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機動戦士ガンダムUC
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 7話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Sunrise |
U.C.0096年、建設中の工業植民地インダストリアル7がラグランジュポイント1に浮かんでいた。父を知らずに育った青年バナージ・リンクスは、インダストリアル7へ向かう船に密航した謎の少女と出会う。白いモビルスーツユニコーンが繰り返しテストを受け、様々な推測の対象となる中、時代の歯車が動き始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
宇宙世紀0096年、一年戦争の時代から十数年が経過した世界。建設中の工業コロニー「インダストリアル7」で暮らす少年バナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と運命的に出会います。彼女を追う形で戦火に巻き込まれたバナージは、父から託される形で白いモビルスーツ「ユニコーンガンダム」のパイロットとなります。世界の体制を覆すとも噂される「ラプラスの箱」をめぐり、地球連邦軍とネオ・ジオン残党「袖付き」の思惑が激しく交錯する中、バナージは数々の戦いと出会いを通じて、自らの意志と進むべき道を見出していきます。
みどころ・魅力
① 劇場クオリティで描かれるモビルスーツ戦
OVAならではの潤沢な制作で、宇宙空間を舞台にしたモビルスーツ戦は圧巻のひと言。重量感あるメカの挙動、ビームやミサイルが飛び交う緻密な作画、立体的なカメラワークが融合し、ガンダムシリーズ屈指の戦闘描写として高い評価を受けています。大画面で観たくなる迫力です。
② 「可能性の獣」ユニコーンガンダムの存在感
普段は角が一本の白い機体が、特定条件下で全身を発光させ「デストロイモード」へと変貌するギミックは本作最大の見せ場のひとつ。NT-Dシステムの発動シーンは美しくも凄まじく、ユニコーンという機体が持つ謎と力強さが物語の鍵として観る者を惹きつけます。
③ 宇宙世紀サーガを締めくくる重厚な人間ドラマ
戦争の大義、世代を超えて受け継がれる想い、ニュータイプという概念への問いかけ。歴代ガンダムの系譜を受け継ぎつつ、少年バナージの成長と選択を軸に描かれる物語は、シリーズファンにも初見の人にも響く骨太なドラマに仕上がっています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 古橋一浩 |
|---|---|
| 原作 | 福井晴敏 |
| 原案キャラデザ | 安彦良和 |
| キャラクターデザイン | 高橋久美子 |
| 美術監督 | 池田繁美 |
| ED | 栗山千明「流星のナミダ」 |
| ED | カイリー「Everlasting」 |
| ED | ケミストリー「merry-go-round」 |
| ED | アースマインド「B-Bird」 |
| ED | ブーム・ブーム・サテライツ「BROKEN MIRROR」 |
| ED | エイマー「RE:I AM」 |
| ED | エイマー「StarRingChild」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初は「絵がきれいなガンダムらしい」という、ほとんど画質目当てくらいの軽い気持ちで再生した。ガンダムのナンバリングを全部追ってきたわけでもないし、宇宙世紀の年表もうろ覚えだ。だから序盤、誰がどの勢力で、なぜモビルスーツが一機テストされるたびに大人たちが顔色を変えるのか、しばらく置いてけぼりを食らった。──のに、画面からは目が離せない。光の当たり方、機体が動き出すときの重さ、宇宙の暗さの質感。話の筋を見失っている自分の手が、止まっていた。2回目に見たときは流れを掴んでから入ったので、ようやく人の感情のほうを見られた。1回目は映像に殴られ、2回目で物語に追いついた、という順番の作品だった。
「持つ者と持たざる者」を、可能性という名前で描き直す話
この作品は単なる宇宙世紀の続き物ではなくて、「人は生まれた場所で人生を決められてしまうのか」という、ずいぶん地味で重い問いをメカの皮で包んだ話だと思っている。バナージ・リンクスは父を知らずに育つ。出自を選べなかった少年が、出自によって全部が決まる世界に放り込まれる。そこに「ラプラスの箱」という、世界の前提そのものを書き換えかねない秘密が絡んでくる。要するに、生まれの不平等を固定する装置と、それをひっくり返すかもしれない鍵が、同じ盤面で取り合いになっている。
面白いのは、この作品が「だから革命だ」とは言わないところだ。ニュータイプという概念が、最初は超能力者の上位互換みたいに見えていたのに、見返すほど「分かり合える可能性を信じるかどうか」という心の姿勢の話にずれていく。可能性、という言葉が何度も出てくる。胡散臭いほど何度も。でもこの作品はその胡散臭さに自覚的で、「それでも可能性に賭ける馬鹿でいたい」という方を選ぶ。0096年という時代の、戦争が終わったあとも終わらない恨みの連鎖を背景に置きながら、未来をまだ閉じたくない人たちの話をしている。内山昂輝の声が、迷っている少年から「選ぶ」少年へ変わっていく音の質感込みで、そのテーマを背負っていた。
特に刺さったシーン
白いモビルスーツが繰り返しテストを受ける序盤の一連の場面が、何度見ても効く。機体が「兵器」である前に「得体の知れない何か」として扱われていて、大人たちがそれを推測し合う緊張だけで画面が持つ。ここで思わず背筋が伸びたのは、戦闘の派手さより、誰もまだ正体を掴めていないという宙ぶらりんの怖さだった。内山昂輝の、まだ覚悟が決まっていないバナージの呼吸の浅さ。戸松遥が演じるミコットの、状況に振り回されながらも普通の女の子としてそこにいる声。脇を固める安元洋貴や豊口めぐみの面々が、世界に厚みと生活の匂いを足していて、主役機の異様さがいっそう浮かび上がる。終盤の大きな展開で機体が本領を見せるとき、1回目はただ「すごい」としか言えなかったのに、2回目は登場人物の選択の重さがそこに乗っていて、同じ画面なのに見え方が変わった。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 映像の密度・メカの重量感を、ストーリー以上に味わいたい人
- 宇宙世紀シリーズをある程度知っていて、その続きとして補完的に楽しめる人
- 「生まれで決まる世界」への抵抗というテーマに反応する人
- 1回で分からなくても、2回目で答え合わせをするのが苦じゃない人
合わない人
- ガンダムの予備知識ゼロで、説明なしに人間関係や勢力図を追いたい人
- OVAの単発で完結したスッキリ感を求めている人(これはシリーズ前提の物語だ)
- 政治・思想の話より、毎話わかりやすいバトルのカタルシスが欲しい人
次に見るなら
宇宙世紀の入り口から地続きで掴みたいなら、まずは機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争。少年の目線で戦争を見る構造が近く、UCの「戦場に立たされる普通の人」というテーマの原型がここにある。
映像で殴られる体験をもっと欲しいなら、近年の宇宙世紀映像作品である機動戦士ガンダムNT。UCの時間軸とテーマを引き継いでいて、可能性とニュータイプの話の続きとして見られる。
ガンダム抜きで「生まれと運命に抗う少年」の熱量が欲しいなら交響詩篇エウレカセブン。メカと思想と思春期が一緒くたに走り出す感触が、UCにハマった人の隣の棚にちょうど収まる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『機動戦士ガンダムUC』は、dアニメストアで配信されており、いつでも視聴することができます。OVA全編をまとめて楽しめるため、続きが気になる本作を一気に追いかけたい方にもぴったりです。宇宙世紀の壮大な物語を、ぜひdアニメストアでご覧になってみてください。
よくある質問
まとめ
『機動戦士ガンダムUC』は、dアニメストアで配信されており、いつでも視聴することができます。OVA全編をまとめて楽しめるため、続きが気になる本作を一気に追いかけたい方にもぴったりです。宇宙世紀の壮大な物語を、ぜひdアニメストアでご覧になってみてください。









