ワンピース Cry heart

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2014ワンピース Cry heart

ワンピース Cry heart

★ 3.0 / 5.0ドラマファンタジー
放送年2014年
フォーマットスペシャル
話数3話
原作漫画

バンプレストによる5分間のストップモーションアニメ短編3本。尾田栄一郎の漫画・アニメ「ワンピース」の名シーンを再現しています。通常のフィギュアと異なり、バンプレストの「Cry heart」フィギュアは、視聴者が独自のストップモーションショートを制作することを目的に意図的に設計されています。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

バンプレストが手がけた全3本のストップモーションアニメ短編シリーズ。尾田栄一郎の人気漫画・アニメ「ワンピース」の名場面を、フィギュアを使ったコマ撮りアニメーションで再現した作品です。1本あたり約5分の映像に、麦わらの一味たちの感動的なシーンが凝縮されています。使用されたバンプレスト製「Cry heart」フィギュアは、ファンが自分自身でストップモーション作品を制作できるよう設計された特別仕様で、ファン参加型のコンセプトが込められています。

みどころ・魅力

① フィギュアが紡ぐ、あの感動シーンのコマ撮り映像

「ワンピース」屈指の名場面をストップモーションアニメで再現。通常の映像作品とは異なる、独特のぬくもりある質感と手作り感が、シーンの感動をまた別の角度から引き立てます。原作を知るファンほど、その再現度と演出の工夫に驚かされます。

② ファン参加型コンセプトを体現したフィギュア設計

本作で使われた「Cry heart」シリーズのフィギュアは、視聴者自身がコマ撮り動画を撮れるように可動域や設計が工夫されています。「見る」だけでなく「作る」楽しさを提示するユニークなコンセプトは、コレクターやクリエイター志望のファンにとって特別な意味を持ちます。

③ 全3本・各5分で気軽に楽しめるショートフォーマット

1本あたり約5分という手頃な長さで、隙間時間にさっと視聴できます。長編の視聴が難しいときでも「ワンピース」の世界観をさっと味わえるため、ファンの日常的なコンテンツとして繰り返し楽しめます。

キャスト・声優一覧

トニートニー・チョッパー
トニートニー・チョッパー
メイン
モンキー・D・ルフィ
モンキー・D・ルフィ
メイン
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・エース
メイン
サボ
サボ
メイン
カーリー・ダダン
カーリー・ダダン
サブ
ドクター・くれは
ドクター・くれは
サブ
エドワード・二ューゲート
エドワード・二ューゲート
サブ
ガープ
ガープ
サブ
ヒルルク
ヒルルク
サブ

感想・評価

最初に見たとき——5分ならいいか、という入り方

ワンピースは長すぎて入れなかった勢だ。1000話を超えて今もなお終わらない、あの巨大な海に飛び込む体力が、どうしても出なかった。だから「Cry heart」という名前も、Netflixのサムネイルで見るまで知らなかった。5分、3本。それなら見られる。そのくらいの軽さで再生した。

フィギュアがコマ撮りでぎこちなく動く映像が始まって、最初は「グッズのプロモーション映像か」と思った。2回目に見たとき、その「ぎこちなさ」が意図的に選ばれたものだと気づいた。あの動き方は、誰かが一コマずつ手で動かした跡だ。

「誰かが泣いた場面」を、また誰かが5分に詰め込む

「Cry heart」という商品名が、このシリーズの全部を説明している。バンプレストがこのフィギュアラインを設計したのは、ユーザーが自分でストップモーションを撮るためだ。つまり最初から「ファンが名シーンを再現する」ことを前提にした商品で、この公式3本はその手本兼プロモーションとして作られた。

ここが面白いところで、「公式が作るファン動画の手本」というメタ構造がある。フィギュアを手で動かし、一コマずつ撮る。その工程には、シーンへの愛着がなければ続かない。滑らかさを犠牲にしてでもコマ撮りを選んだのは、「誰かが手を動かした」という痕跡を残すためだったんじゃないかと思う。

ワンピースを全部見ていない状態で見ても、再現されている場面が「誰かにとって大切な場面」だということは伝わってくる。それは映像の技巧ではなく、選ばれたシーンの密度と、フィギュアの動かし方に滲む「ここで止めたい」という意志から伝わってくる。名シーンをまるまる再現するのではなく、一瞬の表情、腕の角度、そういう部分に時間をかけている。

本編を知っている人が見れば感情が上書きされる。知らない人が見れば、「この場面には何かある」という予感だけが残る。5分という尺の中で、どちらにも機能しているのは珍しい。コマ撮りという手間のかかる形式を選んだことで、「早送りできない」密度が生まれている。

特に刺さったシーン

3本の中で、仲間との別れを扱った短編の終盤が一番残った。フィギュア特有の固定された表情が、あの場面では逆に効いている。泣いていない顔のまま泣いているように見える、という奇妙な体験をした。通常のアニメなら動く涙と声が全部説明してくれる部分を、ここでは静止した顔と止まりそうなコマ送りで見せている。

2回目に見たとき気づいたのは、カメラの寄り方だ。フィギュアのサイズ上、引きで撮ると玩具に見える。それを避けるように、感情的な山場ではかなり近くで撮っている。フィギュアの顔の塗装の荒さや、可動部の継ぎ目まで見える距離感。それが「作り物」より「手作り」に見せている。

本編を知っていたら確実に泣いていたと思う。知らない状態でも、何かが喉に引っかかった。

読んで見たくなったら——『ワンピース Cry heart』はNetflixで視聴できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ワンピースを見てきて、特定の場面が頭に焼き付いている人
  • コマ撮り・ストップモーションという表現形式に興味がある人
  • 5分以内に収まる短編アニメを集めている人
  • 公式グッズがどういう文脈で作られているか気になるタイプのオタク

合わない人

  • ワンピースをまったく知らない状態で「感動したい」と思って見る人(文脈がないと薄い)
  • 滑らかな作画・動きを前提にアニメを見ている人(コマ落ちを欠陥と感じると厳しい)
  • 5分という尺に物足りなさを感じるタイプ

次に見るなら

コマ撮りの「手で動かした跡」が好きになったなら、つみきのいえを見てほしい。12分の短編で、アカデミー賞を取ったフランスとの共同作品。台詞なしで、積み上げてきたものを掘り下げる話。泣き方がCry heartと少し似ている。

ワンピース本編への入り口として使うなら、ワンピース エピソードオブ東の海〜ルフィと四人の仲間の大冒険〜が実質的な入口になる。序章にあたる東の海編を1本に再編集したもので、Cry heartで見た場面の文脈がここでつながる。長さも2時間程度で踏み込みやすい。

感情を短い尺に詰め込んだアニメという括りでなら、頭の中のイカより秒速5センチメートルに近い構造として化物語(傷物語III 冷血篇)あたりが次に合う。密度が似ている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ワンピース Cry heart』はNetflixで視聴できます。全3話・各約5分のショートアニメですので、隙間時間にすぐ楽しめます。「ワンピース」ファンはもちろん、ストップモーションアニメに興味がある方にもおすすめの作品です。

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よくある質問

Q. 『ワンピース Cry heart』はどこで見られますか?
A. Netflixで配信中です。Netflixのサービスに加入していれば追加料金なしで視聴できます。
Q. 何話構成ですか?どのくらいの時間がかかりますか?
A. 全3話で、1話あたり約5分の短編アニメです。合計でも15分程度なので、隙間時間に気軽に視聴できます。
Q. ワンピース本編を知らなくても楽しめますか?
A. ストップモーションアニメとして映像的な面白さは楽しめますが、再現される名シーンの感動は本編を知っているほど深まります。本編ファン向けの作品といえます。
Q. 「Cry heart」フィギュアは一般販売されていますか?
A. バンプレストから発売されたフィギュアシリーズで、コマ撮り動画制作を想定した設計が特徴です。入手状況は販売店や二次流通市場でご確認ください。

まとめ

『ワンピース Cry heart』はNetflixで視聴できます。全3話・各約5分のショートアニメですので、隙間時間にすぐ楽しめます。「ワンピース」ファンはもちろん、ストップモーションアニメに興味がある方にもおすすめの作品です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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