイド アンド ソウル」のBlu-rayとDVDに収録された短編スペシャル。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ブレイドアンドソウル』のBlu-ray・DVD各巻に収録された短編スペシャル。本編では剣と復讐をめぐる重厚なストーリーが展開されるが、このSPシリーズではメインキャラクターたちが普段とはひと味違うコミカルな一面を披露する。シリアスな世界観をベースにしながらも笑いを交えた掛け合いが楽しめる、本編ファン向けのお楽しみ映像となっている。
みどころ・魅力
① 本編とのギャップが生む笑い
重厚なアクション・剣劇で知られるメインストーリーとは打って変わり、キャラクターたちがコミカルな状況に巻き込まれる展開が続く。真剣なシーンで見せる表情と、SPでの脱力系リアクションのギャップが最大の見どころ。本編を見終えたあとのご褒美的な位置づけとして楽しめる。
② キャラクターの意外な素顔
本編では寡黙でストイックなキャラクターが多い中、SPでは日常的・ほのぼのとした状況に置かれた彼女たちの素の表情が垣間見える。ファンサービス色が強く、好きなキャラクターの新たな魅力を発見できる構成になっている。
③ 短編ならではのテンポの良さ
各巻特典という性質上、1本ごとのテンポが非常にコンパクト。隙間時間に気軽に視聴できる点も魅力で、本編視聴後のクールダウンとして最適。コメディ色が強いため、アクション疲れした視聴者にも息抜きとして機能する。
キャスト・声優一覧
















感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を見終わって、そのままBlu-rayの特典映像として流れてきた。「ゲーム原作のSPってどうせ……」と思いながら再生したのが正直なところだ。ブレイドアンドソウルはNCSOFTのMMORPGが原作で、2014年のTVシリーズはかなりシリアスな武侠アクションとして作られていた。その世界観でコメディをやるというのは、最初どう転ぶか読めなかった。1周目は「あ、こういうやつね」と流し見した。ところが2周目、本編キャラクターの素が出たときの落差が妙に面白くて、気づいたら繰り返し見ていた。BD特典の短編スペシャルとしての完成度は、本編の空気を理解したうえで作られているぶん、コアなファン向けの精度が高い。
本編の仮面を脱いだキャラクターが一番かわいい、という残酷な事実
ブレイドアンドソウル本編で描かれるジン・ヴァレルは、復讐を誓った剣士として終始緊張感をまとっている。悠木碧が演じるその声には、本編を通してどこか張り詰めたものがあった。少年的な硬質さと、ふとした瞬間に滲む脆さ。326本の出演歴を持つ悠木碧がキャリアの中で磨いてきた「静かな強さ」の表現が、本編では主軸になっている。
ところがスペシャルでは、その緊張が意図的に解除される。コメディフォーマットになった瞬間、本編では決して見せなかった表情のキャラクターたちが動き始める。これはBD特典スペシャルという形式が持つ構造上の特権で、「本編のキャラクターである」という前提がすでに共有されているからこそ機能するギャップだ。ユ・ランを演じる伊藤静のトーンの緩め方、エル・カレン役の大原さやかが見せる本編との落差——本編を見ていないと何も面白くない種類の笑いで、それゆえにコアなファンにはたまらない。
このスペシャルが描いているのは、「キャラクターの本来の姿」ではなく「仮面を外したときに何が出てくるか」という実験に近い。シリアスな物語のなかでは機能的な役割しか与えられなかったキャラクターが、コメディという安全な箱の中で人間的な反応を見せる。ゲーム原作アニメのBD特典スペシャルとして見ると、これはキャラクターへの「ご褒美」として機能しており、単なるオマケ映像を超えた密度がある。ゲームのキャラクターを好きになって本編アニメを見た視聴者にとっては、この短編でやっと「あ、こういう人だったんだ」と感じられる部分があるはずで、そのズレがこのスペシャル全体のトーンを形作っている。
特に刺さったシーン
本編では終始重厚なトーンを維持していた小山力也演じるガ・ガンテが、コメディ展開でスタンスを崩す場面がある。小山力也という声優はスーパーマンの吹き替えをはじめ、「揺るがない男」の代名詞みたいなキャスティングが多い人で、その人が脱力した反応を見せた瞬間、思わず二度見した。ギャップとはこういうことだ、という教科書みたいな瞬間だった。本編の圧をそのまま持ち込んでいるからこそ崩れたときの振れ幅が大きい。また、井上麻里奈演じるユウが本編の硬質なキャラクター像から離れた瞬間の声のトーン変化も聴きどころで、こういう使い方をされると声優の引き出しの深さをあらためて実感する。2回見ないと聴き逃す種類の細かさだと思う。
読んで見たくなったら——『ブレイドアンドソウル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編TVシリーズを最後まで見て、キャラクターに愛着が生まれた人
- ゲーム版ブレイドアンドソウルのキャラクターが好きで、動いている姿をもっと見たい人
- シリアスな作品のコメディスペシャルというフォーマット自体が好きな人
- 悠木碧・大原さやか・伊藤静の演技の幅を聞き比べたい声優ファン
- BD特典映像をちゃんと消化するタイプのコレクター気質のある人
合わない人
- 本編未視聴でキャラクターへの前提知識がない状態で見ても文脈が入らない人
- 本編のシリアスな武侠アクション路線を期待して続きを求める人
- コメディ的な崩し表現がキャラクターのイメージを壊すと感じるタイプ
- 短編・オムニバス形式のコンテンツが物足りなく感じる人
次に見るなら
本編のシリアスな世界観が好きだったなら、同じく武侠・剣戟アクションをベースにしたダークファンタジーとしてドリフターズを勧めたい。歴史上の英雄たちが異世界で戦うという設定で、密度の高いアクションと独特のユーモアが共存している。ブレイドアンドソウルに近い「硬い世界観のなかの笑い」を求めるなら刺さるはずだ。
コメディスペシャル的な「本編キャラの別の顔」という楽しみ方が気に入ったなら、機動戦士ガンダムさんも同じ構造で楽しめる。重厚な本編を持つガンダムシリーズのキャラクターたちをコメディに落とし込んだ作品で、原作への愛着があるほど笑いの解像度が上がる仕組みになっている。
ゲーム原作アニメとしてキャラクターの「動いている版」を楽しむという軸で見るなら、テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスも近い感触を持っている。ゲーム原作のキャラクター性をアニメに移植する難しさと成功例を比較しながら見ると、ブレイドアンドソウルが何を選んで何を捨てたかが見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ブレイドアンドソウル』SPは、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクの対象作品として配信されているため、加入済みであれば追加料金なしで楽しめます。本編と合わせてSPもまとめて視聴できる環境が整っていますので、ぜひチェックしてみてください。