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侵略!?イカ娘
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | diomedéa |
イカ娘が地上侵略の自分勝手な任務を続けるため戻ってきた。しかし映画鑑賞やマンガ読書、イカ独特の友情作りに気を取られてばかりで、実行できない。イカ娘は至るところの危機だけでなく、自分自身のイカらしい優しい性質をも克服しなければならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
イカ娘は、人間が海を汚した罰として地上侵略をもくろむイカの少女。海の家「れもん」を侵略の足がかりにしようと意気込むものの、思うように事は進みません。映画に夢中になったり、マンガに読みふけったり、持ち前の心優しい性格が顔を出したりと、侵略どころか人間たちとの楽しい日々にどっぷり浸かってしまいます。本作は、そんなイカ娘が巻き起こすゆるくも賑やかな日常を描いた人気コメディの第2期。個性豊かな面々との掛け合いと、どこか憎めないイカ娘の奮闘から目が離せません。
みどころ・魅力
① 侵略できない侵略者の愛らしさ
イカ娘最大の魅力は、地上侵略を掲げながらも一向に計画が進まないそのギャップにあります。映画に涙し、マンガに没頭し、友情にほだされる——侵略者らしからぬ純粋さこそが彼女の持ち味。「〜でゲソ」「〜じゃなイカ」といった独特の口調も愛嬌たっぷりで、見ているだけで頬がゆるみます。
② テンポ抜群のショート連作
1話が複数の短いエピソードで構成され、海の家での騒動から日常のささいな発見まで軽快なテンポで描かれます。1本ごとにオチが効いているため、気軽に楽しめるのが嬉しいところ。クスッと笑える小ネタが詰まっており、肩の力を抜いて視聴できる作品です。
③ 個性豊かなキャラクターたち
海の家「れもん」を切り盛りする早苗・千鶴・栄子の三姉妹をはじめ、イカ娘を研究対象として追い回すアメリカ人少女・シンディなど、濃いキャラが勢ぞろい。イカ娘を取り巻く面々との賑やかな掛け合いが物語を彩り、第2期ではそれぞれの関係性もいっそう深まっていきます。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 山本靖貴 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイン | 石川雅一 |
| 音楽 | 菊谷知樹 |
| OP | スフィア 「HIGH POWERED」 |
| ED | 金元寿子「君を知ること」 |
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アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、海の家に居候して侵略をサボり続けるイカの話、くらいの軽い気持ちで見始めた。タイトルに「侵略」とあるわりに、誰の脅威にもなっていない。むしろバイトの戦力として頭数に数えられている時点で、侵略者の威厳はもうどこにもない。それが妙におかしくて、気づいたら一気に最後まで見ていた。
2011年放送のこれは二期にあたるんだけど、当時「〜でゲソ」という語尾だけはどういうわけか頭にこびりついて、十年以上たった今でもふっと口から出てくる。久しぶりに見返したら、一期で笑っていた場所と、二期で立ち止まる場所が変わっていた。侵略がうまくいかない理由が、最初は「イカ娘がポンコツだから」に見えて、二回目は「地上が居心地よすぎるから」に見えてくる。
侵略しに来たはずが、いちばん馴染んでしまった侵略者の話
この作品を、地上侵略に来たイカ娘がドジを繰り返すギャグ、とだけ受け取ると、たぶん半分しか見ていない。侵略が一度も成功しないのは、イカ娘が弱いからでも間抜けだからでもなくて、海の家れもんの人間たちが、彼女を敵として扱わないからだ。
ふつう侵略者というのは、拒絶されて、戦って、それでも諦めない、という筋書きで描かれる。でもイカ娘は違う。怒られ、こき使われ、ときどき本気で心配され、気づけば家族の食卓みたいな輪の中に座っている。敵意のないところに、侵略は成立しようがない。彼女の任務が失敗し続けるのは、地上が優しすぎるからだ。
そして本人も、それをどこかでわかっている。映画に夢中になり、マンガを読みふけり、エビにおびえ、友達ができたことを素直に喜ぶ。侵略者としての建前と、ひとりのこどもみたいな本音が、毎話すれ違っている。「征服してやるでゲソ」と言いながら、いちばん地上の暮らしを満喫しているのが彼女自身、というねじれ。ここがこの作品のおかしさの芯だと思う。
だからこれは、侵略の失敗譚というより、居場所を見つけてしまった者の話だ。帰る理由がどんどん薄れていく。海が荒れているから、という言い訳で居続ける空気が、妙にしみる。征服できなかったんじゃない。征服する必要が、もうなくなっていた。
特に刺さったシーン
金元寿子のイカ娘は、語尾の「ゲソ」を一度もただのネタとして処理していない。威張るとき、泣くとき、おびえるときで「ゲソ」の温度が全部違っていて、特に何かに本気で怯えて声が裏返る瞬間は、何度聞いても笑ってしまう。イカ娘が一番無防備になるのは、たいてい敵に対してじゃなくて、エビとか心霊現象みたいなしょうもない相手の前なんだけど、そのギャップに金元寿子の声がきれいにはまっている。
あと、田中理恵が演じる相沢千鶴。普段はやわらかく微笑んでいるのに、怒るときだけ声から温度がすっと消える。あの「静かにキレる海の家のお姉さん」の二段構えは、画面のこっちまで背筋が伸びる。イカ娘がどれだけ侵略を企てても、最終的にこの人にだけは絶対勝てない——という力関係が、田中理恵の声だけで完璧に成立している。笑っているのに一番怖い、というのを声でやってのけるのは、地味にすごいことだと思う。
読んで見たくなったら——『侵略!?イカ娘』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 大きな事件は起きないけど、気のいい連中がずっとわちゃわちゃしている空気が好きな人
- 語尾やクセのある喋りで、声優がどこまで遊べるかを聴きたい人
- ポンコツな主人公をニヤニヤ見守るのが性に合っている人
合わない人
- 話がちゃんと前に進む、明確なゴールや決着を求める人
- 「侵略」という言葉から、バトルや緊張感を期待してしまう人
- 一話完結の短いギャグの積み重ねが、単調に感じてしまう人
次に見るなら
侵略を忘れてだらだら過ごす、あの脱力した空気が好きならのんのんびより。事件らしい事件は起きないのに、田舎の時間がただ流れていくのを眺めているだけで満たされる。イカ娘の「何も達成しないのに満足」な感じと、根っこは同じだと思う。
賑やかな面子がひとつの場所に集まってわちゃつくのが楽しいならWORKING!!。ファミレスが舞台のぶん、海の家れもんの労働コメディと地続きで楽しめる。クセの強い同僚たちに振り回される主人公、という構図もよく似ている。
クセだらけのキャラがひたすら掛け合いを続ける密度を浴びたいならあずまんが大王。日常ギャグの大先輩で、意味のない会話がこんなに可笑しいのかと、イカ娘で笑えた人ならまた違う角度で笑えるはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「侵略!?イカ娘」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。いずれもアニメ作品の取り扱いが豊富な定額制サービスのため、加入していればすぐに本作を楽しめます。お使いの環境やほかに観たい作品に合わせて、好みのサービスを選ぶとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
「侵略!?イカ娘」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。いずれもアニメ作品の取り扱いが豊富な定額制サービスのため、加入していればすぐに本作を楽しめます。お使いの環境やほかに観たい作品に合わせて、好みのサービスを選ぶとよいでしょう。


