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ゴールデンカムイ 第二期
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Geno Studio |
北海道の厳しい荒野での金塊探しが続く。宝の地図を求める者たちが増え、その生きた断片を探す競争は激化する。退役軍人杉本と野生の案内人アシリパは痕跡を追い、困難を共にし、チタタプと味噌を食べながら進めば、金塊を見つけるチャンスがある。
作品概要・あらすじ
あらすじ
北海道の大地を舞台に、日露戦争帰りの兵士・杉本佐一とアイヌの少女・アシリパが、謎の金塊を求めて旅を続ける。刺青の囚人たちが持つ地図の断片を集めるべく、二人の前に次々と強敵が現れ、危険な戦いが繰り広げられる。生き延びるための知恵と仲間との絆を武器に、金塊をめぐる壮大なサバイバルレースが加速していく。みどころ・魅力
① 北海道の大自然とアイヌ文化の圧倒的な描写
アイヌの伝統料理や言語、狩猟の技術が丁寧に描かれ、作品全体がアイヌ文化の記録としても機能している。チタタプをはじめとする食のシーンは本作の名物であり、アシリパの生き生きとした姿と相まって、視聴者をリアルな北海道の世界へと引き込む。② 個性豊かなキャラクターたちによる丁々発止の駆け引き
元新選組の土方歳三、第七師団の鶴見中尉など、一癖も二癖もある人物たちが金塊をめぐって複雑な思惑を交わす。敵か味方か判断しがたい人物の多さと、予想を裏切る展開の連続が、目を離せない緊張感を生み出している。③ 極寒サバイバルとギャグが共存する独特のテンポ感
シリアスな命がけの戦闘と、思わず吹き出すコメディシーンが絶妙に交差するのが本作の最大の特徴。硬派なストーリーの中にユーモアが自然に溶け込み、幅広い層が楽しめる唯一無二のテイストに仕上がっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 難波日登志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高木登 |
| キャラクターデザイン | 大貫健一 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | さユり「レイメイ」 |
| ED | イースタンユース「レイメイ」 |
| ED | イースタン・ユース「時計台の鐘」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
一期を見終わったあと、間を置かずに二期へ突入した。「次どうなるんだ」というより、単純にこの世界から出たくなかった。北海道の荒野とアイヌの文化と、無数のヤバい男たちが入り混じるあの空気感。ちゃんと中毒になっていた。
最初に見たとき、二期はキャラクターが一気に増えて追いきれるか不安だった。鯉登音之進が出てきたあたりで「あ、この人絶対面倒くさい」と思ったのに、2回目で見直すとすでに好きになっていて驚いた。小西克幸さんの声が、あのキャラクターの「育ちの良さと歪み」を同時に体現していて、初見では気づかなかった細かいニュアンスが2周目でぐわっと来る。
アシリパさんが好きで全部見ている、というのが大前提にあるけれど、二期でその気持ちがさらに強くなった。彼女の目が、杉本との旅を通じて少しずつ変わっていくのが、台詞じゃなくて作画で伝わってくる。
生き残った人間が「文化」と向き合うとき、それは冒険譚になる
ゴールデンカムイ二期を単純な金塊争奪アクションとして見ると、たぶん半分も拾えていない。この作品が本当にやっているのは、「消えかけているものをどう受け取るか」という問いだと思う。
アイヌ文化の描写が丁寧なのは有名な話だけれど、二期でその比重がさらに増す。チタタプを作るシーンや、土地ごとの儀式の違い、アシリパの父親の記憶を辿るくだりは、単なるエスニックな彩りじゃない。杉本という「明治の帝国軍人」が、それを教わりながら変容していく構造になっている。受け取る側が変わっていく話として読むと、金塊は単なる目的じゃなくて「アイヌが残したもの」の象徴として機能し始める。
宇佐美時重という人物が二期でぐっと存在感を増すが、松岡禎丞さんの演技がその「どこかねじれた忠誠心」を過剰にならずに出していて、土方サイドの話が重くなりすぎない。このバランスが崩れると作品全体が暗くなりすぎるのに、コメディとシリアスの切り替えの呼吸がちゃんと続いている。
谷垣源次郎のパートも二期では動きが大きい。細谷佳正さんが「声優と夜あそび」でゆるいトークをしているのを知ってから聞くと、あの落ち着いた重低音が谷垣の不器用な誠実さと完璧に合っていて、キャスティングの妙を感じる。
チカパシを演じる渡辺明乃さんは、子どもの声なのに媚びたところがなく、あの真っ直ぐな目線がそのまま声になっている感じ。江渡貝弥作の内田雄馬さんは……あの役は本当に大変だったと思う。ある意味で二期の異物感を一手に引き受けていて、それが作品全体の「振り幅の広さ」を支えている。
二期を見終わったあとに気づいたのは、この作品が「歴史の暗部を告発する」でも「文化を称揚する」でもなく、「人間が人間に出会う話」として一貫していることだった。明治の暴力の上に成り立っているものを直視しながら、それでも飯を一緒に食う場面が笑えてしまう。その矛盾を解決しないままにしておくのが、誠実さだと思う。
特に刺さったシーン
序盤、アシリパが父親の過去に触れる流れで、彼女が初めて「知らなかった」という顔をする場面がある。それまでずっと頼れる案内人として杉本の前に立っていた人が、子どもの顔に戻る瞬間。台詞は少ないのに、作画とBGMの組み合わせで3秒くらいじーっと画面を見てしまった。2回目で見直したとき、その前のシーンからすでに伏線が張られていることに気づいて、また止まった。
あと鯉登が出てくる一連のくだり。小西克幸さんのあの声で「杉元…」と言われるだけで笑いと緊張が同時に来る謎の感情。コメディとして機能しながら、後半になるとそのキャラクターの背景が重なってきて、笑えなくなってくる。このグラデーションが二期の一番好きなところかもしれない。
食事シーンは毎回全力で見ている。チタタプの作り方を真剣に説明しながら杉本が複雑な顔をしているのが、文化の接触点として機能していて、かつ普通に面白い。ここだけで何度見たかわからない。
読んで見たくなったら——『ゴールデンカムイ 第二期』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 一期を見て「もっとこの世界にいたい」と思った人(二期はその気持ちに正直に応えてくれる)
- アクションよりキャラクターの関係性や変化を追うのが好きな人
- アイヌ文化や明治期の北海道に少しでも興味がある人(知識ゼロでも楽しめるが、あると倍以上面白い)
- 声優の演技の細かいニュアンスを拾いながら見る人(2周目の発見が多い)
- 笑えるシーンと重いシーンが混在しても気にならない人
合わない人
- 一期未視聴のまま二期から入ろうとしている人(登場人物の関係が把握できないまま終わる)
- グロ・暴力描写が苦手な人(二期も容赦はない)
- 伏線や設定の多い作品を追うのが面倒な人(キャラクターと陣営が増えて頭の整理が必要)
- 「きれいに完結する話」が見たい人(二期はまだ途中なので終わり方が物足りなく感じるかもしれない)
次に見るなら
ゴールデンカムイ 第三期——そのまま続きを見てほしい。二期の終わり方は「続きが気になる」で終わるので、間を置かずに三期へ行くのが正解。同じキャストで世界が広がる。
銀魂——時代設定は違うが、シリアスとコメディの混在具合、キャラクターの数の多さと各人の掘り下げ方が近い。「笑いながら重い話を受け取る」感覚が好きなら刺さる。
文豪ストレイドッグス——明治〜大正の空気感と、陣営が複数あって各キャラに背景がある構造が似ている。アクションの密度も近く、「どこが敵でどこが味方か」を楽しみながら見るタイプの作品。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
ゴールデンカムイ 第二期は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluの主要6サービスすべてで視聴可能です。サブスクに加入済みであればすぐに視聴を始められる環境が整っています。第一期から続けて観たい方も、各サービスでシリーズ通しての視聴が可能です。









