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2008

BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ
★ 3.5 / 5.0アクション冒険ドラマ超自然
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Pierrot |
正体不明の人物が黒崎真咲の実験室に侵入。目撃した朽木ルキアは何かが消えていくのを感じながら拉致される。現世ではイチゴとコンが奇妙な異変を感じ、浦原喜助の店で答えを求める。浦原から瀬流閣の破壊について知らされる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
正体不明の侵入者が尸魂界の研究施設を襲撃し、その混乱のなかで朽木ルキアが何者かに連れ去られてしまう。それと同時に、護廷十三隊の死神たちの記憶からルキアの存在そのものが消えていく。現世にいた黒崎一護とコンだけが異変に気づき、浦原喜助のもとを訪れて真相を探ろうとする。ルキアを取り戻すため尸魂界へ向かった一護を待っていたのは、彼女を「知らない」死神たちだった。失われた記憶と、ルキアの過去に深く関わる二人の存在をめぐって、物語は静かに動き出していく。みどころ・魅力
① 「記憶」をテーマにした劇場版オリジナルの物語
本作の核となるのは、ルキアの存在が周囲の記憶から消えていくという切ない設定です。TVシリーズでは描かれなかった彼女の過去に踏み込みながら、絆と喪失をていねいに描いており、原作を追ってきたファンほど胸に響く一本に仕上がっています。② 一護 対 護廷十三隊という異色の構図
ルキアを覚えている者がほぼ一護だけという状況から、味方であるはずの死神たちと対峙せざるを得なくなります。見知った隊長格との交戦が次々と起こり、シリーズ屈指の緊張感あるバトルが連続するのも大きな見どころです。③ 劇場版スケールの作画とアクション
卍解を含むド派手な戦闘が、劇場版ならではの密度の高い作画で描かれます。テンポよく展開するアクションと、新キャラクターをめぐる感情のドラマが交互に押し寄せ、最後まで一気に見られる構成になっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 阿部記之 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 工藤昌史 |
| 音楽 | 鷺巣詩郎 |
| 美術監督 | 高木佐和子 |
| ED | ポルノグラフィティ「今宵、月が見えずとも」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
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ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ブリーチは通ってきていない。原作も本編アニメも、ほとんど素通りしてきた。だから劇場版だけ見て意味があるのかな、と再生ボタンを押す前に少し身構えた。死神とか卍解とか、世界の前提を知らない人間がいきなり外伝に放り込まれて、ちゃんと乗れるのか、と。ところが見始めてすぐ、妙なことに気づく。この映画、登場人物たちが一人の少女のことを「忘れていく」話なのだ。仲間だったはずの彼女を、誰も思い出せない。つまり画面の中の全員が、彼女について何も知らない状態へ落ちていく。事前情報ゼロで座っているこちらと、立ち位置が完全に重なってしまった。偶然なのか狙いなのか、最初の数分でぐっと引き込まれた。怖いのは忘れることじゃなく、名前を呼べなくなることだと突きつけてくる
朽木ルキアという少女が連れ去られ、現世も死神たちの世界も、彼女がいたという事実ごと書き換えられていく。一護だけが、名前も思い出せないまま「誰かがいた」という違和感を手放せない。物語の骨格はほぼこれだけで、派手な大事件というより、ひたすら「いなくなった人をどう取り戻すか」に向かって進む。 ここで面白いのは、敵がただの悪役じゃないことだ。ルキアを奪うホムラとシズクの兄妹は、かつて彼女に救われた過去を抱えていて、「自分たちだけのルキア」を取り戻すために、他の全員の記憶を消そうとする。独占したいから、世界から彼女の存在を削る。動機が幼くて、だからこそ生々しい。誰かを好きすぎて、その人が他人と共有されているのが耐えられない——あの感情を超自然バトルの形に翻訳したら、こうなるんだろう。 タイトルの「君の名を呼ぶ」が効いてくるのはここだ。記憶を消されても、名前を呼ぶという行為だけは最後に残る。顔も関係も思い出せないのに、口が勝手に名前を形づくる瞬間がある。この映画が一番大事にしているのは戦闘の規模ではなく、「名前を呼べるかどうか」という一点だと思う。忘れるのは怖い。でももっと怖いのは、思い出そうとしても、呼ぶべき名前そのものが消えていることだ。本編を知らない人間でも、その怖さだけはまっすぐ刺さってくる。特に刺さったシーン
終盤、消えかけた記憶の底から、一護がやっとひとつの名前を絞り出すところ。ここで朽木ルキアを演じる折笠富美子の声が、いつもの凛とした調子じゃなく、ほどけて震えるのが効いた。名前を呼ばれた側の、信じられないという表情まで、声だけで伝わってくる。 兄妹の弟・しずくを演じる神谷浩史も忘れがたい。無邪気さと壊れかけた執着が同じトーンで同居していて、敵なのに突き放せない。涅ネムの釘宮理恵が短い出番で空気をひやりとさせ、四楓院夜一のゆきのさつきが見せる軽やかさが、重くなりすぎた物語の呼吸を整えてくれる。声の配置だけで温度がころころ変わるのが心地いい。 劇場の大きな音響で見ていたら、名前を呼ぶ声の余韻はもっと長く尾を引いたはずだ。配信の小さな画面でも喉の奥がつまったのだから。読んで見たくなったら——『BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を知らなくても、感情の流れだけで物語に乗れる人
- 派手なバトルより「誰かを取り戻す」話に弱い人
- 記憶・名前・喪失といったテーマにぐっとくる人
- 敵側の動機まで含めて味わいたい人
合わない人
- 原作の設定やキャラの掘り下げをきっちり踏まえてから見たい人
- 劇場版に本編級の大きな物語の進展を期待する人
- 説明なしで進む死神世界のルールにストレスを感じる人
次に見るなら
名前と記憶というテーマがそのまま刺さったなら、君の名は。。会ったことを忘れていく二人が、それでも名前を手がかりに探し合う話で、「呼ぶ」という行為の重さは地続きだ。 この世界そのものをちゃんと知りたくなったら、やはりBLEACH 千年血戦篇へ。映画で気になった死神たちの関係や強さの理屈が、ここでようやく腑に落ちる。 本編を知らないまま大作シリーズの映画を一本だけ味わう体験が思いのほか良かったなら、劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズンもおすすめ。外伝として閉じていて、初見でも置いていかれない。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作『BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで配信されています。複数の主要サービスに対応しているため、すでに契約中のサービスがあれば追加料金なしで楽しめます。これから登録する場合は、月額料金やほかの配信作品のラインナップを比べて選ぶとよいでしょう。











