クオリディア・コード

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2016クオリディア・コード

クオリディア・コード

★ 3.0 / 5.0アクションファンタジー超自然
放送年2016年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作オリジナル
制作A-1 Pictures

数十年前に「UNKNOWN」と呼ばれる敵が侵攻し、人類は戦争を続けている。子どもたちは侵攻から逃れるため冷凍睡眠に入り、目覚めると超能力を身につけていた。彼らは東京、神奈川、千葉に防衛都市を設立し、UNKNOWNから国を守るために戦う。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

数十年前、「UNKNOWN」と呼ばれる未知の敵が日本に侵攻した。人類との戦いは今も続いており、かつて冷凍睡眠によって難を逃れた子どもたちが目覚めると、それぞれ特殊な能力「世界」を宿していた。彼らは東京・神奈川・千葉の三都市に分かれて防衛拠点を築き、UNKNOWNから国土を守る最前線に立つ。能力者として戦い続ける少年少女たちの青春と葛藤、そして戦争の真実が交錯するバトルファンタジー。

みどころ・魅力

① 三都市それぞれの個性あふれるキャラクター

東京・神奈川・千葉の各都市を率いるキャラクターたちは、性格も能力も異なる個性豊かな面々。互いにライバル意識を持ちながらも協力せざるを得ない状況が、独特の群像劇を生み出している。キャラクター同士の掛け合いや関係性の変化が物語の見どころのひとつだ。

② 伏線が張り巡らされたストーリー構成

序盤はキャラクターたちの戦闘や日常が描かれるが、物語が進むにつれてUNKNOWNや世界の真相に迫る展開が待っている。序盤に散りばめられた伏線が後半に回収されていく構成は、一気見したくなる引力を持つ。

③ 超能力バトルと青春群像の融合

「世界」と呼ばれる超能力を駆使したバトル描写に加え、命がけで戦う少年少女たちの感情や成長が丁寧に描かれる。戦いの緊張感と青春ドラマが絡み合う独特の空気感が、本作ならではの魅力となっている。

キャスト・声優一覧

朱雀 壱弥
朱雀 壱弥
メイン
斉藤壮馬
宇多良 カナリア
宇多良 カナリア
メイン
石川由依
天河舞姫
天河舞姫
メイン
悠木碧
凛堂 ほたる
凛堂 ほたる
メイン
福原綾香
千種 明日葉
千種 明日葉
メイン
安済知佳
千種 霞
千種 霞
メイン
内田雄馬
八重垣青生
八重垣青生
サブ
雨宮天
夕浪愛離
夕浪愛離
サブ
能登麻美子
大國真昼
大國真昼
サブ
大原さやか

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スタッフ

監督川村賢一
原案キャラデザ松竜
キャラクターデザイン田畑壽之
音楽岩崎琢
OPリサ「Brave Freak Out」
OPリサ「AxxxiS」
EDクラリス「Gravity」
EDガルニデリア「約束 -Promise code-」
EDクラリス x ガーニデル「clever」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

名前は知ってた。「川原礫が原案に絡んでる2016年のやつ」というぼんやりした情報だけで、なんとなく後回しにしてた作品。SAO的な何かを想像してたし、2016年という年代が地味にハードルになってたのもある——あの頃のラノベ原案アニメって、当たりとそうでないやつの振り幅がでかくて、踏み込む気力がいる。

で、実際に見てみたら、出だしはわかりやすかった。冷凍睡眠から目覚めたら超能力がついてました、東京・神奈川・千葉でそれぞれ防衛都市を作って謎の敵UNKNOWNと戦ってます、という導入。整理されてるし、キャラの関係性も早めに提示される。「ああ、これ作り慣れてる人が作ってる」という印象。

ところが中盤から引っ張られるのは、戦闘描写でもキャラの成長でもなく、「この世界、本当にそういう話だったっけ?」という違和感の積み重ねで。2回目を見たとき、序盤のセリフの乗せ方がぜんぜん違って見えた。声優陣がしっかり「後から振り返るとわかる嘘」を演じてたんだと気づいて、それで一気に評価が変わった。

子どもたちは「守る側」に回ることを、誰にも聞かれていなかった

この作品をひとことで言うなら、搾取の話だと思う。UNKNOWNから国を守るため、冷凍睡眠に入れられ、目覚めたら超能力者になっていた子どもたち。彼らは自分で選んで戦士になったわけじゃない。気づいたときにはもう、「守る側」の役割がセットで付いてきた。

東京・神奈川・千葉の三都市がそれぞれ独自の指揮系統を持ち、十代の子どもたちが実質的な最前線に立っている。この構造、普通に異常なんだが、作中では誰もそこを疑わない。疑うことすら思いつかないように育てられてる、という言い方のほうが正確かもしれない。「自分たちが守らなければ誰が守る」という使命感が、彼らのアイデンティティの核になってしまっているから。

中盤以降の展開が面白いのは、その「使命感」がいつから、誰によって植え付けられたのかという問いが浮かび上がってくるところで。UNKNOWNとの戦争の構図が単純な「人類 vs 敵」じゃないとわかってくると、子どもたちが信じて疑わなかった「守る理由」自体が崩れていく。

悠木碧が演じる天河舞姫は、この作品の中で一番その搾取構造に気づきやすい位置にいるキャラクターだと思う。能力の使い方も戦闘スタイルも、「与えられた役割を完璧にこなす」方向に特化していて、それがある意味でかわいそうでもある。悠木碧はこういう、表面上は強くて有能なのに根っこがずっと不安定なキャラクターの声が本当にうまい。後半の揺らぎをあの声で聞くと、単なる展開の驚き以上のものが来る。

能登麻美子の夕浪愛離は出番の密度で言えば限られてるんだが、登場するたびに画面の空気が変わる。声の温度で「この人だけ違う時間軸を生きてる」という感じを出せる人で、その使い方が作品の構造に合ってた。

「子どもが戦う話」というフォーマットは腐るほどある。ただ、戦う理由を疑わせる作りをここまで仕込んでくると、ただの戦闘アニメで終わらなくなる。川原礫が原案に入ってる理由が、こういうところで見えてくる気がした。

特に刺さったシーン

中盤、これまでの「敵」の定義が揺らぐ情報が出てくるあたりの、斉藤壮馬の声の処理が良かった。朱雀壱弥というキャラクター、序盤は割と類型的な「実力あって少し斜に構えてる男」で、正直そんなに引っかかってなかった。それが、自分の信じてきた前提が崩れていく場面で、声の芝居が急に素になるというか、鎧が剥がれる感じになって。斉藤壮馬、こういう「崩れる瞬間」の間の取り方がうまい。

内田雄馬の千種霞も同じで、序盤の飄々とした雰囲気が後半になるにつれて、笑いの下に何か別のものが混ざり始める演技に変わっていく。2回目に見ると序盤からすでにその兆候があって、「ああ、ここでもう仕込んでたのか」と思った。

あとは大原さやかの大國真昼。大人の女性を演じるとき、大原さやかは声に「余裕」と「孤独」を同時に乗せられる人で、この作品でもそれが全部出てた。子どもたちを見守る側の視点で、知ってることと知らないふりをしてることの境界線を声だけで示してくる。テキストだけ読んでも半分しか伝わらない役だと思う。

読んで見たくなったら——『クオリディア・コード』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さると思う人

  • 中盤以降の「前提がひっくり返る」展開が好きで、それのために序盤の伏線を遡って確認する作業が苦じゃない人
  • 声優の演技から情報を読む習慣がある人——テキストに書かれていない感情が声に乗ってる作品なので、そこを楽しめるかどうかが分岐点になる
  • 2016年前後の深夜アニメのフォーマットに慣れている人。テンポや情報の出し方が時代の文法で作られてる

合わないかもしれない人

  • キャラクターの内面描写にたっぷり尺を使ってほしい人——この作品、情感よりも情報の積み上げで動く構成なので、感情移入に時間がかかる
  • 全話見終わって「ちゃんと回収されたか」を確認したいタイプ——伏線の処理に関しては好みが分かれる終わり方をしてる
  • 戦闘作画をメインの楽しみにしてる人には、少し物足りないかもしれない

次に見るなら

Charlotte(2015年)——超能力を持った高校生たちが、自分たちの能力の「本当の意味」を知っていくにつれて世界の見え方が変わる話。Key×Aniplex作品でクオリディア・コードよりドラマの密度が高め。前半と後半でまったく別の作品みたいになるのが賛否両論だが、刺さる人にはかなり刺さる。

東京レイヴンズ(2013〜2014年)——陰陽師の血筋を持つ主人公が、組織の思惑と個人の感情の間で引き裂かれる話。超常能力を持つ若者が「守る側」の役割を押しつけられる構図が近い。全2クールあるので腰を据えて見られる。

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(2014〜2015年)——「戦わされている」という構造をより直接的に描いた作品。クオリディア・コードより過激な表現が多いが、「誰が誰のために何を守っているのか」という問いに正面から向き合う点で共鳴するものがある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『クオリディア・コード』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれのサービスも月額プランへの加入で視聴可能なため、すでに利用しているサービスがあればすぐに視聴をはじめられます。見放題対象かどうかは各サービスの配信ページでご確認ください。

よくある質問

Q. クオリディア・コードはどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信されています。いずれも月額サービスへの加入が必要です。各サービスの配信ページで見放題対象かどうかをご確認のうえご利用ください。
Q. 全何話ですか?
A. 全12話構成のTVアニメです。2016年夏クールに放送されました。1クールでまとまっているため、週末などにまとめて視聴しやすい作品です。
Q. 原作はありますか?
A. 本作はアニメオリジナル作品です。ただし、同一世界観を共有する小説作品が複数存在しており、アニメ視聴後にそれらを読むことでより深く世界観を楽しめます。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 超能力バトルと群像劇が好きな方、伏線回収のあるストーリーを楽しみたい方におすすめです。戦いの中で成長するキャラクターたちの物語に魅力を感じる方にも刺さりやすい作品です。

まとめ

『クオリディア・コード』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれのサービスも月額プランへの加入で視聴可能なため、すでに利用しているサービスがあればすぐに視聴をはじめられます。見放題対象かどうかは各サービスの配信ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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