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ノラネコ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
2014年4月1日にエイプリルフール企画として公開された短編映像。『ノラガミ』のキャストが猫耳姿にアレンジされている。タイトルの「ノラ猫」は日本語で「野良猫」を意味する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2014年4月1日にエイプリルフール企画として公開された短編ONA。TVアニメ『ノラガミ』のキャラクターたちが猫耳姿にアレンジされた映像作品で、タイトルの「ノラ猫」は「野良猫」を意味する。本編キャストがそのまま出演し、ファン向けのサプライズ企画として制作・公開された。シリアスな世界観で知られる原作とは打って変わって、コミカルで和やかなムードが楽しめる一本。
みどころ・魅力
① エイプリルフールならではの遊び心あふれる演出
4月1日限定の特別企画として制作されたこの短編は、公式ならではの本気のクオリティと遊び心が同居している。真面目なアクション作品の世界観をベースにしながら、コメディ路線に振り切った演出がファンの笑いを誘う。
② 『ノラガミ』本編キャストによる猫耳コメディ
本編と同じキャスト陣が、猫耳姿のキャラクターをそのままの声で演じるギャップが最大の見どころ。普段はシリアスな役どころを演じる声優たちがコミカルな掛け合いを披露しており、キャスト陣のフレキシビリティも楽しめる。
③ 「ノラガミ」ファンへの公式サービス精神
原作・アニメのファンに向けた公式サービス精神が随所に感じられる作品。普段は見られないキャラクターの一面や、ゆるやかな雰囲気のやりとりが詰まっており、本編を楽しんだあとに観ると格別の楽しさがある。
キャスト・声優一覧










感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ノラネコ」というタイトルだけ見て、ノラガミとは一切結びつかなかった。検索して初めて「あ、あのエイプリルフール企画か」と気づく流れ。2014年4月1日に公開された短編映像で、ノラガミのキャストが猫耳姿でわちゃわちゃするやつ——説明された瞬間に「それ以外の何があるんだ」という内容だ。
最初に見たときの感想は正直に言うと「思ったより作ってある」だった。エイプリルフール企画なんてどうせローコストのやっつけ仕事だろうと構えていたら、ちゃんとキャラクターの雰囲気を維持したまま猫耳でコメディをやっていて、その「ちゃんと手を抜いてない感」が逆に印象に残った。2回目に見ると、メインキャスト陣の「本編と声のテンションが微妙にゆるんでいるところ」に気づいて、そこが面白い。本編では張り詰めた演技をしている声優が、少しだけ力を抜いてふざけているのが聞こえる。
「キャラクターを猫にする」という最短距離のファンサービス、その誠実さについて
この作品を「コメディONA」として分類することに異論はないが、それよりも「エイプリルフール企画として何をやるか」という問いへの回答として見たほうが面白い。
アニメのエイプリルフール企画には2種類ある。ひとつは「次回予告風のフェイク」「制作会社がTwitterで冗談を投稿する」などのテキスト・静止画ベースのもの。もうひとつはちゃんと動かして声を付けて映像として成立させるもの。ノラネコは後者だ。
「ノラガミのキャラクターを猫耳にする」というアイデアは、やろうと思えば誰でも思いつく。ノラ(野良)という単語がタイトルに入っているんだから、猫に引っ張るのは最短距離のギャグだ。ただ「思いつく」と「映像として出力する」の間には制作コストという現実がある。そこをちゃんと越えてきた、という事実がこの短編の核心だと思っている。
ファンサービスとして誠実かどうか、というのは意外と大事な軸だ。「公式がノリよくやってくれた」というだけで、ファンのその作品への信頼感は変わる。本編が真剣なアクション・ファンタジーであるノラガミが、自分たちのキャラクターをコメディに差し出せる余裕を見せたこと——それ自体が「このスタッフは作品を愛している」という証明として機能している。深読みすれば、の話だが。
短い尺の中でキャラクターのシルエットを壊さずにギャグをやり切る技術は地味に難しい。ヒヨリはヒヨリらしく、夜トは夜トらしく、雪音は雪音らしい。猫耳がついていても「このキャラクターはこう動く」という設計がぶれていないから、ファンが見て安心できる。キャラクターへの解像度が低いスタッフが作ると、「猫耳をつけただけの別人」になる。ノラネコはそうじゃなかった。
特に刺さったシーン
本編で緊張感のある場面を何度もこなしている声優陣が、猫耳コメディという文脈でほんの少しだけ声のテンションを緩める瞬間がある。セリフのテキストはキャラクターのものなのに、演じている人間が「今日は遊んでいいですよ」と言われているのが声の端々から滲み出ている——その感覚が一番面白かった。
特に、普段は凛とした演技をしているキャラクターが猫耳姿でちょっとしたドタバタに巻き込まれる場面。声のトーンはキャラクターのまま維持しているのに、セリフ回しのリズムがわずかにくだけている。「あ、今この人楽しんでる」と思わせる瞬間があって、そこで思わず止めて聴き直した。公式のエイプリルフール企画だからこそ許容される「遊び」の量があり、それを声優が上手く使っている。そういうメタ的な楽しみ方ができる短編だった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ノラガミ本編を見ていて、キャラクターと声優への愛着がある人
- 公式のエイプリルフール企画を「制作サイドの余裕と愛情の証明」として読む人
- 3分以内で完結するスピンオフコメディを気軽に消化したい人
- 声優の「遊んでいる演技」を聴き分けるのが好きな人
合わない人
- ノラガミを見ていない(キャラクターを知らないと面白さが半減する)
- ストーリーや深みを求めている(これはそういう作品ではない)
- 本編のシリアスな雰囲気が好きで、キャラクターがコメディに引き込まれるのを見たくない人
- 現在どこの配信サービスでも視聴できないため、環境を用意するコストが割に合わないと感じる人
次に見るなら
当然ながらまずノラガミを見ていないならそちらが先だ。2014年放送のアクション・ファンタジーで、貧乏神・夜トと少女・ヒヨリの関係を軸に神々と人間の境界を描く。ノラネコの楽しさはほぼ本編への愛着から来ているので、順番を間違えると何も刺さらない。
エイプリルフール系の短編ONA・公式スピンオフという文脈で言えば、進撃!巨人中学校(進撃の巨人のパロディ学園コメディ)も同じ構造の楽しみ方ができる。本編のシリアスなキャラクターが別設定でコメディをやる、という「公式のセルフパロディ」として見ると比較対象になる。こちらはフルシリーズあるので時間は食うが。
もっと短くていいという方向ならおそ松さんの各種スピンオフ短編も近い。ただしノラネコと違って「本編の空気を壊さない」ではなく「壊すこと自体がコンセプト」なので、方向性は逆だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ノラネコ』は現在、公式の配信サービスでの配信は確認されていません。エイプリルフール企画として公開された短編映像のため、通常の配信ルートには乗っていない可能性が高いです。視聴を希望する方は、公式SNSや関連情報を定期的に確認されることをおすすめします。