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トリアージX
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 10話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Xebec |
望月総合病院の看護師たちは、昼間は患者の治療にあたっているが、勤務外では全く異なる活動に従事していた。院長の指導下で、スタッフと地元の少年少女たちは傭兵暗殺者グループを組織。社会の「悪性腫瘍」と見なす人物たちを標的に、秘密裏に活動を展開する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
望月総合病院は、表向きは地域医療を支える普通の病院です。しかし院長・望月モナの指導のもと、看護師や事務スタッフ、地元の少年少女たちは、勤務外で「黒之車」と呼ばれる秘密の暗殺組織を結成していました。彼らが標的とするのは、法では裁けず社会に害をなす「悪性腫瘍」と見なされた人物たち。昼は白衣をまとって命を救い、夜は武器を手に悪を断つ——二つの顔を持つ彼女たちが、巨大な陰謀と次々に立ちはだかる敵に立ち向かっていく、痛快なアクション作品です。みどころ・魅力
① 「看護師×暗殺者」という二面性の設定
人の命を救う医療従事者が、裏では悪を裁く暗殺者として活動する——という大胆なギャップが本作最大の魅力です。日常の病院パートと非情なミッションパートの落差が、物語に独特の緊張感とエンタメ性を生み出しています。② 個性豊かなヒロインたちの活躍
近接戦闘を得意とする者、銃器の扱いに長けた者など、それぞれ異なる戦闘スタイルと武器を持つヒロインたちが登場します。彼女たちのチームワークと、ミッションごとに見せる多彩なアクションシーンが見どころです。③ 派手なアクションとセクシー演出
銃撃戦や白兵戦といった激しいアクションに加え、お色気要素を前面に押し出した過激な演出も本作の特徴です。シリアスな展開とサービスシーンが入り混じる、刺激の強い作風を好む視聴者に向けた一作となっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高見明男、加戸誉夫 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
| キャラクターデザイン | 高見明男 |
| 美術監督 | 谷岡善王 |
| 音響監督 | 濱野高年 |
| OP | Saeko Zougou featuring 流れ星☆「triage」 |
| ED | 山本和臣「ソレーユ・モア」 |
| ED | 流田Project「triage」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て、てっきり病院もののシリアスな群像劇だと思って再生した。「トリアージ」なんて言葉を冠しているんだから、救命の現場で命の優先順位をつける、あの息の詰まる話だろうと。ところが5分で前提が全部ひっくり返る。看護師たちが昼間は患者を診て、夜になると標的に銃を向けている。医療の皮をかぶった、まるきり別物だった。最初は面食らったし、正直「これは何を見せられているんだ」と思いながら見ていた。ただ2回目に通したとき、この居心地の悪さこそが入り口なんだと気づいて、見え方が少し変わった。タイトルの医療感は、たぶん最初からこちらを油断させるための偽装だ。
「治療」の名を借りた、私刑の話
この作品の根っこにあるのは、暴力を医療用語に翻訳してしまう、その一点だと思っている。社会の「悪性腫瘍」を切除する——そう言い換えられると、なんだか正しいことをしているように聞こえてくる。でも実際にやっているのは、法の外での殺人だ。望月総合病院の面々は、自分たちの行為を「治療」と呼ぶことで、引き金を引く手の重さから目をそらしている。ここがこの作品の、一番ざらつく部分だ。
腫瘍は切らなければ広がる、だから切る。その理屈の前では、撃たれる側の事情はほとんど問われない。誰が腫瘍で誰が健康な細胞なのかを決めるのは院長であって、標的にされた本人ではない。つまり優先順位をつける「トリアージ」の主語が、患者から執行者にすり替わっている。タイトルが医療用語なのは皮肉でもなんでもなく、たぶん物語の構造そのものなんだと、見直すたびに思う。
もちろん、これを派手なアクションとお色気として軽く消費することもできる。実際そういう作りでもある。ただ私が引っかかったのは、この「正義の名を借りた暴力」を、誰一人として後ろめたそうにやらないことだ。迷いがない。その居直りの強さが、単なる爽快感の手前で妙な後味を残していく。単なる活劇ではなく、自分を納得させるための言葉を人はどこまで作れるのか——そういう話として見ると、急に座りが悪くなる作品だ。
特に刺さったシーン
声の使い方が思いのほか効いている。久川綾がフィオナ・蘭・ウィンチェスターという複数の役を引き受けていて、これがちゃんと別人に聞こえる。出演作200本という積み重ねは伊達じゃないなと、序盤で立て続けに彼女の声が出てくる場面で素直に唸った。標的に向き合うときの、感情を一段引いた声色がいい。
緋崎千影を演じる柚木涼香も、夜の顔と昼の顔の温度差を声だけで切り替えてくる。柩小夜役の白石涼子は逆にどこか飄々としていて、緊張の続く画面に風穴を開ける。終盤の、覚悟を決めた者同士がぶつかる展開で、剣光姫役の浅野真澄の張り詰めた一声が刺さって、思わず巻き戻した。あと、藤野の娘を演じる朝井彩加の、まだ何も知らない子どもの声が、大人たちのやっていることの異常さを逆に際立たせていて、こういう配置の妙には唸らされる。
読んで見たくなったら——『トリアージX』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アウトロー集団が私刑に手を染める、その理屈と倒錯を観察するのが好きな人
- お色気とハードなガンアクションが同居していても、それを割り切って楽しめる人
- 声優の演じ分け——特に一人で複数役をこなす芸——に耳を傾けるタイプの人
- 『学園黙示録』系のテンションと作風に馴染みがある人
合わない人
- タイトル通りの真面目な医療ドラマを期待している人
- 過剰なサービスシーンが物語のテンポを切ると感じてしまう人
- 暴力を正当化するロジックそのものに、生理的に耐えられない人
次に見るなら
同じ佐藤ショウジ原作の絵柄が好きなら、まずは学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD。極限状況とサービス描写が同居するテンションは地続きで、こっちのほうが入り口としては分かりやすい。
「法の外で銃を握る者たち」の乾いた手触りが刺さったなら、BLACK LAGOONを。倫理を脇に置いた連中の生き様を、もっと骨太に描いている。
少女と銃と、それを取り巻く大人の業——という組み合わせに後味の悪さごと惹かれたなら、GUNSLINGER GIRLがいい。こちらは静かで重い分、効き方が長く残る。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「トリアージX」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品を幅広く取り扱うサービスのため、ご自身が利用しやすいプラットフォームを選んで楽しめます。お色気要素の強い作品が好きな方や、過激なアクションを求める方は、これらのサービスでチェックしてみてください。
