デンキ街の本屋さん

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2014デンキ街の本屋さん

デンキ街の本屋さん

★ 3.5 / 5.0コメディ日常系
放送年2014年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Shin-Ei Animation

ある「電気街」の奥深くにある漫画専門店で働く人々を中心とした「青春書店コメディ」。主人公の馬尾が「BOOKS馬の骨」でアルバイトをしており、仕事の先輩(ただし年上ではない)と一緒に働いている。電気街とは、秋葉原のような電化製品を扱う商店街の総称である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

電化製品やサブカルチャーの店が立ち並ぶ「電気街」。その奥にある漫画専門店「BOOKS馬の骨」を舞台に、そこで働く個性豊かな店員たちの日常を描く青春書店コメディです。漫画好きが高じて書店員になった主人公・うまのほねは、先輩のそとむらをはじめとする仲間たちと、棚作りや接客、コミック入荷といった「本屋ならでは」の仕事に奮闘します。恋愛未満のやりとりや、オタクならニヤリとする小ネタを交えながら、ゆるくも賑やかな書店の毎日がテンポよく綴られていきます。

みどころ・魅力

① 「書店の裏側」をネタにしたお仕事コメディ

シュリンク掛けやポップ作り、入荷作業といった書店員のリアルな仕事が、コメディタッチで描かれます。本好き・漫画好きなら思わず共感してしまうあるあるネタが満載で、働く現場ならではの面白さが詰まっています。

② あだ名で呼び合う、個性派ぞろいの店員たち

本名ではなくあだ名で呼び合う店員たちのキャラクターが魅力です。天然な主人公とツッコミ役の先輩を中心に、それぞれの距離感や掛け合いがテンポよく展開し、群像劇としての賑やかさを生み出しています。

③ 甘酸っぱい恋愛未満の空気感

うまのほねとそとむらをはじめ、店員同士のほのかな恋愛模様も見どころのひとつです。なかなか進展しないもどかしさと、ふとした瞬間のドキッとする展開が、日常系コメディに甘酸っぱいアクセントを加えています。

キャスト・声優一覧

ひお
ひお
メイン
›
高森奈津美
ソムリエ
ソムリエ
メイン
›
貴洋 富田
腐ガール
腐ガール
メイン
›
竹達彩奈
海雄
海雄
メイン
›
逢坂良太
先生
先生
メイン
›
津田美波
カントク
カントク
メイン
›
松岡禎丞
カメ子
カメ子
メイン
›
相沢舞
サブ
›
佐藤聡美

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スタッフ

監督佐藤まさふみ
シリーズ構成筆安一幸
キャラクターデザイン國行由里江
音楽高木洋
音響監督平光琢也
OP竹達彩奈「齧りかけの林檎」
EDdenk!girls「two-Dimension’s Love」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は、電化製品の街の奥でひっそり営業している漫画専門店、という設定の地味さに半分呆れながら見始めた。爆発も異世界もない。レジ打ちと品出しと、棚の前での他愛ない雑談があるだけ。なのに気づいたら一話から最終話まで通しで見ていて、何日か経つと無性にまた頭から見返していた。二度目で腑に落ちたのは、これが「働く」話というより「同じ棚の前に並んで立てる相手がいる」話だということ。秋葉原を思わせる電気街という舞台はあくまで口実で、本当に映しているのは、好きなものが同じというだけで成立してしまう距離の近さのほうだった。地味だと思ったあの第一印象を、二周目の自分が静かに撤回していた。

レジの内側から見た、”好き”という共通言語の話

この作品は単なる職場コメディではなく、「好きなものを売る側に回った人間」の話として見ると急に解像度が上がる。BOOKS馬の骨で働く面々は、客として漫画を買っていた側から、棚を組んで客に渡す側へ移った人たちだ。その一歩で何が変わるかというと、好きという感情が個人の趣味から、共有して守るべきものに変わる。だからこの店の連中は、誰かが探している一冊を本気で探すし、自分の偏愛を恥じない。

面白いのは、ここにいる全員がどこか不器用で、社会の標準からは少しずれていること。恋愛も会話も回りくどく、まともに気持ちを言えた試しがない。けれどレジの内側、同じ棚の前という場所でだけは、その不器用さが欠点として処理されない。好きなものの話さえできれば、それで通じ合えてしまう。共通言語が「売上」でも「効率」でもなく「この作家のここがいい」である空間が、彼らにとっての逃げ場であり居場所になっている。

派手な事件は起きない。代わりに、好きを口に出せる相手の隣に立っているだけで生活が機能していく様子を、ひたすら積み上げていく。電気街という閉じた一角を選んだのも、たぶんそのため。外の物差しが届かない場所だからこそ、彼らの矜持は守られる。好きを共通言語にできる場所を持っている人間は強い——そういう、ささやかで頑固な肯定がこの作品の芯にある。

特に刺さったシーン

序盤、カントク(松岡禎丞)が自主制作の漫画にやたら熱を込めて語る一連のくだりで、思わず画面に向かって苦笑いした。あの声の、真顔で全力なのにどこか間が抜けている熱量の出し方は松岡禎丞の独壇場で、笑っているうちに「この人本気で好きなんだな」と妙に胸を打たれる。海雄(逢坂良太)とひお(高森奈津美)の、近づきそうで毎回ずれていく距離感も良くて、逢坂良太の控えめなトーンと高森奈津美の少し舌足らずな間が、踏み込めない二人の温度をちょうどよく支えている。そこへ腐ガール(竹達彩奈)が一人で暴走し、佐藤聡美の刺すようなツッコミが場をまた引き戻す——この緩急が癖になる。終盤、棚の前で交わされるなんでもない会話の一つで、私はこの店ごと手放したくなくなった。

読んで見たくなったら——『デンキ街の本屋さん』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 同人誌即売会やアキバの路地裏に一度でも心を持っていかれたことがある人
  • 大事件より、好きなもの同士の他愛ない会話を延々と見ていたい人
  • 不器用なまま進まない恋愛の、じれったい温度が好きな人
  • 松岡禎丞・竹達彩奈あたりの掛け合いを目当てに見ても満足できる人

合わない人

  • 毎話はっきりした起伏や決着がないと退屈してしまう人
  • 下ネタ寄りのオタクいじりが続くノリに抵抗がある人
  • キャラの関係が一気に進展する展開を期待している人

次に見るなら

同じ職場コメディの呼吸が好きならWORKING!!。少しずつ壊れた面々が一つの店で噛み合っていく感じが近くて、不器用な距離感の積み上げ方もよく似ている。

オタク文化そのものの手触りを味わいたいならげんしけん。同人やサークルの内側を、愛と気恥ずかしさの両方で描いていて、この作品の”好きを共有する空気”と地続きだ。

作る側・売る側の情熱に惹かれたならステラのまほう。同人ゲーム制作を通して「好きを形にする人たち」を丁寧に追っていて、棚の前の高揚をまた違う角度から味わえる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『デンキ街の本屋さん』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVで視聴可能です。複数の配信サービスで配信されているため、ご自身が普段お使いのサービスから手軽に楽しめます。アニメ好きや漫画好きの方は、ぜひお気に入りの環境でチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『デンキ街の本屋さん』はどんなアニメですか?
A. 電気街の奥にある漫画専門店「BOOKS馬の骨」を舞台に、そこで働く店員たちの日常を描いた青春書店コメディです。お仕事もの・日常系の魅力が詰まった2014年放送のTVアニメです。
Q. どの配信サービスで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVで視聴できます。複数のサービスで配信されているので、普段お使いの環境から手軽に楽しめます。
Q. 漫画やオタク文化に詳しくなくても楽しめますか?
A. 楽しめます。書店員のお仕事コメディや店員同士の掛け合いが中心なので、予備知識がなくても気軽に見られます。詳しい方なら小ネタでさらにニヤリとできる作品です。
Q. いつ放送されたアニメですか?
A. 2014年に放送されたTVアニメです。コメディ・日常系のジャンルで、書店を舞台にしたゆるく賑やかな作風が特徴となっています。

まとめ

『デンキ街の本屋さん』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVで視聴可能です。複数の配信サービスで配信されているため、ご自身が普段お使いのサービスから手軽に楽しめます。アニメ好きや漫画好きの方は、ぜひお気に入りの環境でチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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