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ドラゴノーツ-ザ・レソナンス-
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
最終DVDに収録される未放映の26話です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVシリーズ本編を経て、人間とドラゴンの共存という新たな世界が幕を開けた。最終DVDにのみ収録された幻の第26話は、激動の戦いを乗り越えた神代仁とトアたちのその後を描く特別編。それぞれのキャラクターが新しい日常へと歩み出す姿を描いた、ファン待望のエピローグ的作品。本編を見届けた視聴者へのご褒美ともいえる一本です。みどころ・魅力
① 本編では語られなかった「その後」を映す貴重な一話
TVシリーズ全25話では描き切れなかったキャラクターたちのその後が描かれる、ファンにとって特別な意味を持つエピソード。DVD購入者だけが観られた幻の回として、長らく語り継がれてきた希少な作品です。② 人間とドラゴンの絆が紡ぐ穏やかな日常
激しい戦闘や葛藤が続いた本編とは異なり、本エピソードでは仁とトアをはじめとするペアたちの温かい日常シーンが展開。シリアスな本編を見終えた後に観ることで、感慨もひとしおの余韻を楽しめます。③ 配信解禁で今こそ手軽に視聴できる幻のエピソード
かつてはDVDを手に入れなければ観られなかった本作が、現在はU-NEXTとHuluで視聴可能に。本編と合わせてシームレスに楽しめる環境が整い、シリーズを改めて一気見するチャンスです。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 音楽 | 山下康介 |
|---|---|
| OP | Jazzin’ Park「perfect blue」 |
| ED | ハル「Fight Or Flight」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ドラゴノーツ-ザ・レソナンス-」というタイトルを見たとき、正直、年代を当てられる自信がある。カタカナ+ハイフン+英語サブタイトルの組み合わせ、横文字の「レソナンス(共鳴)」という概念を全面に出した命名。2007〜2009年あたりのGONZO案件か、あるいはそのへんを目指した会社の匂いがする。当たった。
本編TV版を全話見ていた身として、この26話を掘り起こしたのは「最終DVDにしか入っていない」という情報を見かけたから。未放映回というのはだいたい二種類あって、「本編に入れるタイミングがなかった掘り出し物」か「尺が合わなくて切られた無難なもの」か。どちらに転ぶかは見てみないとわからない。それだけで動機としては十分だった。最初に見たときの印象は、本編が終わってから見る「余白の一話」としてちょうどいいバランスだと思った。
「共鳴」とは、相手を変えることではなく、相手のままでいることを選ぶ話だった
ドラゴノーツという作品を振り返ると、タイトルにある「レソナンス=共鳴」という言葉の扱いが一貫して徹底されていた。物理的に周波数が合うとか、ソウルメイト的な運命的出会いとか、そういう安易なファンタジー概念として使われていない。共鳴というのは、どちらかが合わせるのではなく、二つのものが干渉し合って初めて起きる現象だ。
TV版を通じてジンとトアの関係が描いてきたのは、まさにその構造だったと思う。ジンがトアに引き寄せられるのと同じだけ、トアもジンという存在によって変化していく。どちらかが一方的に「守る側」「守られる側」に収まらない。2000年代後半のメカ×ラブコメという文脈で言えば珍しくもないフォーマットだが、この作品はその相互性をかなり真面目に押さえようとしていた。
SP版の26話はその後日談的な位置づけになる。本編クライマックスの後、残された関係性がどう落ち着いていくかを見せる一話。派手な戦闘がある種の解放だとすれば、SPはその「静かになったあと」を描く役割だ。共鳴というのは戦っているときだけではなく、何もない日常の中にも続いている、というのをこのSPが担っている。それが作品全体のテーマを完結させているかどうかは判断が分かれるところだが、本編を見てきた人間にとっては「ああ、ちゃんと続いているんだ」と感じられる一話だった。
2008年という時代のアニメとして見ると、この作品が狙っていたものはもう少し大きかったかもしれない。GONZOが得意としていた大規模SF設定と、当時のギャルゲー的なヒロイン配置を組み合わせた作品群の一つとして、「レソナンス」という概念は差別化のキーワードでもあった。それが作品内で十分に機能していたかどうかは別として、少なくとも核にある問い——「共鳴するとはどういうことか」——はSPを含めた全話を通して手放さなかった。
特に刺さったシーン
SP26話の中で、ジンとトアが何でもない会話をするシーンがある。本編ではずっと追われ、戦い、選択を迫られてきた二人が、ただそこにいる。それだけのシーンなのに、妙に重心が低くて、安定している。
ここでの朴璐美さんの演技が効いていた。トアというキャラクターは感情表現がフラットに寄っているのが持ち味で、それはTV版の序盤から一貫している。感情が薄いわけではなく、出力の仕方が違う。その「静かだけど空っぽではない」という温度感を、SPでも崩さずに保ってくれていた。本編を見てきた分だけ、そのわずかな変化——以前よりほんの少しだけ「慣れた」感じがするトアの声——に気づけて、それが地味に嬉しかった。2回目に見たとき、意識してそこだけ聞き直した。
派手なアクションシーンよりも、こういう静止点のほうが長く残る。SP回というフォーマットの良さはそこだと思っている。
読んで見たくなったら——『ドラゴノーツ-ザ・レソナンス-』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TV版全話を見た上でSPを追いかけるタイプのコアファン
- 2000年代後半のGONZO・メカSFアニメに郷愁がある人
- 派手な決着より「その後の二人」を見たいタイプ
- 朴璐美さんの演技を作品を通して追っている人
合わない人
- TV版未視聴でいきなりSPから入ろうとしている人(完全に前提知識ありき)
- 毎話アクションやバトルに比重を置きたい人
- 2000年代のラブコメ文法——ヒロイン多数・ハーレム的配置——が肌に合わない人
次に見るなら
同時期の「人とドラゴン(or 異種)の共鳴」という文脈で言えば、ラストエグザイルが近い空気を持っている。GONZOが本気を出したSF世界設定と、コンビの関係性描写のバランスが2000年代前半のアニメとして完成度が高い。ドラゴノーツのSF部分が好きだったなら入りやすい。
キャラクター関係の「共鳴・絆」という核が刺さった人にはSTAR DRIVER 輝きのタクトも試してほしい。2010年代初頭のサンライズ作品で、記号的なキャラクター配置をあえて使いながらその内側を掘っていくやり方が、ドラゴノーツと問いの立て方として似ている。
「未放映・SP回を含めて完走した」という体験そのものが好きな人は、フルメタル・パニック!シリーズのOVA群を順番に押さえていくのがいい。本編との温度差と補完関係の作り方が、この手のSP回をどう楽しむかの感覚を鍛えてくれる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ドラゴノーツ-ザ・レソナンス-』の未放映第26話は、現在U-NEXTおよびHuluで視聴できます。本編全25話と合わせて配信されているため、シリーズを通してまとめて楽しめます。TVでは観られなかった幻のエピローグを、ぜひこの機会にご覧ください。