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女子かう生
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Seven |
無口だけど可愛い女子高生たちの物語。主人公の悲劇的で美しいももこを中心に、クールなメガネキャラ・しぶみと、癒し系ちび・まゆみを含む3人の女子高生の日常を描く。彼女たちのsilly でコミカルな日常生活は、一人でも一緒でも楽しむことについてのお話。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「女子かう生」は、ひと言もしゃべらない女子高生たちが繰り広げる日常コメディです。悲劇体質の美少女・ももこ、クールでメガネがトレードマークのしぶみ、小柄で癒し系のまゆみ——3人の少女が紡ぐ毎日は、セリフがなくても表情やしぐさだけで笑いと愛おしさにあふれています。一人で過ごす時間も、仲間と一緒に過ごす時間も、それぞれが特別。何気ない放課後やふとした瞬間に起こる小さな「事件」を、コミカルかつ温かなまなざしで描いた作品です。
みどころ・魅力
① 「セリフゼロ」で笑わせる新感覚コメディ
本作最大の特徴は、キャラクターが一切しゃべらないこと。それでも表情の変化や大げさなリアクション、絶妙な間の取り方だけで、しっかり笑わせてくれます。言葉に頼らないからこそ、ももこたちの感情がストレートに伝わり、観るほどにクセになる独特のテンポを楽しめます。
② 愛さずにいられない3人の個性
悲劇に愛されすぎた美少女・ももこ、無表情でクールなしぶみ、小動物のようにかわいいまゆみ。三者三様のキャラが並ぶだけで画になり、ちょっとした表情の崩れや予想外の行動に思わずニヤリ。回を重ねるごとに、3人への愛着がどんどん増していきます。
③ サクッと観られるショートアニメ
1話が短いTVショート形式なので、ちょっとした空き時間にも気軽に楽しめます。テンポよく繰り出されるシュールなギャグは中毒性たっぷりで、何度でも見返したくなるはず。疲れた日の息抜きや、笑ってリセットしたいときにぴったりの一作です。
キャスト・声優一覧






スタッフ
| 監督 | 佐々木勅嘉 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 佐々木勅嘉 |
| キャラクターデザイン | 山本恭平 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | あまつうに「silent days」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初はタイトルの読み方がわからなかった。「女子かう生」。じょしこうせい、じゃない。「女子高生」をわざと崩した字面なんだろうけど、正解は「じょしかうせい」。声に出すと間抜けで、でもなんだか忘れられない。配信一覧をスクロールしていて、この座りの悪いタイトルだけ妙に目に残って、深夜のテンションで再生ボタンを押した。1本数分のショートだから、軽い気持ちだった。
そうしたら、誰もしゃべらない。セリフがほとんど落ちてこない。最初は「音声トラックを間違えたか」と本気で確認したくらいだった。けど2話、3話と進むうちに、これは静けさで笑わせにくる作品なんだと腹落ちした。2回目に見たときには、しゃべらないからこそ表情と間で全部やっている、その厚かましいくらいの作り込みに気づいて、最初の「なんだこれ」が「よくできてるな」に変わっていた。
言葉を捨てたら、女子高生はこんなに雄弁になる
この作品は、単なる「無口キャラのゆるい日常」ではない。セリフを引き算した結果、表情・仕草・間(ま)だけで人間関係を全部やりきってしまう、という無茶を真顔でやっている。普通の日常系は会話のテンポで転がしていくけれど、女子かう生はその一番便利な道具を最初から手放している。だから一コマ一コマの「顔」に異常な情報量が詰め込まれることになる。
面白いのは、しゃべらないことが「クール」や「気取り」に転ばないところだ。むしろ逆で、言葉がないぶん、彼女たちのどうしようもなく所帯じみた、生々しい感情がそのまま漏れてくる。眉のわずかな下がり方、口角の引きつり、視線が泳ぐ一瞬。台本に「悲しい」と書いてあるより、しょぼくれた顔が一枚あるほうがずっと刺さる、という当たり前の事実を、この作品はずっと突きつけてくる。
三人それぞれの距離感も、言葉なしで成立しているのがいい。クールな眼鏡のしぶみが、まゆみのちびっこさに内心ほだされているのは、態度の硬さと裏腹のちょっとした手の動きでわかる。ももこの整った見た目と、その下にある妙にコミカルな本性のギャップも、説明されないから笑える。説明されないことは、ここでは欠落ではなく贅沢だ。一人でいる時間も、三人でいる時間も、どっちもちゃんと楽しい——その当たり前を、言葉を使わずに描ききっているのが、この短さの正体だと思う。何度か見返して、ようやくそこが効いていると腑に落ちた。
特に刺さったシーン
序盤の、まゆみが小さい体で何かをやり遂げようと必死になる一連のくだり。言葉がないぶん、息づかいと「んっ」みたいな非言語の声だけで全部押し切ってくるんだけど、ここで古井まゆみを演じる久保ユリカの仕事が地味に効いている。セリフらしいセリフがないのに、声の温度だけでキャラの体温が立ち上がってくる。喉から出る一音で「この子はこういう子だ」と納得させられて、ずるいと思った。
個人的にいちばん笑ったのは、しぶみがクールを保とうとして保ちきれない瞬間。眼鏡キャラの「動じない」を一回見せておいてから、ほんの少し崩す。そのわずかな崩れ幅の設計が丁寧で、終盤のある展開でそれが効いてきたとき、思わず一人で吹き出した。深夜に声が漏れて、慌てて口を押さえたのを覚えている。しゃべらないアニメで、見ているこっちが声を出してしまうという、なんとも倒錯した体験だった。
読んで見たくなったら——『女子かう生』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 表情と間(ま)だけで笑わせる、引き算のコメディに弱い人
- 1本数分でサクッと摂取できる、寝る前のゆるい日常系を探している人
- あそびあそばせ系の、顔芸・視覚ギャグのテンションが好きな人
- セリフの多い会話劇に少し疲れていて、静かに笑いたい人
合わない人
- 明確なストーリーの起伏や、わかりやすいオチを毎回ほしい人
- キャラ同士の掛け合い・会話のテンポこそが日常系の醍醐味だと思っている人
- 「で、結局なんの話だったの」と着地を求めてしまうタイプの人
次に見るなら
表情と間で笑わせる呼吸が好きなら、あそびあそばせ。あちらはセリフこそ多いけれど、女子高生の「顔」で殴ってくる感覚は地続きで、女子かう生の延長線上にある暴力的な可愛さが楽しめる。
静かな日常をそのまま浴びたいならのんのんびより。言葉数は多いものの、何も起きない時間の心地よさという一点で響き合う。女子かう生で味わった「間の気持ちよさ」を、もっと長尺で味わいたい人に。
三人の女子の生々しいゆるさが好きだったならみなみけもおすすめ。家庭内の地味な攻防を淡々と転がしていく感覚が、説明しすぎない女子かう生のノリと近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「女子かう生」は、dアニメストアとU-NEXTで配信されています。どちらのサービスでも視聴できますので、すでに加入している方はすぐに楽しめます。セリフなしで描かれる独特なコメディが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「女子かう生」は、dアニメストアとU-NEXTで配信されています。どちらのサービスでも視聴できますので、すでに加入している方はすぐに楽しめます。セリフなしで描かれる独特なコメディが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
