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ナンバカ 2
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Satelight |
なんば獄舎のギャングたちはいつもの悪ふざけに戻り、刑務所の日常が戻ってきた。しかし、元看守から受刑者に転じた男が独自の計画を実行に移したことで、その現状が揺らぐ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界一の脱獄不可能と称される刑務所「ナンバ獄舎」。脱獄の常習犯である囚人ジューゴたちは、いつものように騒がしくも平和な獄中生活へと戻り、看守たちとのにぎやかな日常が再び動き出していた。しかし、その平穏は長くは続かない。かつて看守として獄舎に勤めていた者が囚人へと転落し、ひそかに練り上げてきた独自の計画を実行へと移し始める。彼の思惑が静かに広がるなか、ナンバ獄舎を舞台にした囚人と看守の戦いは、これまでにない緊張をはらんだ局面へと突入していく。
みどころ・魅力
① カラフルで疾走感あふれるアクション演出
本作の最大の特徴は、ポップでカラフルなビジュアルと、それに乗せて展開されるスピード感のあるアクションです。囚人たちの個性的な能力やバトルが鮮やかな色彩で描かれ、画面を見ているだけでも楽しめる華やかさがあります。第2期ではその演出にさらに磨きがかかっています。
② コメディとシリアスの巧みな緩急
普段はギャグ全開で笑いを誘う囚人と看守たちですが、物語が進むにつれてシリアスな展開へと舵を切ります。笑える日常パートと緊張感のあるストーリーパートのギャップが大きく、その緩急のつけ方が視聴者を物語へと引き込んでいきます。
③ 個性豊かなキャラクターたちの掘り下げ
ジューゴをはじめとする囚人たちや看守陣には、それぞれに抱える過去や事情があります。第2期では新たな脅威の登場とともにキャラクターの背景が描かれ、第1期では見えなかった一面に触れられる点も見逃せない魅力となっています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高松信司 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 広田光毅 |
| キャラクターデザイン | 戸谷賢都 |
| 音楽 | 藤澤健至 |
| OP | 橋口かなでりや「Rin! Rin! Hi! Hi!」 |
| ED | 十五「ナンバカ脱獄理論♪!」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「色がうるさいアニメだな」くらいの気持ちで1期を流し見していた。舞台は刑務所のくせに、髪の色がショッキングピンクだの蛍光イエローだの、彩度の感覚がどうかしている。脱獄の名手が脱獄しては自分から戻ってくる、という前提からして人を食っていて、ギャグとして消費して終わるんだろうと思っていた。それが2期まで続いていたと知って、ああ、ちゃんと牢獄に通ってる人間がそれなりにいたのか、と妙に納得した。で、1期のノリのまま見始めたら、2期は思ったより腰を据えて見ることになる。最初に見たときは勢いと馬鹿騒ぎだけのアニメだと思っていたのに、2回目で気づいたのは、この作品、笑わせながら人の業をちゃんと描く気がある、ということだった。キャラが濃いのは相変わらずで、そこだけは安心して笑える。
「出たい」と「ここにいたい」の間で揺れる、塀の中の自由
ナンバカという作品の妙なところは、世界一の脱獄不可能監獄を舞台にしておきながら、登場人物が本気で外に出たがっていないことだ。ジューゴは脱獄の天才のくせに、脱げる扉をわざわざ閉めて戻ってくる。1期の段階ではそれを「ギャグのための設定」だと受け取っていたのだが、2期を通して見ると、この構造そのものがテーマになっている。つまりこの作品は、単なる刑務所コメディではなく、「自由とは塀の外にあるのか」という問いを、馬鹿騒ぎの裏でずっと反芻している。
2期で効いてくるのが、元看守から受刑者へ転じた男の存在だ。秩序を守る側にいた人間が、自分の計画のために秩序を壊す側へ回る。この一手で、それまで「囚人 対 看守」というわかりやすい遊びだった世界に、ねじれが入る。塀の内と外、管理する者とされる者、その境界が実はそんなに堅くない——というのを、説教くさくならずに見せてくる。彼らがなんば獄舎を居場所として選んでいるという事実が、急に重みを持ってくるわけだ。
個人的には、これは「居場所をめぐる話」だと思って見ている。社会の側ではみ出した者たちが、塀の中でだけ対等に殴り合い、笑い合える。外に出ても居場所がないと知っているから、彼らは戻ってくる。派手な色彩とギャグはその苦さを直視させないための糖衣で、噛んでいるうちに中の苦みに気づく。脱獄を描かない脱獄アニメが本当に問うているのは、「どこにいれば自分でいられるか」だ。1期を「うるさいだけ」で切らなくてよかった、と2期で思った。
特に刺さったシーン
刺さったのは、終盤でそれまでヘラヘラしていた連中が一斉に顔つきを変える展開だ。上村祐翔のジューゴは、普段あれだけ軽い芝居をしているのに、本気のスイッチが入った瞬間の低い声がまるで別人で、ここで思わず姿勢を正した。同じ建物の仲間である柿原徹也のウノ、その軽薄さの裏にある芯の部分が出てくると、ああこいつらは遊んでいただけじゃなかったんだな、と効いてくる。コメディのテンションを散々積み上げたうえで落差を作ってくるから、シリアスが安っぽくならない。
看守側では関智一の双六がいい仕事をしていて、この人がいると場が締まる。小林ゆうのウパ、武内駿輔の五代大和あたりも、濃いキャラの渋滞の中できちんと輪郭が立っている。配信オリジナルらしく作画のテンションにムラはあるものの、ここぞの色彩設計とアクションの瞬発力は気持ちいい。笑わせておいて急に殴ってくる、その緩急に毎回やられる。
読んで見たくなったら——『ナンバカ 2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 濃いキャラがわちゃわちゃする群像劇が好きな人
- ギャグとシリアスの落差で殴られたい人
- 派手な色彩・キャラデザのケレン味を楽しめる人
- 1期を見て世界観に馴染んでいる人(2期から入るのは正直しんどい)
合わない人
- テンションの高いノリやお約束のギャグが苦手な人
- 落ち着いた重厚なドラマだけを求めている人
- 1期未見で、いきなり2期から事情を飲み込もうとする人
次に見るなら
閉じ込められた場所と、そこから出ること/出ないことのドラマに惹かれたなら約束のネバーランド。塀の中という設定の緊張感は方向こそ違えど、ナンバカの裏にある「居場所」のテーマと響き合う。
刑務所という舞台のコメディとしての振り切れ方が好きなら監獄学園。下品さの種類は違うが、閉鎖空間で全力で馬鹿をやる潔さは近い。
そして派手な色彩とアクション、ギャグとシリアスの落差で押してくるテンションが好きならキルラキル。勢いで殴ってくるタイプのアニメとして、ナンバカと同じ筋肉を使って見られる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ナンバカ 2』は、dアニメストアおよびU-NEXTで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品の取り扱いが豊富なこれらのサービスなら、第1期から続けて楽しめる環境が整っています。気になった方は、対応している配信サービスでぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『ナンバカ 2』は、dアニメストアおよびU-NEXTで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品の取り扱いが豊富なこれらのサービスなら、第1期から続けて楽しめる環境が整っています。気になった方は、対応している配信サービスでぜひチェックしてみてください。


