ささめきこと

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2009ささめきこと

ささめきこと

★ 3.4 / 5.0コメディラブコメ
放送年2009年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作AIC

村雨純花は成績と運動能力に優れ、高校で人気がある。しかし秘密がある。彼女は同級生の風間潮に恋をしているのだ。潮も女の子同士の恋に興味があるが、純花の気持ちに気づかず、他の女の子にいつも断られている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

村雨純花は成績優秀でスポーツも万能、明るく社交的な人柄から学校でも人気を集める女子高生です。しかし彼女には誰にも言えない秘密がありました。それは、同級生の風間潮にひそかに恋心を抱いているということ。潮もまた女の子同士の恋愛に憧れを持っていますが、そのまっすぐすぎる関心が災いして、好きになる相手にはいつもふられてばかり。そして肝心の純花の想いには、まったく気づいていません。すぐそばにいるのに届かない――そんなもどかしい片想いから始まる、少女たちのささやかで愛おしい恋の物語が静かに動き出します。

みどころ・魅力

① すれ違いがもどかしい純花と潮の距離感

想いを寄せる純花と、それに気づかない潮。あと一歩で交わりそうで交わらない二人の距離が、本作最大の見どころです。純花の不器用な葛藤と、潮の天然な言動が生む甘酸っぱいすれ違いは、思わず応援したくなる愛おしさにあふれています。

② コメディとシリアスの絶妙なバランス

個性豊かな脇役たちが巻き起こすドタバタとした笑いと、登場人物それぞれが抱える恋の切なさが見事に同居しています。クスッと笑えるテンポの良い掛け合いの裏に、ふと胸を締めつける感情の機微が描かれ、コメディとしてもラブストーリーとしても楽しめる構成になっています。

③ 丁寧に描かれる少女たちの心の揺れ

恋に戸惑い、悩み、少しずつ前に進んでいく――登場人物たちの繊細な心の動きが、過剰な演出に頼らず静かに積み重ねられていきます。誰かを好きになることのまぶしさと不安が等身大で描かれ、見終えたあとに優しい余韻を残してくれる作品です。

キャスト・声優一覧

風間汐
風間汐
メイン
高本めぐみ
村雨純夏
村雨純夏
メイン
高垣彩陽
朱宮正樹
朱宮正樹
サブ
清水彩香
鳥追きより
鳥追きより
サブ
加藤英美里
早澄野江
早澄野江
サブ
前田愛
当麻みやこ
当麻みやこ
サブ
斎藤千和
風間範夫
風間範夫
サブ
羽多野渉
関寺晶
関寺晶
サブ
早水リサ
錦木千津香
錦木千津香
サブ
早見沙織
清香
清香
サブ
長谷川静香
朱宮万奈歌
朱宮万奈歌
サブ
竹達彩奈
若葉春日
若葉春日
サブ
古川かおり

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スタッフ

監督菅沼栄治
キャラクターデザイン猪股雅美
音楽蓮実重臣
美術監督渋谷幸弘
音響監督岩浪美和
OP清浦夏実「Kanashii Hodo Aoku」
ED清浦夏実「Niji-iro Pocket」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

柔らかいタイトルに油断した、というのが正直なところだ。「ささめきこと」、ささやくこと。日だまりの教室で女の子がふたり微笑んでいる、そういう穏やかな百合を勝手に想像しながら再生した。絵面はだいたいそのとおりなんだけど、中身は思っていたより喉に小骨が刺さる。好きな人に好きと言えない話、というより、好きな人に「そういう対象」として見てもらえない話だった。一周目はコメディの軽さにちゃんと笑っていて、二周目では純花の、笑顔が固まる一瞬ばかりを目で追っていた。同じ場面が、二度目はぜんぜん笑えなくなる。そういうタイプの作品だ。

みんなに見られているのに、好きな人にだけ「かわいい」と思ってもらえない

純花は背が高くて、成績もよくて、運動もできて、廊下を歩けば下級生が振り返る。客観的に見ればほとんど完璧な女の子だ。なのに肝心の風間潮は「かわいい女の子」が好きで、純花を恋愛の枠の外に置いている。ここがこの作品の芯だと思っている。純花が周りから受け取っているのは「憧れ」で、彼女が本当に欲しいのは潮に「かわいい」と思われること。このふたつは似て見えて、まったく別の通貨だ。憧れをどれだけ積み上げても、潮の「好き」の口座には一円も振り込まれない。完璧であることが、そのまま恋の役に立たない。むしろ完璧さのほうが、彼女を「かわいい」から遠ざけてしまっている。

この作品は単なる片想いの話ではなく、「見られているのに、見つけてもらえない」という捻れを描いている。教室中の視線を集めながら、たった一人にだけ届かない。注目と承認はイコールじゃないし、好かれることと愛されることもまるで別物だ——そういう、誰もがどこかで一度は味わった痛みを、百合という柔らかい器に入れて差し出してくる。だから刺さる相手にはとことん刺さる。潮のほうも、鈍いだけの天然ではない。彼女は彼女なりに「好き」を探して空回りしている。すれ違いがどちらか一方の罪にされていないのが、この物語のいちばん誠実なところだと思う。

特に刺さったシーン

序盤、純花が潮の何気ない一言で固まる場面がある。潮はただ「かわいい子が好き」と無邪気に言っているだけで、悪気はひとかけらもない。だからこそ純花は笑ったまま固まるしかない。表情はそのまま、目の奥だけがすっと落ちていく——あの数秒の芝居が忘れられなかった。声の震えを最後まで見せないから、逆にこっちが苦しくなる。

支えになっているのは当麻みやこの存在で、斎藤千和のあの眠たげで飄々とした声がワンクッション置いてくれるおかげで、純花の痛みがべたつかずに済んでいる。シリアスとギャグの温度差を一人で調整しているような役だ。錦木千津香(早見沙織)や朱宮万奈歌(竹達彩奈)、鳥追きより(加藤英美里)あたりの女の子たちのにぎやかさも、置き方がていねいで、結果として純花の孤独をきれいに際立たせていた。風間範夫(羽多野渉)の絡む家まわりの場面も、潮の素の表情が出ていて好きだ。

読んで見たくなったら——『ささめきこと』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 派手な展開より、表情やセリフの「間」で語る作品が好きな人
  • 報われない恋のひりつきを、コメディの軽さ込みで味わいたい人
  • 百合をギャグ面とシリアス面の両方から眺めたい人

合わない人

  • 関係がはっきり前に進む、わかりやすい恋愛劇が見たい人
  • ギャグとシリアスの温度差が激しいと乗りきれない人
  • 主人公の空回りがもどかしくて見ていられない人

次に見るなら

純花のあのひりつきが好きなら青い花を。同じ2009年の百合で、こちらはもっと静かで湿度が高い。言葉にならない感情を背景や間で見せてくるタイプなので、ささめきことの余韻をそのまま伸ばせる。

「自分が誰かに愛される姿を想像できない」というテーマが刺さった人にはやがて君になる。好きと言われることに戸惑う側を丁寧に掘っていて、純花とは逆方向からこの痛みに触れてくる。

もう少し柔らかくて品のある空気に浸りたいならマリア様がみてる。恋とも憧れともつかない距離感の置き方が上手くて、ささめきことの「届かなさ」と地続きで楽しめる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ささめきこと』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を豊富に取りそろえた配信サービスがそろっているため、自分の利用環境に合わせて選べるのは嬉しいポイントです。気になった方は、これらのサービスでぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『ささめきこと』はどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。いずれもアニメ作品が充実しているため、ご自身の利用しやすい環境に合わせて選んでいただけます。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. 女の子同士の恋愛を描いたラブコメディ作品です。すれ違う想いの切なさと、個性的なキャラクターが生むコメディ要素が同居しており、甘酸っぱくも笑える物語を楽しめます。
Q. いつ放送されたアニメですか?
A. 2009年に放送されたTVアニメです。放送から時間が経った作品ですが、現在も複数の配信サービスで視聴できるため、初めての方でも気軽に楽しむことができます。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. はい、純花と潮を中心とした恋模様が丁寧に描かれているため、特別な予備知識がなくても楽しめます。登場人物たちの心の揺れに寄り添いながら、自然と物語に引き込まれていくはずです。

まとめ

『ささめきこと』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を豊富に取りそろえた配信サービスがそろっているため、自分の利用環境に合わせて選べるのは嬉しいポイントです。気になった方は、これらのサービスでぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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