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俺、ツインテールになります。
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Production IMS |
高校1年生の光坂想司は、ツインテールこそが人類の栄光だと信じている。学校では女の子のツインテールを鑑賞・評価することに夢中で、その魅力を広める部活まで立ち上げた。そんな彼の情熱が試されることになる。宇宙からの怪物が地球に襲来し、世界中のツインテールを奪おうとしたのだ。
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タイトルが潔い。なります、って言い切ってる。配信もないのか。
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▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
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キャスト・スタッフ
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 神戸洋行 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 荒川稔久 |
| 原作 | 水沢夢 |
| 原案キャラデザ | 春日歩 |
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| 音楽 | 高梨康治 |
| OP | 上坂すみれ「ギミー!レボリューション」 |
| ED | 相坂優歌「ツインテール・ドリーマー!」 |
関連作品
書籍
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、「あ、これ逃げてないやつだ」と思った。俺、ツインテールになります。——「なります」って言い切ってる。ツインテールが好きすぎて変身ヒーローになる、それだけの話を堂々と12話やり通す気概が、タイトル一行に全部出ている。
最初に見たときは正直、ノリの確認作業のつもりだった。2014年秋クールの中で「どうせこういうやつでしょ」という先読みをしながら見始めたら、思いのほかキャストが豪華で、1話の内田真礼のテンションに少し前のめりになっていた。2回目に見直すと、敵幹部の「属性愛演説」がちゃんとギャグとして設計されていて、笑いの構造が意外と丁寧なことに気づく。配信がないので見直すたびにディスクを引っ張り出す手間があるのだが、それでも時々見たくなる。
「なぜ好きなのか」を問わないことが、この作品の強さだ
ツインテールへの愛に理由はない。主人公・観束総二(島﨑信長)は「ツインテールが好き」という事実を出発点として持ち、それを一度も疑わない。普通の物語なら「なぜ好きなのか」「その愛は正しいのか」という問いが挿入されるが、この作品はそれをしない。ツインテール愛は自明の前提として扱われ、そこに乗っかって世界が動く。
一見バカにしているようで、これはかなり誠実な立場だと思う。人間の「好き」というものは、突き詰めれば理由なんてない。あるとしたら後付けの言語化だ。この作品はそれを知っていて、あえて理由を書かない。代わりに「好きである」という状態の強度だけを描く。
敵であるギルドラゴンたちも同じ構造で動いている。彼らは地球人の「属性愛」——特定の何かへの執着——を奪いに来るのだが、その動機自体が「属性への愛」から来ている。つまり敵も味方も、根拠のない偏愛によって行動している。檜山修之が演じるスワンギルディが自分の属性愛について熱弁する場面は、笑えるのだが笑い飛ばせない奇妙な説得力がある。檜山修之の声はこういう「大真面目なバカ」を演じるときに独特の迫力が出る。
島﨑信長の演技は、このキャラクターの「ブレなさ」を支えている。総二は変身してツインテールを失っても基本的に動じない。それは薄いキャラクターなのではなく、核が一本通っているキャラクターの表れで、島﨑信長の声はその軸の細さと頑丈さを同時に出せる。内田真礼演じるトゥアールのハイテンションとの対比で、総二の平熱の低さがより際立つ。
特に刺さったシーン
序盤、トゥアールがツインテールの力を説明しながら変身ブレスを押し付けてくる一連の流れ。内田真礼がここで全速力を出していて、聞いているこちらが少し疲れるくらいのテンションなのだが、それが「この世界のおかしさ」を一気に確立する。真顔でツインテール理論を展開するキャラクターを、真顔で真剣に演じることで成立するギャグ——これが崩れると全体が崩れる。
もう一つは、善沙 闇子(日笠陽子)が変身後に戦う場面の間の取り方。日笠陽子の声はクールな台詞回しの中に微妙な感情の揺れを入れることができて、闇子というキャラクターのちょっとした葛藤をセリフの長さではなく声色で表現していた。2回目に見直したとき、初見では流していたその揺れが急に見えた。こういう発見がある作品は、繰り返し見る価値がある。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 「アホだけど本気でやってる」作品が好きな人。シリアスさとギャグの配分より、温度の一貫性を重視する人
- 変身ヒーローもの・特撮のパロディが好きな人(敵幹部の演説構造はほぼ戦隊もの)
- 内田真礼・日笠陽子・檜山修之のファン。それぞれのモードを堪能できる
- 2014年秋クールのアニメを振り返りたい人。あの時期の空気感がある
合わない人:
- 設定のバカさを「笑いながら一緒に乗る」が苦手な人。冷静に見ると成立しない箇所が多い
- キャラクターの成長・変化を求める人。総二は最初から最後まで基本的に変わらない
- 今すぐ配信で見たい人。現状ディスクかTSUTAYA DISCASの宅配しか手段がない。「配信もないのか」という感想は2026年になっても有効
次に見るなら
這いよれ!ニャル子さん——特定の属性への愛をギャグの燃料にするという構造が近い。こっちはクトゥルー神話パロディだが「好き」の暴走を肯定する温度感が似ている。キャストの熱演もポイント。
変態王子と笑わない猫。——「タイトルに全部書いてある系」かつ、笑えるのに妙に誠実な感情が混じってくるタイプ。ツインテールの「愛の描き方」に共鳴した人はこっちのトーンも合うはず。
みならいディーバは少し毛色が違うが、2014年前後の「本気のバカ」路線を追うなら、同時期の深夜アニメ文脈としてノーゲーム・ノーライフあたりを並べて見ると、あの時期の空気が立体的にわかる。
まとめ:TSUTAYA DISCASが唯一の視聴方法
「俺、ツインテールになります。」は現在、主要な動画配信サービスのいずれでも視聴できません。配信解禁の際は随時情報を更新します。DVD・Blu-rayでのレンタル・購入が現在の視聴方法です。


