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黒神 The Animation
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 23話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Sunrise |
この世界には見た目が同じ3人の人間が存在し、「テラ」と呼ばれるエネルギーを分け合っている。このエネルギーは個人の「運」や「生命力」の量を表す。また、人間界を観察し、テラのバランスを保つ「共存均衡」と呼ばれる存在がいる。彼らは人間を超える能力を持つ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
この世界には、見た目がまったく同じ3人の人間が存在し、「テラ」と呼ばれるエネルギーを分け合って生きている。テラは個人の運や生命力の量を示すもので、その配分次第で人の運命は大きく左右される。そんなテラのバランスを保つために人間界を見守る、人智を超えた存在「共存均衡(モノツミタマ)」がいた。平凡な高校生・伊吹慶太は、ある日「クロ」と名乗る謎の少女と出会い、テラを巡る戦いに巻き込まれていく。日常を奪われた慶太と、人間離れした力を持つクロ。ふたりの出会いが、隠された世界の真実へと扉を開く。
みどころ・魅力
① スピード感あふれる肉弾戦アクション
人間を超える力を持つモノツミタマ同士の戦いは、本作最大の見どころ。重い一撃や高速の攻防がダイナミックに描かれ、テラを賭けた命のやり取りには手に汗握る緊張感がある。アクション好きなら見逃せない迫力です。
② 「テラ」と分身を軸にした独特の世界観
同じ顔の3人が運や生命力を分け合うという「ドッペルライナー現象」の設定がユニーク。なぜ世界はそう成り立っているのか、テラのバランスが崩れると何が起こるのか——謎が少しずつ明かされていく構成が物語に深みを与えています。
③ 少女クロと慶太の関係性の変化
戦うことしか知らなかったクロが、慶太と過ごす中で少しずつ人間らしい感情を知っていく。最初はぶつかり合うふたりの距離が縮まっていく過程も丁寧に描かれ、バトルだけでなく人間ドラマとしても楽しめる作品です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小林常夫 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| 原案キャラデザ | バクソンウ |
| キャラクターデザイン | 西村博之 |
| 音楽 | 石川智久 |
| 美術監督 | 吉原俊一郎 |
| 音響監督 | 菊田浩巳 |
| OP | グランロデオ「Sympathizer」 |
| OP | グランロデオ「tRANCE」 |
| ED | 妖精帝國 「彩の無い世界」 |
| ED | 妖精帝国「月光の契り」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルで損してる作品って、たまにある。黒神もそれだと思う。字面が重い。業の深そうな話だろうと勝手に決めつけて、ずっと後回しにしていた。実際に手をつけたのは、dアニメストアの見放題一覧を夜中にだらだらスクロールしていて、ふと指が止まったときだ。身構えて再生したら、思っていたほど辛気くさくはない。むしろアクションの手数でぐいぐい押してくる。意外、というのが正直な第一印象だった。2回目に見て気づいたのは、あの重そうな設定が物語のテンポを邪魔していないこと。重さは前面に出ず、動きの裏で静かに効いてくる。先に身構えた自分が少し恥ずかしくなる、そういう入り方の作品だった。自分の幸運は、どこかの知らない誰かの不運でできている、という話
この世界には同じ顔をした人間が3人いて、テラという生命力——運の総量を分け合っている。一人が欠ければ、残りの取り分が増える。設定だけ聞くとバトルの燃料に見えるが、何度か見返すうちに、これはそういう話じゃないなと思うようになった。黒神が本当に突きつけてくるのは、「あなたの調子がいい日は、どこかで誰かが割を食った日かもしれない」という、ぞっとするほど身も蓋もない世界観のほうだ。朝、信号が全部青で通れた。探し物がすぐ見つかった。そういうささやかな幸運の裏に、顔も知らない同じ顔の誰かの取り分が回ってきている——そう考えた瞬間、日常の手触りが少し変わる。作品はこの構造を、声高な道徳劇にはしない。テラを奪う側も奪われる側も、ただ生きようとしているだけで、そこに善悪のラベルを貼らない。だからこそ伊吹慶太という主人公が「自分はどっち側の取り分で生きてきたのか」を意識し始める過程が効いてくる。運を奪い合う設定は派手だが、芯にあるのは「自分が今ここにいることの後ろめたさ」みたいな、もっと地味で個人的な感情だ。2009年の作品としては、この居心地の悪さを娯楽アクションに溶かしてくる手つきがけっこう尖っている。単なる能力バトルではなく、生きていること自体への小さな負債の物語として読むと、ずいぶん見え方が変わる。特に刺さったシーン
序盤、慶太がクロと否応なく関わっていく流れがいい。浪川大輔の声が、この主人公の「巻き込まれて困っているのに、結局見捨てられない」半端な善良さをよく出している。突っ張った台詞ほど芯が震えていて、ここで彼の弱さを聞かせるのか、と唸った。対して敵側の存在感を支えるのが小西克幸の黎真で、低く落とした声が出てくるだけで画面の温度が下がる。脅し文句を言わずに圧をかけてくるタイプの怖さで、序盤の対峙シーンは台詞より沈黙のほうが刺さった。大原さやかの佐野茜が要所で見せる落ち着きも効いていて、騒がしい局面ほど彼女の一声で物語が呼吸を整える。田村ゆかりや日野聡といった面々も場の空気を細かく作っていて、群像の厚みが意外なほどある。アクションそのものより、戦いの合間に漏れる息づかいや一拍の沈黙——そこに役者がきっちり芝居を置いてくるのが、この作品のいちばん好きなところだ。読んで見たくなったら——『黒神 The Animation』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 能力バトルを、設定の奥にある世界観ごと味わいたい人
- 運命やアイデンティティの仕掛けを自分なりに考察するのが好きな人
- 2000年代後半のダークなアクションの、あの少し湿った空気が懐かしい人
- 声優の芝居の細かい起伏で作品を語りたい人
合わない人
- 設定説明が続くと一気に熱が冷めてしまう人
- 主人公とヒロインの距離が縮まるテンポを、もっと速くしてほしい人
- 世界観の手触りより、終始ハイテンションな爽快感を求めている人
次に見るなら
能力に必ず代償がつきまとう、夜の街のダークアクションが好きならDARKER THAN BLACK -黒の契約者-。力を使うたびに何かを差し出す契約者たちの乾いた空気は、黒神のテラの設定と地続きの居心地の悪さがある。生命力や運を「資源」として奪い合う構造にぐっときたなら[C] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL。こちらは未来そのものを担保に戦う話で、黒神のテーマを経済の言葉で語り直したような作品だ。芝居の重さと容赦のない展開が刺さったなら喰霊-零-もおすすめで、静かな日常がひっくり返る落差の付け方が見事だった。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「黒神 The Animation」は、dアニメストアとDMM TVで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。アニメ専門のdアニメストアに加え、幅広い作品をそろえるDMM TVでも見られるため、ご自身が使いやすい方を選んで楽しめます。これから本作をチェックしたい方は、いずれかのサービスで視聴するのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
「黒神 The Animation」は、dアニメストアとDMM TVで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。アニメ専門のdアニメストアに加え、幅広い作品をそろえるDMM TVでも見られるため、ご自身が使いやすい方を選んで楽しめます。これから本作をチェックしたい方は、いずれかのサービスで視聴するのがおすすめです。
