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警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Anima&Co. |
異なる世界の東京を舞台に、警視庁に所属する寄せ集めの部隊「特務部隊ナナ」の活躍を描く。かつて世界に存在した龍を狂信的に崇拝し、犯罪を繰り返す組織「ナイン」に立ち向かう彼らの戦いが展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて龍が存在した、もう一つの東京。正義感に燃える新米刑事・七月清司が配属されたのは、警視庁の中でも一癖も二癖もある曲者ぞろいの部隊「特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課」だった。狙撃の名手やサイボーグなど、それぞれに特技と過去を抱えた個性豊かなメンバーが集う寄せ集めの集団である。彼らが対峙するのは、絶滅したはずの龍を狂信的に崇拝し、凶悪犯罪を繰り返す組織「ナイン」。型破りな仲間たちとの出会いを通じて、清司は刑事として、そして一人の人間として成長していく。
みどころ・魅力
① 個性が爆発する寄せ集め部隊の掛け合い
新米刑事の清司を含め、第七課のメンバーは全員が強烈な個性の持ち主。狙撃手、メカニックのプロ、サイボーグなど、それぞれの特技と過去を抱えた面々が織りなすチームワークと軽妙な掛け合いが大きな見どころ。バディものとしての面白さもたっぷり詰まっています。
② 龍が存在した「もう一つの東京」という世界観
舞台は、かつて龍が実在したパラレルワールドの東京。現実とは少し異なる歴史と設定が、物語に独特の奥行きを与えます。龍を崇拝する組織「ナイン」との対立軸が、アクションとミステリーの両面で展開を牽引し、先の読めない緊張感を生み出しています。
③ タツノコプロが描く骨太なアクション
創立60周年を記念して制作された、タツノコプロの完全オリジナル作品。迫力ある銃撃戦やアクションシーンに加え、各メンバーの背景に踏み込むドラマパートも丁寧に描かれます。エンタメ性と人間ドラマのバランスが楽しめる一作です。
キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 監督 | 小坂春女 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 東出祐一郎 |
| 原案キャラデザ | 奈々絵 黒乃 |
| キャラクターデザイン | 飯島弘也 |
| 音楽 | 高橋諒 |
| 美術監督 | 柏村明香 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | オルクゥデックス「Take On Fever」 |
| ED | スクリーンモード「One Wish」 |
関連作品
アニメ
書籍
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初はタイトルの長さで腰が引けた。「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課」って、口に出す前に疲れる。配信一覧をスクロールするたび視界の端でやたら場所を取っていて、見ないまま半年くらい放置していた。結局再生を押したのはキャスト欄を見たからだ。下野紘に津田健次郎、森川智之、端のほうには松岡禎丞までいる。これだけ並べて全部外すことはないだろう、という打算だった。1回目はノリが掴めず半笑いのまま流して、2回目でやっと、この乾いたふざけ方が作品の地なんだと飲み込めた。トクナナ、と略せばいいのかと気づいたのも、たぶんその二周目あたり。
欠けた人間が、欠けたまま隣に並ぶ話
トクナナは、表向きは龍を狂信的に崇める組織「ナイン」と、警視庁の寄せ集め部隊が殴り合うアクションものだ。異なる世界の東京、というSF的な舞台装置もある。けれど何周かしていると、敵組織との対決そのものはわりとどうでもよくなってくる。最後まで残るのは、まともな履歴書を書けなさそうな大人たちが、それでも毎朝同じ部屋に出勤してくる、という絵のほうだ。
この作品が面白いのは、戦いを通して「正義」を語ろうとしていないところだと思う。第七課の連中は、能力は飛び抜けているのに、どこかが欠けている。社会のメインの列からはみ出して、ここにしか居場所がなかった人間の吹き溜まりだ。そこへ新人の七月清司が、まだ擦り切れていない普通の正義感を持ち込む。彼がまっすぐな顔で正論を言うたびに、先輩たちの麻痺した部分や見ないようにしている過去が逆光で浮かび上がる。七課と、敵の九。数字の対比も、結局は「何人で立っていられるか」という話に見えてくる。
だからこれは、龍やら異能やらを掃除していく物語の皮をかぶった、欠けた人間がそれでも欠けたまま隣に並べるのか、という話だ。完成された英雄の集団ではなく、穴の空いた者同士がその穴を埋め合わないまま同じ机を囲む。その不格好な距離感のほうが、派手な戦闘よりずっと記憶に残った。
特に刺さったシーン
序盤、七月が現場の空気をまるで読まずに正論をぶつける場面がいい。先輩たちが暗黙で飲み込んできたものを、新人がわざわざ言葉にしてしまう。下野紘の声が、ここでは妙にカラッとしていて、嫌味にならない。本人は責めているつもりすらない、ただ素朴に疑問なだけ、という温度が出ている。受ける津田健次郎の一ノ瀬栞が、気だるさの底に何かを沈めたまま聞き流す芝居をしていて、この二人の温度差だけで一場面持ってしまう。森川智之の上司・桐生院左近零衛門は、終始どこを見ているのか掴ませない。終盤のある展開で、その掴めなさが一瞬だけほどける。声のトーンがわずかに下がるだけなのに、ああこの人もちゃんと欠けている側だったのか、と背筋が冷えた。派手な見せ場より、こういう声の角度が変わる瞬間で残る作品だった。
読んで見たくなったら——『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 寄せ集め部隊もの・欠点だらけの群像劇が好きな人
- 声優の芝居の細かい角度で作品を選ぶ人
- 一周目で評価が決まらない、噛むほど味が出るタイプを楽しめる人
- 異世界の東京、龍信仰みたいな設定の雑さをいちいち気にしない人
合わない人
- 第一話で世界観をきれいに説明し切ってほしい人
- シリアスとふざけの温度差に酔ってしまう人
- 毎話で劇場級のアクション作画を期待している人
次に見るなら
欠けた人間が組織の中で軋みながら動く話が好きなら、PSYCHO-PASS サイコパス。管理された都市と刑事たちの群像で、正義の輪郭がだんだん歪んでいく感触はトクナナと地続きだ。
派手さより大人の渋さと組織の手触りを味わいたいなら、ACCA13区監察課。津田健次郎的な気だるい間合いが好きなら、この淡々とした緊張感はかなり合うはず。
狂信的な組織に特殊部隊が立ち向かう構図に惹かれたなら、炎炎ノ消防隊。崇拝と火、はみ出し者の部隊という要素が重なっていて、勢いはこちらが上だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがあれば、追加の契約なしで楽しめる可能性が高いです。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアや、見放題作品が豊富なU-NEXTなど、ご自身の視聴スタイルに合ったサービスを選んでみてください。
よくある質問
まとめ
「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがあれば、追加の契約なしで楽しめる可能性が高いです。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアや、見放題作品が豊富なU-NEXTなど、ご自身の視聴スタイルに合ったサービスを選んでみてください。



