※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | domerica |
小田原での敗北後、山南敷は従者の職を辞職する。後任者として長倉新八が選ばれる。本作は「刀剣乱舞開花伝 燃ゆる本能寺」の前編にあたるアニメである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
小田原征伐での敗北を経て、従者の職を辞することとなった山南。その後任として、新たに長倉新八が選ばれる。刀剣男士たちは歴史の分岐点に立ち、それぞれの使命と葛藤を胸に再び戦場へと向かう。本作は劇場版アニメ「刀剣乱舞開花伝 燃ゆる本能寺」の前編にあたる作品であり、続く物語への橋渡しとなる重要なエピソードを描く。みどころ・魅力
① 本能寺へと続く、前編ならではの伏線と構成
続編「燃ゆる本能寺」への直結する前編作品として、物語の導入と伏線が丁寧に積み重ねられている。単体の劇場作品としての完成度を保ちながら、続きを観たくなる引きの強さが際立つ構成になっている。② 刀剣男士たちの関係性と内面の変化
山南の離脱と長倉新八の着任という人事的転換を軸に、刀剣男士たちの間に生まれる新たな緊張感や絆の変化が丁寧に描かれる。キャラクター同士の感情の機微を楽しめる点も本作の大きな魅力のひとつ。③ 劇場版クオリティの作画とアクション演出
劇場版ならではの高水準な作画と、迫力のある刀剣アクションシーンが展開される。歴史的な戦場を舞台にした臨場感のある映像表現は、シリーズファンはもちろん初見の視聴者にも見応えのある仕上がり。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 監督 | 市川量也 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 髙田真理 |
| 音楽 | 葛西竜之介 |
| 美術監督 | 根本洋行 |
| 音響監督 | 菊田浩巳 |
| ED | [Hasebe Heshikiri「望郷」 |
| ED | 「cont. Ookurikara (CV: Makoto Furukawa)]」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
廻シリーズ、また増えた。正直、何本目かもういちど数えようとして途中で止めた。刀剣乱舞の劇場展開はもはや「シリーズ」というより「継続的供給」の域に入っていて、追う側としては覚悟が要る。それでも劇場に足を運んだのは、前野智昭が山姥切国広を演じる以上は見ておかないと、という半ば義務感に近い感覚だ。
で、実際に見てみると、これが単なる続き物のつなぎ回じゃなかった。小田原での敗北という重たい出発点から、従者の職を辞した山南敷の話へ——喪失と引き継ぎのドラマとして、想像より芯が通っていた。見終えてから「燃ゆる本能寺」の前編と聞いて、あ、そういう設計だったのかと腑に落ちた。2回目に入ると、伏線の置き方がずっと見えてくる。
負けた後に、誰が続きを引き受けるか
この作品が描いているのは、ひとことで言えば「継承の重さ」だ。ただし美しい継承じゃない。敗北の後に空いた席を、誰かが仕方なく埋めるという話。
山南敷が従者を辞めるまでの経緯には、敗北した者が自らを引いていく静かな決断がある。それは責任を取る、というより「自分がここにいることで場が回らなくなる」という判断に近い。刀剣ものに限らず、こういう「自分を降ろす」選択をする人物は、物語の中でいつも地味で、あまり褒められない。でもその選択がなければ次の人間が立てない。
後任として立つ長倉新八の位置は、そういう意味で最初から「誰かが退いた場所に入る人間」として描かれている。これはポジションの引き継ぎではなく、失敗の後始末と歴史の連続性を一身に引き受けることだ。刀剣乱舞という作品が「刀が歴史を守る」という前提で動いている以上、「歴史上の敗北の後」をどう処理するかは本質的なテーマになる。
廻シリーズが本能寺に向かっていくとき、この「負けた後に誰が続きを持つか」という問いは単なる前編の状況説明じゃなくて、シリーズ全体が問い続けていることの核心にある。見た後に「燃ゆる本能寺」を見ると、たぶんここで描かれた継承の傷が、ずっと後を引いているのがわかると思う。
特に刺さったシーン
山南敷が辞表に相当する意思を示すくだり、前野智昭の芝居がいい仕事をしていた。山姥切国広という刀は基本的に感情を表に出しにくいキャラクターで、その「出しにくさ」を声だけで表現するのは相当の技量が要る。感情を抑えているのか、もともと薄いのか、判然としない演技の余白がある。前野が長くこのキャラクターを演じてきた蓄積が、この場面では明確に出ていた。
佐藤拓也の燭台切光忠は、場の空気が重くなったときに一段トーンを変えてくる演技が好きで、今回もそのタイミングが巧い。古川慎の大倶利伽羅は相変わらず口数が少なく、その少なさの密度が場を締める。新垣樽助のへし切長谷部は感情の振れ幅がわりと出るキャラクターで、今作ではその「振れるタイミング」が物語の緊張感と噛み合っていた。
映画館の音響で聴くキャストの演技は、配信で見直したときとやっぱり別物だ。特にアクションシーンの効果音と声が交差する場面は、劇場のサイズでないと半分も届かない。
読んで見たくなったら——『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 刀剣乱舞の廻シリーズをある程度追ってきたファン
- 「燃ゆる本能寺」を見ていて、前史を補完したい人
- 前野智昭・佐藤拓也・古川慎の掛け合いが目当ての人
- 派手な解決より、喪失と引き継ぎのドラマに心が動く人
- 劇場の音響でキャストの演技を体感したい人
合わない人
- 刀剣乱舞のゲーム・シリーズをほぼ知らない完全新規
- 単体で起承転結が完結する劇場作品を期待する人
- アクション比率が高い派手な展開を求める人
- 「前編」という構造を知らずに見ると消化不良になるタイプの人
次に見るなら
刀剣乱舞開花伝 燃ゆる本能寺——本作の直接の後編にあたる作品。この作品を見た後は普通に続きが気になる構造になっているので、間を空けずに見た方がいい。廻シリーズとして設計された流れの上に成立しているドラマを、本編で回収できる。
刀剣乱舞 廻 -花丸- シリーズ——同じ廻シリーズの中でも日常寄りのトーンで描かれた作品群。今作のような重めのドラマと交互に見ると、キャラクターへの解像度が上がる。前野・佐藤・古川の掛け合いを別文脈で楽しむにはちょうどいい。
活撃 刀剣乱舞——アクション比率が高めで、刀剣乱舞の劇場・TVアニメの中ではわりと新規でも入りやすい設計の作品。今作でキャラクターに興味が出たなら、こっちを先に見て全体像を掴む逆引きルートもある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-」は、dアニメストアおよびU-NEXTにて配信中です。続編「燃ゆる本能寺」とあわせて視聴することで、物語の全貌をより深く楽しめます。劇場版ならではの映像クオリティをぜひ配信でお楽しみください。






