かのこん ~真夏の大謝肉祭~

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2009かのこん ~真夏の大謝肉祭~

かのこん ~真夏の大謝肉祭~

★ 2.9 / 5.0セクシー
放送年2009年
フォーマットスペシャル
話数2話

DVDとブルーレイの特典映像で、OVAよりも過剰なファンサービスを特集しています。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『かのこん』のDVD・ブルーレイ特典として収録されたスペシャル映像。本編OVAをさらに上回る過激なファンサービスを凝縮した作品で、妖狐の千波矢や白狼の幸などおなじみのキャラクターたちが真夏の解放感あふれる設定のもと活躍する。ファン向けの大盤振る舞いなサービスシーンが詰め込まれており、本編ファンにとっては見逃せない特典映像となっている。

みどころ・魅力

① OVA超えの過激ファンサービス

本編OVAでも話題になったサービスシーンをさらに上回るレベルの映像が収録されている。DVD・ブルーレイ特典という媒体の特性を活かし、通常の放送・配信では見せられない表現に踏み込んだ内容で、シリーズファンの期待に正面から応えた作品となっている。

② おなじみキャラクターたちの夏全開な姿

千波矢・幸をはじめとする人気キャラクターが真夏の設定のなかで登場。普段とは異なる開放的なシチュエーションで描かれることで、キャラクターの魅力を新たな角度から堪能できる。シリーズを愛するファンにとってはキャラクターとの再会を楽しめる映像となっている。

③ 特典映像ならではの贅沢な収録内容

パッケージ購入者向けの特典映像として作られた本作は、一般視聴向けの制約を受けずに制作されており、ファンへの「大謝肉祭」という副題通りの豪華な内容になっている。コレクターズアイテムとしての価値も高く、シリーズを揃えたいファン必見の一本だ。

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スタッフ

原案キャラデザ狐印

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

かのこん本編を全話消化した流れで手を伸ばした。「特典映像がある」という情報だけで買いに行くほどの熱量はなかったが、当時の自分は「ここまで来たら見ておかないと気が済まない」という、オタクとして当然の義務感に従っていた。

開封してすぐわかった。これはTV放送の文脈から完全に切り離された、ディスクという媒体でしか成立しない映像だ。本編からすでに規制ギリギリを攻め続けていた作品が、「DVD・ブルーレイという逃げ場」を手に入れたときに何をやるか——答えはわりと想像通りだったが、想像通りであっても驚く部分はある。そこの「想像通りのさらに1.5倍」をやってのけるのが、この作品の正体だった。

ファンサービスが「目的」になったとき、残るのは何か

かのこん本編は一応、「人間と妖怪の恋愛」という軸がある。その軸がいかに飾りであろうと、物語の骨格として機能していた。乃木ちずるのキャラクターとして、能登麻美子の演技が生み出す「主導権を持った女の子」という感触が、ラブコメとしての牽引力になっていた。

この大謝肉祭でその軸はほぼ存在しない。物語を推進する動機が「ファンサービスそのもの」になっている。これは批判ではなく、観察だ。ここまで振り切ると「サービスのための作品」ではなく「作品がサービスになった」という転換が起きており、それはそれで一種の到達点だと思う。

問題作と言われる理由はその過剰さにあるが、過剰であることを前提として設計されている点で、少なくとも「誤魔化し」ではない。本編のキャラクターたちを知っている人間だけに向けて、本編では見せなかった何かを届けることを最初から目的にしている。コアファン向けの割り切りとして、これは正直だ。

ただ、2回目に流したとき感じたのは「これをどういう顔で保存しているんだろう」という他人事のような感覚だった。そしてその感覚は、自分自身に対しても向いていた。

特に刺さったシーン

ちずるが特定のシチュエーションで能登麻美子の演技が明らかに「本編より一段ギアを上げている」場面がある。声優として「このキャラクターにここまでやらせるんですか」という一瞬の揺らぎが、実はない。完全にやりきっている。そのプロフェッショナリズムが逆に妙な感動を呼ぶ。

本編を何周かしていると、ちずるという役の「主体的であること」が能登麻美子の演技の核にあるとわかる。受け身でない、主導権がある。大謝肉祭でもそのトーンは維持されており、シーン自体は過剰でも、演技の芯にブレがない。この一点だけで、ただの「やりすぎ映像」では終わっていない何かが残る。

シノの側については、本編でのツンツンした空気がこういう文脈に置かれたときの落差が面白くはたらいており、キャラクターの棲み分けが大謝肉祭においても意外ときっちりしていると感じた。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • かのこん本編を全話見終えており、キャラクターへの愛着が揺るがない人
  • 能登麻美子のちずるを目的にコンテンツを追い続けてきた人
  • 「配信ゼロ、DVD購入のみ」という状況を「それはそれで」と受け入れられる人
  • 2000年代後半の深夜アニメ文化——規制・ファンサービス・メディアミックスの構造——を込みで楽しめる人

合わない人

  • かのこん本編未視聴の状態でここに来た人(まず本編を見てください、というより見てからでも迷う)
  • 本編のラブコメとしての側面を目当てにしていた人
  • 「そこまでしなくても」という感覚が少しでもある人(その感覚は正しいです)
  • 配信で気軽に試したい人(そもそも配信がない)

次に見るなら

かのこん本編を未視聴ならまずそちら。大謝肉祭はキャラクターへの愛着を前提に機能しており、本編なしに見ても何も積み上がらない。2話以降でちずるのキャラクターが確立されてからの中盤が特に面白い。

女神のキスのような「妖怪・異種族ヒロインがぐいぐいくる」ラブコメが好きなら妖狐×僕SSもあわせて見ておくといい。こちらは雰囲気がかのこんよりずっと落ち着いており、キャラクターの関係性を丁寧に積み上げていく設計。同じ「妖怪モノ」でも方向性が真逆で、それが面白い。

2000年代後半の深夜アニメ特有の「過剰さ」を含めてその時代の空気ごと楽しみたいなら、ストライクウィッチーズの劇場版・OVA系列が比較対象として見ると面白い。ファンサービスの文法が違うが、「コアファンにだけ向けて振り切る」という設計の思想は近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『かのこん ~真夏の大謝肉祭~』は現在配信サービスでの視聴は確認されていません。DVD・ブルーレイ特典映像として制作された作品のため、視聴にはパッケージソフトの入手が必要です。中古市場やフリマサイトなどでDVD・ブルーレイを探してみましょう。

よくある質問

Q. 『かのこん ~真夏の大謝肉祭~』はどこで見られますか?
A. 現在、主要な配信サービスでは配信が確認されていません。DVD・ブルーレイ特典映像のため、パッケージソフトを購入・入手することで視聴できます。
Q. 本編アニメを見ていなくても楽しめますか?
A. キャラクターを知った上で見る方がより楽しめます。本編TVアニメ『かのこん』を先に視聴してからこちらの特典映像を楽しむことをおすすめします。
Q. OVAとはどう違うのですか?
A. 本作はDVD・ブルーレイのパッケージ特典として収録された映像で、単体販売のOVAとは異なります。内容はOVA以上に過激なファンサービスに特化したスペシャル映像となっています。
Q. 何分くらいの作品ですか?
A. 特典映像のため収録時間は比較的短い構成となっています。詳細な尺はパッケージの仕様によって異なりますので、購入前に商品情報をご確認ください。

まとめ

『かのこん ~真夏の大謝肉祭~』は現在配信サービスでの視聴は確認されていません。DVD・ブルーレイ特典映像として制作された作品のため、視聴にはパッケージソフトの入手が必要です。中古市場やフリマサイトなどでDVD・ブルーレイを探してみましょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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