PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX

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2024PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX

PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX

★ 3.0 / 5.0冒険コメディSF
放送年2024年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Monster’s Egg

モルシティに最新型のAI搭載モルカーが登場する。ポテトと仲間たちは、謎の組織と少女型モルカーAI・キャノンの追跡劇に巻き込まれ、天才ドライバーに救われる。ドライバーは行方不明のモルカーを探していることが判明。ポテトはキャノンのAI機能を活用するアイデアを思いつく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

モルシティに最新型のAI搭載モルカー「キャノン」が登場し、街は騒然となる。ポテトと仲間たちは謎の組織によるキャノンの追跡劇に巻き込まれ、危機一髪のところを天才ドライバーに救われる。そのドライバーが行方不明のモルカーを探していることが判明し、ポテトはキャノンのAI機能を活かして解決の糸口を見つけようとする。心温まるモルカーたちの冒険と友情が、劇場スクリーンいっぱいに広がる。

みどころ・魅力

① 劇場版ならではのスケール感とアクション

テレビシリーズのほのぼのした雰囲気を残しつつ、謎の組織との追跡劇や天才ドライバーとの共闘など、映画ならではのダイナミックな展開が楽しめます。コマ撮りアニメーションのぬくもりはそのままに、劇場サイズのアクションシーンが圧倒的な迫力で展開されます。

② AI搭載モルカー「キャノン」の存在感

少女型AIモルカーとして登場するキャノンは、シリーズ初の本格的なAIキャラクター。その愛らしいビジュアルと機能的な一面のギャップが新鮮で、ポテトとの関係性の変化が物語の核心を担っています。新キャラクターの魅力を堪能できる点が本作最大の見どころのひとつです。

③ 子どもから大人まで楽しめる普遍的なテーマ

モルカーたちの無邪気な表情やコミカルな動きはシリーズファンにはおなじみの癒しポイント。一方で「仲間を探す」「AIと心を通わせる」という普遍的なテーマが物語の底流にあり、大人の鑑賞にも十分に耐えうる感動的なストーリーが展開されます。

キャスト・声優一覧

ポテト
ポテト
メイン
›
つむぎ
アビー
アビー
メイン
›
つむぎ
チョコ
チョコ
メイン
›
つむぎ
シロモ
シロモ
メイン
›
つむぎ
テディ
テディ
メイン
›
つむぎ
カノン
カノン
メイン
›
村瀬歩
メニメニアイズカンパニーCEO
メニメニアイズカンパニーCEO
サブ
›
相葉雅紀
ドッジのドライバー
ドッジのドライバー
サブ
›
大塚明夫
大魔法天使もるみ
大魔法天使もるみ
›
田村ゆかり
乙姫様
乙姫様
›
鬼頭明里

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スタッフ

監督まんきゅう
音楽小鷲翔太
美術監督田辺浩子
音響監督小沼則義
EDTsumugi, Ito with Molcars「ぷい!ぷい!MAX!」

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——「モルカーが映画?」から始まった話

正直に言うと、第一報を見たとき「あの5分アニメが劇場に?」と思った。しかもMOLMAXって何だ。新型モルカーの話らしいが、そこにAIが絡んでくると知って、ちょっと身構えながら映画館に入った記憶がある。

ところが始まって5分もしないうちに、そういう心配はどうでも良くなった。あのモルカー特有のもごもごした動き、くりくりした目、そして何かあるたびにブーブー言う効果音——スクリーンと音響で受け取ると、こんなに情報量が違うのかと少し驚いた。劇場の音響は、テレビの小さなスピーカーでは絶対に出ない低域のうねりがある。モルカーの鳴き声がそこに乗ると、妙な迫力になる。

配信で見直してみると、劇場の「あの感じ」は再現できないと気づいた。映像体験としての完成度が、短編アニメの延長線ではなく、ちゃんと劇場映画として設計されていた。それが一番の発見だった。

「役に立つ」と「好かれる」は、別の話だというモルカーの映画

キャノン(カノン)というAI搭載の少女型モルカーが、この作品の核心にいる。彼女は最新型で、データを処理し、最適なルートを計算し、謎の組織に追われるほどの能力を持っている。つまり「有能」だ。しかし物語が進むにつれ、浮かび上がってくるのは、彼女が有能であることと誰かと繋がることの間でどう折り合いをつけるか、という問いだとわかってくる。

ポテトたちが彼女を受け入れる過程は、能力への評価ではない。ポテトはキャノンのAI機能を「使える」と思って近づくわけだが、その打算的な入口から始まっても、最終的には別の理由で一緒にいることになる。そこが面白い。道具として扱われた存在が、道具としての文脈を超えていく展開は、子ども向けコンテンツの皮をかぶっているが、見ている大人には別の刺さり方をする。

大塚明夫が演じるドッジのドライバーは、この構造のもう一方の極に置かれたキャラクターだと感じた。行方不明のモルカーを探すという動機が明かされたとき、「探す」という行為そのものが、誰かを道具として扱えなくなった人間の証拠として機能している。大塚明夫の声は、セリフが少なくても重さを持つ。ドライバーが何を失ったかを、声だけで伝えてくる場面が序盤にあって、そこで初めてこの映画のトーンが見えた気がした。

田村ゆかり演じる大魔法天使もるみのキャラクターは、この「有能さ」と「存在感」のテーマとは少し違うレイヤーで機能している。コメディ的なカオスをもたらしつつも、状況をかき回すことで物語の歯車を動かす役割を持っていて、田村ゆかりの声がそのキャラクターを記号ではなく「生き物」にしていた。久しぶりにああいう声の使い方を劇場で聞いて、声優という仕事の振り幅について少し考えた。

単なる「モルカーたちの大冒険」ではなく、AIと有機体の間の「なぜ一緒にいるのか」という問いを、説教臭くなく入れてきた。子ども向けの形式で、大人が受け取れる問いを仕込んでいる。そのバランスが、この作品の一番の強みだと思う。

特に刺さったシーン

終盤、キャノンが自分のAI機能を使うかどうかの判断をせまられる場面がある。村瀬歩の声が、そこで明らかにそれまでと変わる。セリフの乗せ方というか、息の切り方が微妙にずれてくる。あれは演出なのか声優の判断なのかわからないが、「機械が迷っている」という表現として機能していて、見ているこちらが急に姿勢を正した。

鬼頭明里の乙姫様は、出てくるだけで場の空気が変わる。乙姫というキャラクターの立ち位置がコメディリリーフ寄りでも、鬼頭明里はどこかに「本気の感情」を混ぜてくる。笑える場面なのに、なんとなく後引く感じがあった。そういう「笑ったあとに残る何か」を声で作れるのは、すごい技術だと思う。

それと、映画館の音響で聞くモルカーの走行音。ブレーキ音、クラクション、群れで走るときの重なった鳴き声——あれはぜひ配信ではなく劇場で浴びてほしかったが、既に公開から時間が経っているので、配信でもヘッドフォン推奨と言いたい。

読んで見たくなったら——『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • モルカーのテレビシリーズを見ていて、あの世界観が好きな人
  • 子ども向けの形式で大人向けの問いを仕込んでいるアニメが好きな人
  • 大塚明夫・田村ゆかり・村瀬歩・鬼頭明里の声を劇場音響で聞いてみたい人
  • AIと「生き物であること」の境界線について、娯楽の文脈でぼんやり考えたい人
  • 90分以内で完結するテンポの良い映画を探している人

合わない人

  • モルカーを一切知らない状態で、重厚なSFを期待して入ると拍子抜けするかもしれない
  • キャラクターの掘り下げより複雑なプロット設計を求める人には薄く感じる可能性がある
  • ゆるいビジュアルデザインへの耐性がない人(モルカーはあくまでモルカーなので)

次に見るなら

AIと有機体の「なぜ一緒にいるのか」という問いに興味が向いたなら、ドラえもん のび太と鉄人兵団を見直してほしい。リルルというロボットが「道具」を超えていく過程は、キャノンと構造が近い。子ども向けの外装に隠されたテーマの重さという意味でも比較できる。

劇場アニメのコメディとしての体験値を上げたいなら、クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズが面白い参照点になる。子ども向けフォーマットで映画として成立させる技術の高さという点で、モルカーの映画と同じ問いを立てている作品だと思う。

キャラクターの「声」に着目したなら、映画 ヴァイオレット・エヴァーガーデンも候補に入れてほしい。村瀬歩が重要な役を担っている作品で、感情の機微を声で表現するという技術がどこまでいけるかを、全力で見せてくれる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できますので、すでにご利用のサービスからすぐにお楽しみいただけます。劇場版ならではのスケール感あふれるモルカーワールドを、ぜひお気に入りのサービスでご覧ください。

よくある質問

Q. テレビシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. はい、本作は劇場版として独立した物語ですので、シリーズ未視聴の方でもキャラクターの魅力や物語を十分に楽しめます。モルカーを初めて知る方への入門作としてもおすすめです。
Q. どのサービスで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。各サービスの無料トライアルを活用すれば、初回は無料で視聴できる場合もあります。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. はい、全年齢向けの作品です。コマ撮りアニメならではのほのぼのした映像とコミカルな演出が子どもに人気な一方、ストーリーの深みは大人も楽しめる内容になっています。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 劇場版作品として制作されており、テレビシリーズよりもボリュームのある内容です。配信サービスの作品ページで正確な上映時間をご確認いただけます。

まとめ

『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できますので、すでにご利用のサービスからすぐにお楽しみいただけます。劇場版ならではのスケール感あふれるモルカーワールドを、ぜひお気に入りのサービスでご覧ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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