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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | A-1 Pictures |
21世紀の東京銀座に突如異世界への門が出現する。門からはモンスターや中世ヨーロッパの騎士など、ファンタジーの生物が押し寄せ、多くの東京市民が殺害される。これは銀座事件と呼ばれる。政府は日本自衛隊の小規模な兵士グループを派遣して対抗する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
現代の東京・銀座に突如として異世界への「門(ゲート)」が出現。剣や魔法が支配する異世界から、竜や化け物、鎧武者などが押し寄せ、多数の市民が犠牲となった「銀座事件」が勃発する。日本政府は自衛隊を派遣し、門の向こう側「特地」へと進軍。オタク趣味を持つ自衛官・伊丹耀司二等陸尉を主人公に、現代兵器と異世界ファンタジーが激突する前代未聞の戦いが幕を開ける。
みどころ・魅力
① 現代自衛隊 vs 異世界軍という圧倒的なギャップ
剣と魔法の軍勢に対し、戦車・ヘリ・小銃で応戦する自衛隊。その一方的とも言える戦力差がもたらす爽快感と、現代国家が異世界に介入することの政治的リアリティが同居する、ほかにない作品体験を味わえる。
② 個性豊かなキャラクターたちとの交流
エルフの生き残りテュカ、炎龍に師事する見習い魔法使いレレイ、神官少女ロゥリィ・マーキュリーなど、特地で出会うヒロインたちのキャラクターが魅力的。異文化・異種族との交流と人間ドラマが物語に深みを与える。
③ 政治・外交・軍事を絡めた重厚なストーリー
異世界利権をめぐる各国の思惑、日本国内の政治判断、帝国との外交交渉など、単なる異世界バトルに留まらない多層的な展開が見どころ。ゲートを舞台にした現実的な国際政治の描写が作品に独自の説得力をもたらす。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 京極尚彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| 原作 | 柳内たくみ |
| 原案キャラデザ | Daisuke Izuka |
| キャラクターデザイン | 中井準 |
| 音楽 | 藤澤慶昌 |
| 美術監督 | 高橋麻穂 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | 岸田教団&The明星ロケッツ「GATE~それは暁のように~」 |
| ED | 種田梨沙「ぷりずむコミュニケート」 |
| ED | 東山奈央「GATE~それは暁のように~」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「自衛隊が異世界に行く」という一行で、正直なめてかかって見始めた。どうせ俺TUEEEの変形版だろうと。ところが序盤の銀座の描写で一気に引き込まれた。現代の東京に門が開いて、そこから竜とか騎士とかが出てくる——その混沌のビジュアルが、妙にリアルな自衛隊の装備と並んで映し出されるシュールさは、1回目に見たときには笑えた。2回目で気づいたのは、笑えるように作ってるんだということ。コメディとシリアスの配分が、思ったより計算されている。主人公の伊丹が「オタクで、でも有能」という設定を諏訪部順一がどう演じているかを意識して見直すと、あの独特のゆるさが意図的な演技であることがわかってくる。
「強さの非対称」という倫理の問題——自衛隊が異世界に持ち込んだもの
この作品を「自衛隊×ファンタジー」という枠で終わらせると、たぶん本質を取り逃がす。GATEが実際に問い続けているのは、「圧倒的な技術的優位を持った側が、そうでない側に何をするべきか」という話だと思っている。
異世界の帝国は中世ヨーロッパに相当する軍事力しか持っていない。そこに現代の自衛隊が入っていくわけで、戦闘シーンにはほとんど緊張感がない。炎竜との戦いですら、火力の差がありすぎて「勝つかどうか」より「どう勝つか」の話になる。これをただのカタルシスとして受け取るか、不均衡な権力関係の描写として読むかで、この作品の見え方が全然変わる。
伊丹というキャラクターが面白いのは、その非対称性を無邪気に享受しているように見えて、実は個々の人間関係においては対等に接しようとしている点だ。レレイとテュカとピニャという三者三様の異世界人との関係が、それぞれ異なる形の「橋渡し」になっている。東山奈央が演じるレレイの淡々とした話し方は、感情の起伏を表面に出さないキャラクターに妙なリアリティを与えていて、ああこの子は賢すぎるから感情をあえて後回しにしているんだな、と後から気づく設計になっている。
政治パートが挟まるのも、この作品の誠実さだと思う。自衛隊が異世界で活動するということは、日本の国内政治・国際政治と切り離せない。そこを描かないと嘘になる、という意識が作品全体にある。ただしそのパートが面白いかどうかは別の話で、人によってはここで離脱する。
特に刺さったシーン
序盤の銀座の戦闘——というより「虐殺」に近い状況から、自衛隊が介入して流れを変えるくだりは、何度見ても構図の設計がうまいと思う。圧倒的な現代兵器の前に中世の軍隊が崩れていくのを、カメラが淡々と映す。BGMの使い方が冷静で、ここで煽らないのが逆に効いている。
戸松遥が演じるピニャの、段階的に自衛隊への認識が変わっていくところも見どころだった。最初は「蛮族」として警戒していた相手を、じわじわと再評価していく過程の演技が丁寧で、プライドの高い王女というキャラクターが崩れていくタイミングが毎回笑えた。石川界人演じる倉田の、どこか飄々とした存在感も作品全体のテンションを均してくれていて、シリアスに傾きすぎないバランサーになっている。
金元寿子のテュカが感情的に揺れるシーンは、声の演技だけで持っていかれる場面が複数あって、あの透明感のある声質がキャラクターの脆さと合っていた。
読んで見たくなったら——『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- ミリタリー描写が好きで、でもファンタジーも嫌いじゃない人
- 主人公が最強すぎる設定を「そういうジャンルとして」楽しめる人
- 政治・外交パートも含めて世界設定を掘り下げたい人
- 諏訪部順一のゆるい演技を楽しめる人
- ハーレム要素があっても気にならない人
合わない人
- 戦闘の緊張感・命の危機感を求めている人(敵が弱すぎるので)
- キャラクターの恋愛関係に整合性を求める人
- 政治パートの長さに耐えられない人
- 倫理的な非対称性が描かれないことへの違和感が気になってしまう人
次に見るなら
オーバーロード――異世界転移した主人公が圧倒的な強さを持つという構造は似ているが、こちらは主人公側の倫理観が歪んでいく方向で話が進む。GATEと比べると「強者が弱者に何をするか」の答えが真逆で、並べると両方の面白さが際立つ。
幼女戦記――現代的な知識・発想を持った存在が異世界(あるいは異時代)の軍事システムに組み込まれる話。GATEよりも組織・戦略レベルの描写が多く、軍事ものとしての密度が高い。丸山裕子の演技がとにかく異様。
ゴブリンスレイヤー――ファンタジー世界をリアリストの視点で解体していくアプローチが近い。GATEの「異世界を現代知識でなぎ倒す」感覚が好きなら、こちらの「ゴブリンという雑魚敵に本気で取り組む男」の徹底ぶりも刺さるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』は、U-NEXTおよびDMM TVで視聴することができます。第1期・第2期をまとめて配信しているため、続きが気になってもそのまま一気に楽しめるのが嬉しいところです。異世界×自衛隊という唯一無二の設定を、ぜひ映像で体感してみてください。
よくある質問
まとめ
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』は、U-NEXTおよびDMM TVで視聴することができます。第1期・第2期をまとめて配信しているため、続きが気になってもそのまま一気に楽しめるのが嬉しいところです。異世界×自衛隊という唯一無二の設定を、ぜひ映像で体感してみてください。


