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2006

BLEACH MEMORIES OF NOBODY
★ 3.5 / 5.0アクション冒険ドラマ超自然
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Pierrot |
空座町で正体不明の霊「空白」が大量発生し、同時に尸魂界の空に現世が映り込む異変が起きる。謎の女性死神・センナと男・ガンリューは「暗黒一族」という集団を率いて一護の前に現れる。やがて真実が明かされていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
空座町に、正体不明の霊「空白(ブランク)」が突如として大量発生する。時を同じくして、尸魂界の空には現世の街並みが映り込むという前代未聞の異変が起きていた。そんな中、黒崎一護の前に記憶を持たない謎の女性死神・センナが現れる。彼女は何者なのか——。やがて、「暗黒一族」を率いる男ガンリューが姿を現し、百年越しの怨念と尸魂界を揺るがす陰謀が動き出す。一護はセンナとともに、迫りくる破滅の運命へと立ち向かっていく。みどころ・魅力
① 劇場版オリジナルヒロイン・センナの存在感
本作の中心となるのが、原作には登場しない劇場版オリジナルキャラクターのセンナ。自由奔放で明るい彼女と一護の交流が物語の軸となり、その正体が明かされていく展開は劇場版ならではの感動を生みます。彼女のキャラクター性が作品全体の情感を支えています。② 劇場規模で描かれるスケールの大きな霊圧バトル
「暗黒一族」との戦いはテレビシリーズを超えるスケールで描かれ、一護の卍解や仲間たちの斬魄刀が躍動します。現世と尸魂界が交わる異変を背景にした派手な戦闘演出は、大画面向けに作られたアクションの迫力を存分に味わえます。③ 「記憶」をめぐる切ないテーマ性
タイトルが示す通り、本作は「記憶」と「存在」を巡る物語。誰かに覚えられていることの意味、消えゆく者への想いが丁寧に描かれ、単なるアクション作品にとどまらないドラマ性を備えています。BLEACHらしい熱さと哀しさが同居した一本です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 阿部記之 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 工藤昌史 |
| 音楽 | 鷺巣詩郎 |
| 美術監督 | 高木佐和子 |
| ED | Aqua Timez「千の夜を越えて」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に書くと、BLEACHの本編はちゃんと通っていない。200話を超えるシリーズに途中から乗るのはなかなか勇気がいって、ずっと「いつか」のフォルダに放り込んだままだった。それでも劇場版から先に、という乱暴な入り方をしたのは、2006年公開のこの一作が単体で閉じる話だと聞いたからだ。最初は「キャラの関係も分からないのに楽しめるわけがない」と斜に構えていた。ところが冒頭、空座町に正体不明の霊「空白」が湧き出すあたりで、本編を知らない人間でも置いていかれない作りになっていることに気づく。むしろ何の予備知識もないまま放り込まれる感覚が、異変に巻き込まれていく一護たちの戸惑いと妙に同期して、これはこれでアリだったかもしれない、と思い直した。「誰の記憶でもない」少女が、それでも誰かに覚えていてほしいという話
謎の女死神・センナには、過去がない。正確には、過去を持てない存在として描かれていく。原題の「MEMORIES OF NOBODY」——誰でもない者の記憶、という言葉が、そのまま彼女の正体に重なっていく構造になっていて、終盤で真実が開かれるころには、最初に受け取った「謎めいた女の子」という記号が、まるで別の重さに変わっている。ここがこの映画の一番の仕掛けだと思う。 面白いのは、派手な霊圧のぶつかり合いを大画面でやりながら、その裏でずっと「存在するとはどういうことか」を問い続けているところだ。空に現世が映り込むという異変も、ただのスペクタクルではなく、二つの世界の境界が曖昧になる=どこにも属せないセンナの立ち位置の比喩として効いてくる。そしてガンリュウ率いる暗黒一族の動機を辿っていくと、突き詰めれば自分たちが消され、忘れられたことへの報復で、敵と味方が「覚えていてほしい」という同じ願いの裏表になっていることが見えてくる。 だからこの作品は、単なる長期シリーズのお祭り興行ではなく、「忘れられること」への小さな抵抗の話として観られる。誰かの記憶の中にいる間だけ、自分はちゃんとここにいる——そんな心細い前提の上で、一護が彼女に向ける時間そのものが、答えになっている。本編を知らない自分が一番ぐっと来たのは、この映画限りの存在であるセンナと、たまたま観ているこちらの「一度きり感」が、なんだか重なってしまったところだった。特に刺さったシーン
やはり終盤、ある別れへ向かっていく展開だ。それまで散々ぶつかり合っていた霊圧の応酬が、ふっと音量を落として、二人の距離だけが残る。劇場の音響だと、剣戟の重低音が引いた瞬間の静けさが本当に効いて、館内の誰も身じろぎしなかった。ここで一護がいつものぶっきらぼうな声色のまま、しかし普段と違う温度のことを言うとき、思わず座席で前のめりになった。脇を固める声の存在感も大きくて、折笠富美子の朽木ルキアが終始ぶれない芯を通してくれるおかげで、原作未読の自分でも「この世界の地に足のついた部分」を見失わずに済んだ。森川智之の黒崎一心がふっと差し込む軽さ、斎藤千和が演じた茜雫の手触りも、お祭り映画の華やぎとして気持ちいい。作画も終盤の一枚絵に向けてぐっと密度が上がっていって、大きなスクリーンで観る価値は確かにあった。読んで見たくなったら——『BLEACH MEMORIES OF NOBODY』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編未読でも、単体で完結する死神アクションに飛び込んでみたい人
- 「忘れられること」「存在の証明」みたいな、ほろ苦いテーマが好きな人
- 剣戟と霊圧のぶつかり合いを、できれば音響のいい環境で浴びたい人
- 原作組の声優陣がそろった、安定したアンサンブルを楽しみたい人
合わない人
- キャラ同士の積み上げた関係性や本編の文脈ありきで感動したい人
- 映画オリジナルの設定がシリーズ正史にどう絡むかを気にしてしまう人
- 2時間弱で深い人物掘り下げまで求めると、やや物足りなく感じるかもしれない
次に見るなら
同じ世界をもう少し追いたくなったら、BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸へ。劇場版二作目で、こちらも本編から少し離れた単独の事件として観られるので、未読のまま地続きで楽しめる。「忘れられること・存在の証明」というテーマに引っかかった人には、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。がおすすめ。覚えていてほしい者と、覚えている者の物語という意味で、この映画と同じ痛点を突いてくる。触れたくても触れられない存在の切なさが沁みたなら、短編の蛍火の杜へを。消えてしまうものと過ごす時間の尊さを、静かな筆致で描いていて余韻が長い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
劇場版BLEACH第1作「MEMORIES OF NOBODY」は、複数の配信サービスで視聴できます。具体的には、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで配信されています。アニメ作品に強いdアニメストアやU-NEXTはもちろん、NetflixやHuluといった総合系サービスでも観られるため、ご自身が普段使っているサービスに合わせて選びやすいでしょう。











