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戦国BASARA 瀬戸内の激突! 火を噴く海の大要塞・富嶽!!
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Production I.G |
前田利家と松は四国を統治する長宗我部元親を訪問し、信長の無理な要求を伝える。元親はこれを拒否し、前田に信長への裏切りを勧める。一方、慶次は毛利元就を信長との戦いに加わるよう説得しようとするが、投獄される。元親と元就は互いに対立する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
織田信長の無理難題を背負った前田利家と松が、四国に君臨する長宗我部元親のもとを訪れる。元親は信長の要求を一蹴し、利家に信長を裏切るよう迫る。一方、瀬戸内の覇者・毛利元就を信長打倒の戦いへ引き込もうとした慶次は、思わぬ形で投獄される羽目に。元親と元就、二人の覇者が海を挟んで激突する、スペシャルエピソード。みどころ・魅力
① 瀬戸内を舞台にした海戦スケールの迫力
シリーズの陸上バトルとは一線を画す、海の要塞・富嶽を巡る激闘が展開される。スペシャルならではの作画リソースを活かした大スケールのアクションシーンは、本編ファンも満足できる見応えがある。② 元親と元就、二大勢力のぶつかり合い
豪快な海賊大将・長宗我部元親と、策略を得意とする毛利元就という対照的な二人の覇者が正面から衝突する。それぞれのキャラクター性が際立つやりとりは、本作の大きな見せ場のひとつ。③ 利家・松・慶次ら脇キャラの活躍
メイン武将だけでなく、前田利家と松のコンビや傾奇者・慶次の立ち回りも丁寧に描かれる。信長陣営と反信長勢力の駆け引きを通じて、各キャラクターの信念と関係性がより深く掘り下げられる。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 原案キャラデザ | 土林誠 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 大久保徹 |
| 音楽 | 澤野弘之 |
| ED | 内藤大湖「Dear Sunshine」 |
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アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
BASARAのスペシャルって、タイトルの時点でいろいろ覚悟させてくる。「瀬戸内の激突!火を噴く海の大要塞・富嶽!!」——これを毎回正式タイトルで書かなきゃいけないのが地味につらい。最初は配信で「ああ、こんなのあったんだ」くらいの温度感で再生した。TVシリーズで武将の顔と必殺技と関係図をすべて頭に入れてた時期で、スペシャルへのハードルはそれほど高くなかった。が、見始めたら想像以上にちゃんとしてて、2回目は元親と元就の掛け合いを目当てに流した。長いタイトルで損してる作品の典型だと思う。
「交渉」という名の力と力のぶつかり合い——海の武将たちは絶対に話し合いで終わらない
BASARAの外交はだいたい失敗する。使者を送っても、条件を提示しても、最終的にはどこかで刃物が飛んでくる。このスペシャルもその流れをきっちり踏襲していて、前田夫妻が長宗我部元親に信長の要求を伝えに行くシーンから、すでに「これは絶対こじれる」という空気が漂ってる。
面白いのは、元親が信長の無理な要求を突き返すだけじゃなくて、利家に「信長を裏切れ」とまで言えるところだ。これ、元親というキャラクターの根幹にある「海の男の論理」——筋が通らない話は飲まない、気に入ったやつには真っすぐ肩入れする——が行動として出てる場面で、BASARAにおける元親の使い方として秀逸だと思う。単なる敵方の武将じゃなくて、別の価値観を持った「もうひとりの主人公」として機能させてる。
一方の慶次のくだりは、もっと直接的だ。毛利元就を説得しようとして投獄されるという、端から見ると「なぜそうなるのか」な展開なんだけど、慶次という人物はそういう行動原理で動くキャラクターなので納得してしまう。打算なし、戦略なし、正しいと思ったら体当たり——というのが慶次の全部で、森田成一の声がそこにはまってる。熱さと飄々とした感じが同居してるキャラクターを、台詞の温度と間合いだけで表現してくるのは、TVシリーズからずっと変わらない。
元親と元就の対立は、単純な善悪じゃないところがいい。お互いがそれぞれの論理で完全に正しくあろうとしてるから、交渉が成立しない理由に説得力がある。「わかってて戦う」という選択が、スペシャルの短い尺の中でちゃんと見えてくる。
甲斐田裕子演じる松も、このスペシャルで光る瞬間がいくつかある。信長の無理難題を伝えなきゃいけない立場でありながら、台詞の端々に「これは辛い」というニュアンスが乗ってくる。感情を前面に出さずに、言葉の選び方と声のトーンで滲ませてくる演技で、キャラクターの奥行きを短時間でちゃんと出してくる。出演作128本の蓄積というのはこういうところに出る。
特に刺さったシーン
慶次が投獄されるくだり——森田成一の声の「あっけらかん」とした感じが絶妙で、「俺は今投獄されてるんだが?」みたいな状況に全然慌てないのが慶次らしくて、思わず2回見た。あそこの台詞回し、テキストで読んだら普通なんだけど声が乗ると全然違う顔になるんだよなと実感した場面だった。
終盤の海上での激突シーンは、このスペシャルで一番テンションが上がる。元親の荒削りな海賊的な戦い方と、元就の計算高い策略がまるで嚙み合わない戦い方をするのに、絵として成立してるのがBASARAの強みだと思う。どちらが正しいとも判定しない終わり方も含めて、スペシャルとしての着地がちゃんとある。
桑谷夏子のかすがは、このスペシャルだと出番が限られてる印象だけど、出てくるたびに「ああ、このキャラこういう人だった」と思い出させてくれる密度がある。セリフの少ない場面でもキャラクターが立ってるのは、演じ手の解像度がそもそも高いからだと感じる。
読んで見たくなったら——『戦国BASARA 瀬戸内の激突! 火を噴く海の大要塞・富嶽!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- BASARAのTVシリーズ2期まで見終えていて、もっと武将の絡みを見たい人
- 海・海賊テイストのバトル描写が好きな人
- 森田成一・甲斐田裕子の演技目当てで見られる人
- スペシャルに「総集編じゃなくて新規エピソードを」と思ってる人
合わない人
- BASARAシリーズ未見の人(前提知識がないと武将の関係図が追えない)
- 政治・謀略系の話が核心まで展開することを期待してる人(最終的には全部バトルで解決する)
- 単品で完結した起承転結を求めてる人(あくまでTVシリーズの延長線上の一エピソード)
次に見るなら
BASARAをもっと見たいなら戦国BASARA Judge Endが直接の選択肢だ。TVシリーズの完結編にあたる位置づけで、このスペシャルで描かれた武将たちの対立がより大きな文脈でどう着地するかが見えてくる。スペシャルを楽しめたなら必然的に見ることになると思う。
歴史上の人物を豪快なアクション解釈で描くという点ではドリフターズもおすすめで、こちらは元親にあたるような「時代の異物感が強い武将」たちが異世界に召喚される構成。BASARAのテンションとは別ベクトルだけど、歴史人物をキャラとして解釈する楽しさは共通してる。
対話と戦闘が絡み合いながら武将・剣士たちの論理がぶつかる雰囲気が好きなら刀語も合う可能性がある。江戸時代設定で全12話という構成だが、各話ごとに異なる剣士との対決と会話劇が軸になっていて、このスペシャルで元親と元就のやり取りに乗れた感覚と近い体験ができる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「戦国BASARA 瀬戸内の激突! 火を噴く海の大要塞・富嶽!!」は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも見放題プランに対応していますので、加入中のサービスからすぐに楽しめます。スペシャルエピソードながら本編に劣らない迫力の内容ですので、シリーズファンはぜひチェックしてみてください。



