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生徒会役員共
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | GoHands |
津田隆利はお咲学園の1年生として入学する。彼は自宅に近いという理由で入学を決め、最近共学化した学校に最初の男子生徒の一人になることに気づいていなかった。登校初日、隆利は女子に囲まれている。電車も女子ばかり、学校への道も女子ばかりである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
津田隆利は、自宅に近いという理由でお咲学園に入学したが、その学校が最近共学化したばかりで、自分が数少ない男子生徒のひとりであることを知らなかった。女子だらけの通学路、女子だらけの教室——戸惑う隆利だったが、ひょんなことから生徒会に誘われてしまう。個性豊かな女子生徒会メンバーたちと日々を過ごすことになる学園ラブコメディ。みどころ・魅力
① ハイテンポな下ネタギャグの応酬
本作最大の特徴は、清潔感あるキャラデザとのギャップが笑いを生む、テンポよく繰り出される下ネタギャグの数々。生徒会という真面目な舞台設定と、女子たちの奔放な発言のアンバランスさが絶妙で、一話のうちに何度も笑わせてくれる構成になっている。② ツッコミキャラ・津田隆利の存在感
主人公の隆利は、周囲の女子たちの発言にひたすらツッコミ続ける苦労人ポジション。その反応の細かさとテンポのよさが作品全体のリズムを作っており、ヒロインたちのキャラクターを引き立てる重要な役割を担っている。見ているうちに隆利への親近感が増していく。③ 個性際立つ生徒会メンバーのキャラクター
会長の天草シノをはじめ、副会長の萩村スズ、書記の伊藤アリアと、三者三様の個性を持つヒロインたちが魅力。それぞれのキャラクターが丁寧に描かれており、ギャグの中にも人間関係の温かさが感じられる点が、長く愛される理由のひとつになっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 金澤洪充 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中村誠 |
| キャラクターデザイン | 古田誠 |
| 音楽 | 森悠也 |
| 美術監督 | 野村正信 |
| 音響監督 | 高橋秀雄 |
| OP | トリプル・ブッキング「大和撫子エデュケイション」 |
| ED | アンジェラ「蒼い春」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2010年、たぶんリアタイで見ていた。「たぶん」というのは記憶が本当にないからで、断片的に残っているのは「えっこんなのテレビでやっていいの」という感覚だけだ。ゴールデンタイムではないにしても、夜中に流れてくる学園日常系の顔をしながら、セリフの8割が下ネタで構成されているというのは当時なりに衝撃だった。
2回目に通しで見たとき、最初はただの下ネタ連発アニメだと思っていたものが、実はテンポとキャラクターの関係性でかなり精密に設計されていることに気づいた。シノが何か言うたびにタカトシが静かに突っ込む、あの間の取り方が、実は全体のリズムを支えている。下ネタが多いと最初は笑っていたのが、2周目ではそのリズムそのものを楽しんでいた。
「下ネタに動じない男」が全員に愛される、という話
この作品を「下ネタが多いだけの日常系」で終わらせると、たぶん本質を半分見逃している。
津田タカトシというキャラクターは珍しい。共学化したばかりで女子9割の環境に放り込まれ、生徒会に入れられ、会長・副会長・書記がことあるごとに性的な発言をしてくる。普通の学園ハーレムものであれば、主人公はそこで照れ赤くなってリアクション芸をするか、鈍感系主人公として話が転がっていくかのどちらかだ。タカトシはそのどちらでもなく、「呆れるが諦めている」という第三の反応を取り続ける。
この「諦め」が機能しているのは、タカトシが決して彼女たちを馬鹿にしていないからだ。シノやアリアの発言に対してツッコむことはあっても、見下したり距離を置こうとしたりはしない。むしろ、まともな反応ができる人間として彼女たちに信頼され、頼られ、結果として全員から好意を持たれていく。
日笠陽子の演じるシノは、生徒会長として有能で真面目という設定と、ことあるごとに下ネタを挟んでくるというキャラクターが共存していて、その二面性がまったくちぐはぐに感じられない。声のトーンとして「この人は本気でこれが普通だと思っている」という確信が乗っているのが大きい。佐藤聡美のアリアも似たようなもので、天然なのか意図的なのかわからない位置で毎回発言する、その絶妙な「わからなさ」がキャラクターとして成立している。
作品が描こうとしているのは、「変な環境でも普通に接し続けることで成立する関係性」だと思っている。下ネタはギミックであって、その周りにあるのは地味に真っ当な人間関係だ。
特に刺さったシーン
タカトシが何か普通のことを言うたびに、シノとアリアが揃って性的な解釈をして、タカトシが疲れた顔で「…そういう意味じゃない」と返す、というやり取りはほぼ全編通して繰り返されるのだが、それが飽きないのは日笠陽子と佐藤聡美の「大真面目に言っている」演技のおかげだ。特に日笠陽子は声優と夜あそびのMCとして普段からトークの間を熟知している人で、その間の作り方がシノのキャラクターにそのまま活きている気がする。
小林ゆうのナルコは、教師キャラでありながら生徒たちと同じ次元で右往左往するポジションで、加藤英美里のカエデはシノと対照的な「一般人サイド」として機能する。田村睦心のサヤカは、サヤカ自身もそれなりに変なのだが、その変さが別方向というところが面白かった。
序盤の生徒会室での日常描写で、タカトシが何かを頼まれてただ作業しているだけなのに、後ろでシノたちが通常運転で変な会話をしている、という構図が繰り返されるシーン群は、見るたびに「この人たちのことが好きだな」という気分になる。
読んで見たくなったら——『生徒会役員共』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 下ネタが「設定として」あることに免疫がある人(露骨な描写はほぼなく、言葉遊びに近い)
- テンポの速いショートコメディが好きな人。1話の中でいくつもギャグが詰め込まれていて、ダレる時間が少ない
- 日笠陽子・佐藤聡美目当てで見る人。キャラクターと声優の一致感がかなり強い
- 「日常系だが何も起きなすぎる」作品が合わない人。下ネタという名のガス抜きが毎回入るので、完全な無事故日常ではない
合わない人
- 性的な言及が繰り返されること自体がストレスになる人。頻度は高い
- ストーリーの起伏を求める人。基本的に何も解決しないし何も積み上がらない
- ハーレム的な関係性の「なれ合い」感が気になる人。タカトシが全員に好かれる構造は割と露骨
次に見るなら
みなみけ——南家三姉妹の日常を描く4コマ原作の日常系。生徒会役員共ほど下ネタは多くないが、テンポの良さとキャラクターの関係性で笑わせる構造が近い。淡々とした間が好みであれば相性がいい。
這いよれ!ニャル子さん——2012年放送。こちらはラブコメ寄りだが、主人公が「まともな人間」として変な相手に振り回されるという構造が共通している。テンポの速さも近い。
ゆるゆり——2011年放送。女子中学生たちの部活日常系で、こちらも下ネタ色は薄いが「何かがおかしい人たちの中で一人だけ反応している人がいる」という笑いの作り方が似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『生徒会役員共』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信プラットフォームに対応しているため、ご利用中のサービスからすぐに視聴を始めることができます。まずは第1話から、テンポ抜群のギャグを体感してみてください。
