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ナンバカ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Satelight |
刑務所に配属された4人の男たちがいる。脱獄を試みて刑期を延ばしてしまったジューゴ、女性とギャンブルをするのが好きなウノ、喧嘩好きなロック、そしてアニメが好きなニコである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界最強の脱獄不可能と称される監獄・ナンバカに収監された4人の囚人——脱獄の天才・ジューゴ、女とギャンブルに目がないウノ、圧倒的な喧嘩強さを誇るロック、アニメオタクのニコ。彼らは何度も脱獄を試みてはそのたびに捕まり、刑期を延ばし続けている。個性豊かな囚人たちと濃すぎる看守たちが巻き起こす、爆笑必至の監獄コメディ。みどころ・魅力
① 個性が渋滞するキャラクター群
主人公4人だけでなく、対峙する看守たちもそれぞれ強烈な個性を持ち、会話のテンポと掛け合いだけで笑いが生まれる。キャラクターデザインも派手で視覚的なインパクトが強く、誰が誰か一瞬で判別できるのも魅力のひとつ。② コメディとシリアスのギャップ
日常回はとことんギャグ全開で描かれる一方、後半にかけてシリアスな展開や各キャラの過去が掘り下げられていく。ふざけた雰囲気の中にドラマが宿る落差がクセになり、感情移入のしやすさにつながっている。③ 脱獄バトルの爽快感とテンポ感
脱獄を試みるたびに巻き起こる看守との攻防戦は、アクションとギャグが混在したテンポよい展開で飽きさせない。シリアスになりすぎず、かつ見ごたえのあるバトル描写のバランスが絶妙。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高松信司 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 広田光毅 |
| 音響監督 | 高松信司 |
| OP | 橋口かなでりや「Rin! Rin! Hi! Hi!」 |
| ED | 十五「ナンバカ脱獄理論♪!」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「刑務所を舞台にしたコメディ」という一行のあらすじだけで手を出した。当時、深夜アニメを消化するペースが落ちていて、重い話より馬鹿馬鹿しいやつを求めていた時期だった。で、実際に見てみると——確かに馬鹿馬鹿しい。想定よりずっと馬鹿馬鹿しかった。
キャラクターのツッコミのテンポ、ポップな色使い、やたらキラキラした受刑者たち。最初の数話は「あ、こういうやつね」と飲み込めた。問題は中盤以降で、キャラが次から次へと出てきて、全員が全員「濃い」。スタミナが削られていく感覚がある。2回目に通して見たとき、気づいたのは自分が無意識に各話の間に休憩を挟んでいたことだった。これはコメディの摂取量として多分正しい。
「俺がここにいる」と証明したいだけの男たちの、刑務所という舞台装置
ナンバカを「脱獄コメディ」として見ると少し手応えが薄い。ギャグとしての脱獄は確かに機能しているが、それよりもこの作品が一貫して描こうとしているのは、「自分の居場所を自力で選んだ男たちの矜持」だと思っている。
刑務所という空間は本来、外部から強制的に居場所を与えられる場所だ。ところがナンバカの囚人たちは誰ひとりそれを甘受していない。ジューゴは脱獄することで自分の意志を示し続けるし、ウノはギャンブルで相手との駆け引きに勝つことに執着し、ロックは喧嘩という形でしか自分を表現できない。ニコはアニメという個人的な世界を拠り所にしている。
四人とも、「ここにいること」を納得するためにそれぞれの方法を持っている。それが脱獄だったり喧嘩だったりするのは手段であって、根っこにあるのは「自分はここにいていいのか」という問いに対する、乱暴なくらい直接的な答えの出し方だ。
上村祐翔のジューゴはその象徴で、あの声の軽さと芯の強さのバランスが絶妙だった。キャリア65本という経歴の中でも、ああいう「軽く見えて実は執念深い」キャラクターの塩梅は簡単じゃない。柿原徹也のウノも同様で、出演作182本の厚みがあるからこそ、軽口の中に感情の重さを滲ませる技術が光る。
ただ、この作品の弱点もそこにある。キャラクターが多すぎて、各人物のその「執念」が薄まる。登場するたびに全力でキャラを主張してくるので、こちらの集中力が分散する。「キャラが濃すぎてちょっと疲れる」は正直な感想で、それは欠点というより、この作品の密度設計の問題だ。もう少し人数を絞って一人ひとりに尺を使っていたら、テーマの輪郭がもっとはっきりしたはずだと、2回目を見ながら思った。
特に刺さったシーン
関智一演じる双六一が本性を見せる場面は、何度見ても底冷えする。関智一は出演作374本、MCまで務める業界の重鎮で、普段のトーンが分かっているからこそ、あの緩急の付け方が効く。序盤ではとぼけたキャラに見えていたのに、スイッチが入った瞬間の声の質が変わる。あの声の「変わり方」を初見で体験したとき、思わず巻き戻した。
保志総一朗の悟空猿門も、登場シーンの圧がある。出演作183本のキャリアが乗った声というのは説明しづらいが、「この人が喋ると場が締まる」という現象が確かにある。脱獄合戦の緊張シーンで彼の声が出てくると、笑いの文脈からスッと切り替わる感覚があった。
大地葉の二舞下猫は、出演作114本とは思えない芝居の安定感で、ああいうコメディリリーフを外さずにやりきるのは実は相当な技術だと思っている。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 深夜に脳を空にして見たいとき専用の棚を持っている人
- キャラクターが多ければ多いほど楽しい人(全員に推しを作れるタイプ)
- 関智一・柿原徹也・保志総一朗の声を軸に追いかけているファン
- ポップアートみたいな彩度の高いビジュアルが好きな人
合わない人:
- コメディにもストーリーの骨格を求める人(薄め)
- 1話完結型でテンポよく消化したいのに、キャラ紹介で尺が取られるのが苦手な人
- 刑務所・犯罪題材がそもそも苦手な人
- キャラが多い作品で「全員覚えないといけない」プレッシャーを感じてしまう人
次に見るなら
監獄学園(プリズンスクール)——こちらも閉鎖空間の男たちが女性権力者に支配されるという構図で、ナンバカ以上に不条理のネジが飛んでいる。ギャグの密度が高く、キャラクターへの愛着が湧くまでの引きが早い。閉鎖空間コメディとして対で見ると面白い。
テニスの王子様——「キャラが多くて全員濃い」スポ根の元祖的存在。ナンバカのキャラ過多に疲れつつも楽しめたなら、こちらのインフレ展開にも免疫がある。関智一が出演しており、あの声の安定感を別文脈で再体験できる。
さらざんまい——刑務所ではないが、「逃げられない空間に閉じ込められた男たちのドラマ」という構造が近い。こちらはギャグではなくシリアス寄りだが、キャラクターの「ここにいる理由」への執着という点でナンバカと地続きのテーマを持っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
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