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K RETURN OF KINGS
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | GoHands |
現代日本で歴史と現実が奇妙に重なった世界。七人の「王」と呼ばれる超能力者が存在する。各王は自らの力を与えた仲間たちとクランを形成した。青で秩序を保ち、赤炎で混乱をもたらし、白で異能が輝き、緑で改革を進める。それぞれの能力を持つ王たちが、今、新たな力とともに動き始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
現代日本に似た、しかし超能力者「王」が実在する異世界。七人の王はそれぞれが固有の力を持ち、その力を仲間に分け与えながら「クラン」を率いている。青のクランは秩序と法を守り、赤のクランは炎の力で街を揺るがし、白の王は孤高の輝きを放ち、緑のクランは新たな世界の秩序を掲げて動き出す。そして今、各クランの思惑が交錯するなかで、新たな「王」の力が姿を現し始める。クランたちの戦いは、かつてない局面へと突入する。
みどころ・魅力
① 圧倒的なビジュアルと作画クオリティ
GoHands制作による極彩色のカラーパレットと、流麗な戦闘作画はシリーズを通じて高水準を維持。各クランのイメージカラーが演出に溶け込み、バトルシーンはもちろん日常シーンまで視覚的な没入感が途切れない。映像表現そのものが鑑賞の目的になりうる作品だ。
② 個性豊かなクランと複雑に絡み合う人間関係
青・赤・白・緑と異なる思想を持つクランが並立し、対立しながらも時に協力する構図が物語に奥行きを与える。1期から積み上げられたキャラクター同士の因縁や信頼関係が2期で結実し、ファンには見逃せない展開が随所に用意されている。
③ スタイリッシュな世界観と音楽の融合
架空の近未来都市を舞台にした洗練されたデザインと、場面ごとに雰囲気を変えるサウンドトラックが一体となり、独自のクールな世界観を形成している。戦闘BGMから静寂のシーンまで音楽の使い方が巧みで、映像と音の相乗効果が高い。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 鈴木信吾 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋弥七郎 |
| キャラクターデザイン | 鈴木信吾 |
| 美術監督 | 内藤健 |
| OP | 堀江由衣「アシンメトリー」 |
| ED | カスタマイZ「解」 |
| ED | アンジェラ「KIZUNA」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期の『K』から続けて見た。続いてたから見たというだけで、正直そこまで期待はしていなかった。1期があの独特のビジュアルとムードで押し切ってきた作品だったから、2期はどうするのかという興味は多少あった。
見始めてまず思ったのは、「絵が綺麗だな」ということ。GoHands制作のあのグリッチっぽい光の処理、都市の俯瞰カット、エフェクトの密度。これは2回目に見直したときも変わらなかった。むしろ2回目のほうが、ストーリーを追う必要がないぶん、純粋に映像として楽しめた気がする。話の筋よりも、画面に何が映っているかを覚えている作品というのがある。これはそういう種類のアニメだった。
「王」に仕えることの、救いと不自由
Kというシリーズが一貫して描いているのは、能力の話でも王権の話でもなく、「どこに属するか」という話だと思っている。
王はオーラを持ち、クランを持ち、仲間に力を与える。クランのメンバーはその王の色に染まり、守り、時に死ぬ。これを「忠誠」と呼ぶのは簡単だが、RETURN OF KINGSで描かれるのはもう少し複雑な感情の話だ。王がいなくなったあとも、その色の中に留まろうとする人間。新しい王に仕えることで、失った何かの代わりを見つけようとする人間。
杉田智和が演じる宗像礼司の在り方がそこで効いてくる。あの声で、あの抑制した芝居で語られると、「クランにいる理由」がイデオロギーではなく、個人の感情の話として聞こえてくる。杉田智和という声優は、乾いた芝居の中に滲む執着の表現が異様に上手くて、RETURN OF KINGSのなかで宗像礼司がどう動くかは、そのまま彼の声の説得力に依存していた。
堀江由衣が演じる櫛名アンナもそうだ。喪失を経て「王」になるという役どころを、彼女のあの透き通った声質でやると、強さではなく痛みとして聞こえる。それは正しい解釈だと思う。Kのキャラクターは全員、どこかに何かを欠いている人間として描かれていて、その欠落が王への帰属によって一時的に埋まる——というのが、このシリーズの構造だから。
単純な「バトルものの仲間絆作品」として読むと少しもったいない。クランという設定が、現代社会における帰属のメタファーとして機能していて、属することで救われる人間と、属することで不自由になる人間が、同じフレームの中に並んでいる。そこを2期でどう着地させるかというのが、RETURN OF KINGSを見るときの軸になる。
特に刺さったシーン
クラン同士の大規模な衝突が起きる終盤の展開で、櫻井孝宏演じる草薙出雲が動くくだり。あの場面、2回目に見たときに初めて気づいたことがある。台詞の量が少ない。それでもちゃんと伝わるのは、間の取り方と、ほんのわずかに声のトーンが下がる瞬間があるからで、そこに全部が入っている。
沢城みゆきの淡島世理は、出番の密度で言えば主軸ではないが、彼女が喋るたびに画面の質感が変わる感覚があった。声に存在感がある、というより、声で空気が変わる。1期から続けて見ていると、そのコントラストが際立つ。
映像面では、バトルシーンのエフェクト処理よりも、日常パートの細部のほうが記憶に残っている。GoHandsの背景美術は都市のディテールが異様に作り込まれていて、そこに人物が配置されるときのスケール感が独特だった。
読んで見たくなったら——『K RETURN OF KINGS』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 美麗な映像と雰囲気重視のアニメが好きな人。GoHandsの絵が合う人には確実に合う
- 1期『K』を見ていて「続きが気になった」人。前作ありきの設計なのでそこは素直に続けていい
- 豪華キャストの芝居をじっくり聞きたい人。台詞の密度は低めで、声優の演技がよく聞こえる
- 「仲間」「クラン」「帰属」という概念に感情的に引っかかるものがある人
合わない人
- 1期を見ていない人。設定の説明がほとんどないので単体視聴は厳しい
- ストーリーのテンポやわかりやすさを重視する人。情報の提示が意図的に抑制されていて、追いかける快感より浸る快感寄りの作りになっている
- バトルアニメに激しいアクションの連続を求めている人。見せ場はあるが、そこだけに振り切った作品ではない
次に見るなら
K(1期)——当然の話だが、RETURN OF KINGSを見るなら前作から。世界観・キャラクター関係・王の設定、全部ここで提示される。あの独特のムードが合うかどうかもまず1期で確認したほうがいい。
ノラガミ——神や能力者が組織・クランを形成し、「主人(神)に仕える者」の感情を丁寧に描く構造が似ている。帰属することの意味を問うような視点に共鳴した人なら入りやすい。アクションとドラマのバランスも近い。
デュラララ!!——都市を舞台に複数の勢力が絡み合い、それぞれの「居場所」を求める群像劇。Kのクラン構造に近い組織の描き方で、こちらはよりキャラクター個人の掘り下げが深い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『K RETURN OF KINGS』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴できるため、加入済みのサービスからすぐに楽しめます。1期『K』と合わせて一気見するのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『K RETURN OF KINGS』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴できるため、加入済みのサービスからすぐに楽しめます。1期『K』と合わせて一気見するのがおすすめです。









