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おなら吾郎
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | ILCA |
ゴロー・オナラは、「最も立派なおなら」であるゴロウの日常生活を追う。彼はおならにしかできない方法で様々な問題を解決していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『おなら吾郎』は、”おなら”を擬人化したキャラクター・ゴロー・オナラを主人公にした日常系ショートコメディ。ゴローはおならにしかできない独特の方法で、身のまわりに起こるさまざまなトラブルや出来事に立ち向かっていく。突拍子もない設定の中に、日常のあるある感をユーモラスに織り交ぜた、笑い重視の一作。
みどころ・魅力
① 「おなら」という突き抜けた発想のキャラクター造形
おならそのものを主人公に据えるという大胆な設定が最大の個性。既存のキャラクター作品にはない振り切ったコンセプトで、ばかばかしさを全力で突き詰めたシュールな笑いが楽しめます。
② ショートアニメならではのテンポの良いギャグ展開
TV SHORTフォーマットを活かした短い尺で、テンポよくボケとオチを畳み掛ける構成が特徴。サクッと見られるため、すき間時間に気軽に楽しめる点も魅力のひとつです。
③ 日常に潜む問題を”おなら流”で解決するシュールさ
ありふれた日常の問題を、おならにしかできない方法で解決するという型破りな発想が笑いを生みます。荒唐無稽なのに妙な説得力があるそのシュールさが、このシリーズの核心です。
キャスト・声優一覧


スタッフ
| 監督 | 谷口崇 |
|---|---|
| ED | アンドクレイジー「メチャデソウナラ~すべてにサヨオナラ~」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間に理解が完了した。「おなら吾郎」。説明不要。これ以上でも以下でもない。深夜に配信リストをスクロールしていて、このタイトルが目に入ったとき、一瞬手が止まった。止まった理由は興味ではなく、「本当にこれでいくのか」という確認作業みたいなもの。
2分強、見始めると案の定だった。おならが主人公で、おならとして日常の問題を解決していく。2016年のショートアニメだから尺も短い。ふざけているのか本気なのかの境界線が最初はよくわからなくて、2周目に入ってようやく「これは真顔でふざけているんだ」と腑に落ちた。その落ち方が、意外と悪くなかった。
「おなら」というアイデンティティを恥じず、ただ機能する話
表面だけ見ると完全にナンセンスコメディだ。でも、何周かして気づいたのは、吾郎というキャラクターが一切自分の存在に対して後ろめたさを持っていないという点だった。
おならである自分を隠さず、おならにしかできないやり方で問題に向き合う。それだけ。余計な自意識がない。「自分はこういう存在だ」という前提がブレないまま話が進む。コメディの皮をかぶった、アイデンティティの肯定みたいな構造がここにはある。
社会的に「恥ずかしいもの」として位置づけられているものを主人公に据えて、それを一切恥じさせないという作りは、ナンセンスに見えて実は結構ラジカルな選択だ。ギャグとして笑えるのは、現実ではおならが「あってはならないもの」として扱われているからで、その前提をそのまま引きずりながら「いや、これで問題解決できるんだが」と返してくるズレが笑いになっている。
ショートアニメという尺の制約もうまく機能していて、設定説明に時間をかけず、ワンアイデアをそのまま出して終わる潔さがある。「何かを伝えよう」という気負いがない分、見終わったあとに変な爽快感だけが残る。
特に刺さったシーン
序盤、吾郎が初めて「問題解決」に乗り出す場面がある。何か困っている状況に対して、吾郎が取りうる手段はひとつしかない。そのひとつを迷いなく繰り出す瞬間の間の取り方が、思いのほか丁寧だった。
声優の演技も、変に力まずに淡々としていて、そのトーンが吾郎の「自分の存在を当然のものとして受け入れている感じ」とちょうど合っていた。ここで大げさに演じられていたら全部崩れていたと思う。静かに、でも確信を持って放たれる一発。そこで思わず笑いがこぼれた。笑いたくない気持ちと笑ってしまう身体の反応が同時に来るあの感覚は、わりと貴重だ。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ナンセンスコメディを「ちゃんとナンセンスをやっている」と評価できる人
- 尺が短いアニメをすき間時間にためらわず再生できる人
- タイトルを見た瞬間に「見るか」と判断できる即断力の持ち主
- 笑いの理由を説明されると冷める派
合わない人
- コメディでもキャラクターの掘り下げや感情の動きを求める人
- そもそもおならというワードを画面で見たくない人
- 「だから何が言いたいの」が気になりはじめると止まらない人
次に見るなら
ナンセンス一本槍で笑わせてくる短編コメディが好きなら、秘密結社鷹の爪は外せない。手描きのような素朴な作画と、妙に哲学的なセリフのギャップが癖になる。「真顔でふざける」の先輩格としてこちらも一度見ておくといい。
もう少しキャラクターに愛着を持ちながら笑いたいなら、スペース☆ダンディのほうが肌に合うかもしれない。こちらは30分枠だが、ショートアニメ的な「一話完結・次の回に引きずらない」感覚で作られているエピソードも多い。
完全に雰囲気が違うが、「存在そのものを肯定されるアイデンティティもの」という読み方で掘り下げたいなら、もやしもんも近い感触がある。菌が見えてしまうという設定を恥じずに生きる主人公という構造は、吾郎と思いのほか重なる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では『おなら吾郎』の主要な定額配信サービスでの配信は確認されていません。視聴機会は限られていますが、独特のシュールなギャグセンスを持つ珍しい作品ですので、配信開始の情報をこまめにチェックしてみてください。