※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ- OVA File.0.5「一年前、二条クジャクの憂い」
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Anima&Co. |
クジャク虹城が初めてチームに加わった時の話で、アニメ本編の1年前の出来事を描いている。彼がまだ新米メンバーだった頃の活躍や、チームとの関係構築の過程が描かれる。第2巻のBlu-ray に収録される特別エピソード。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVアニメ本編の1年前を舞台にした特別エピソード。警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課——通称「トクナナ」——に新人として配属されたばかりの二条クジャクが、チームの一員としての第一歩を踏み出す姿を描く。まだ右も左もわからない新米時代、個性豊かな仲間たちとの出会いや衝突、そして絆の芽生えがリアルに描かれる。本編では見ることのできないクジャクの素顔と成長の原点を、この一本に凝縮した贅沢な前日譚作品。みどころ・魅力
① 新人・クジャクの等身大の姿
本編では頼れる捜査員として活躍する二条クジャクが、まだ経験の浅い新米だった頃の姿を映し出す。理想と現実のギャップに戸惑いながらも前へ進もうとする姿は、本編を知っているファンほど感慨深く刺さる。キャラクターへの愛着がさらに深まる一本だ。② チームの原点となる人間関係の掘り下げ
本編で息の合った連携を見せるトクナナメンバーたちが、どのように信頼関係を築いていったのかが丁寧に描かれる。各キャラクターの初期の印象や距離感が垣間見え、チームダイナミクスの原点を知ることができる。本編視聴後に見るとより一層味わいが増す構成になっている。③ Blu-ray 限定ならではの濃密な作り込み
第2巻Blu-rayに収録された特典OVAとして、広告展開に縛られない自由度の高い演出が楽しめる。アクション・ドラマ・心理描写を絡めたシリーズならではのテイストはそのままに、前日譚としての静かな緊張感と情感が丁寧に紡がれている。本編ファン必見の補完エピソードだ。キャスト・声優一覧



















スタッフ
| 監督 | 小坂春女 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 奈々絵 黒乃 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
トクナナ本編は追っていたのに、このOVAの存在を長いあいだ知らなかった。Blu-ray第2巻収録というのが盲点で、配信で完走した人間はそういうものを見落とす。dアニメで見つけたとき、「そうか、あったのか」という気持ちで再生ボタンを押した。
最初は「クジャクの若い頃の補完エピソードね」くらいの構えだった。そこから30分後、本編を見返したくなっていた。「あの言動はここから来ていたのか」という逆算的な発見が思った以上に多くて、本編既視聴者に対して丁寧に作られたご褒美コンテンツだと気づいた。新規の人間に見せるものじゃない。これは確実に「全部見た上で戻ってくる」タイプのOVAだ。
新参者が「ここで戦う理由」を自分で決めるまでの30分
本編の二条クジャクは、どこか距離を置いた存在感がある。チームに溶け込んでいるようで、核心では飄々としている。鈴木達央の声の使い方がその人物造形に完全にハマっていて、「何を考えているかわからない」という不透明さが本編での魅力のひとつになっていた。
このOVAはその不透明さの原点を描いている。チームに加わったばかりのクジャクは、まだ何者でもない。桐生院左近零衛門(森川智之)の場に満ちる重量感、七月清司(下野紘)のアンバランスな明るさ、一ノ瀬栞(津田健次郎)の静かなクールさ——そういう密度の場所に放り込まれた新人が、最初にどう立っていたかが丁寧に描かれる。本編のクジャクを知っている目で見ると、微妙なズレが面白い。
新参者の物語として見ると構造は王道に近い。実力はあるが信頼関係がない、チームのカルチャーを読みきれていない、自分の位置を探している。ただトクナナの場合、そのプロセスが「馴染む成長譚」ではなく、「この場所で戦う選択を自分でする話」として描かれているのが肝で、クジャクが終盤に辿り着くのは「仲間になれた」という温かい感覚よりも、もっと乾いた確信に近い。黒真珠(島﨑信長)との関係性の伏線がここで張られているとすれば、その重さも本編を遡って効いてくる。
OVAという短い尺でそこまで描ける作品はそう多くない。本編の見え方を変える補完として、かなり誠実に作られている。
特に刺さったシーン
序盤、クジャクが初めてチームメンバーと言葉を交わすくだり。このとき鈴木達央の声が本編よりわずかに「ぎこちない」のが面白くて、慣れていない人間の声のトーンをちゃんと変えてきている。本編を踏まえて見ると「あのクジャクがまだこういう段階だったのか」という時間軸の発見があって、声優芸として地味に唸らされた。
桐生院(森川智之)とのやり取りも密度が高い。森川智之の声はただそこにあるだけで場面の重力が変わる種類のもので、経験の浅いクジャクと並んだときの対比がきつい。「ここは生半可な覚悟で来るところじゃない」という空気が台詞ではなく声の質量で伝わってくる場面で、2回目に見るとそのトーンの意味がまた違って聞こえる。
個人的に刺さったのは七月(下野紘)の絡み方だ。本編でも「読めない明るさ」が際立っているキャラクターだが、OVAでのクジャクへの距離の取り方は少し異なる質感があった。下野紘は声の温度管理がうまい人で、明るいのに油断させない微妙なラインをここでも崩さない。その声で新人に向き合うシーンに、七月という人間の根っこみたいなものが少しだけ見えた気がした。
読んで見たくなったら——『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ- OVA File.0.5「一年前、二条クジャクの憂い」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- トクナナ本編を最後まで見た人(前提条件として必須)
- 本編での二条クジャクの言動や距離感が気になっていた人
- 鈴木達央・森川智之・下野紘の演技を追っているファン
- 主要キャラクターの「合流前夜」「原点」系エピソードに弱い人
- 短尺でキャラクターを掘り下げるタイプのOVAが好きな人
合わない人
- 本編を見ていない人(単体では成立しない)
- アクションや事件解決の派手な展開を期待する人(ドラマ・人間関係寄りの内容)
- チームの関係性や個々のキャラクター掘り下げに興味が薄い人
次に見るなら
PSYCHO-PASS サイコパス——警察組織の内側で、新人が「この仕事をする意味」を問い続ける話。トクナナと同じく、システムと個人の倫理がぶつかる構造を持っていて、クジャクOVAで刺さった人間なら入口として間違いない。槙島聖護との対比で主人公の変化を見るあの感覚が、本編とOVAの往復に近い。
デュラララ!!——複数の人間が各々の事情を抱えて同じ場所に集まっていく群像劇。異なる視点が積み重なって全体像が見えてくる構造で、トクナナの「チームができるまでの話」という側面と相性がいい。キャストの豪華さも似たベクトル。
91Days——鈴木達央主演で、ある目的のために組織に潜り込んでいく男の話。クジャクOVAで鈴木達央の声の幅に気づいた人間には並べて見る価値がある。乾いた感情と計算された行動という人物造形が、キャリア的にも地続きに見える。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作はdアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも月額サブスクリプションで視聴できますので、すでに加入している方はすぐにお楽しみいただけます。トクナナ本編と合わせて視聴することで、クジャクの成長をより深く味わえるエピソードですので、ぜひチェックしてみてください。

