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ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち
| 放送年 | 1992年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
クウラは機械化して復活し、ニューナメック星の人々を奴隷化していた。悟空たちはこの危機に立ち向かうことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて悟空に敗れたはずのクウラは、機械惑星ビッグゲテスターと融合し、メタルクウラとして復活を遂げていた。彼はニューナメック星を支配下に置き、住人たちを奴隷のように働かせて惑星のエネルギーを吸い上げ続けていた。異変を察知した悟空たちがニューナメック星へ降り立つと、そこには無数に増殖したメタルクウラの軍団が待ち構えていた。倒しても次々と再生する宿敵を前に、悟空とベジータは想像を絶する力との戦いに身を投じていく。
みどころ・魅力
① 無限に増殖するメタルクウラ軍団
クウラはビッグゲテスターのデータを取り込み、倒しても次々と再生・増殖していく。一体仕留めたと思えばすぐに新たな個体が現れる絶望的な物量戦は、本作最大の見どころです。圧倒的な数の暴力に悟空とベジータがどう立ち向かうのか、緊張感あふれる戦闘が展開されます。
② 悟空とベジータの共闘
ライバル同士である悟空とベジータが、共通の強敵に背中を預けて戦う姿は劇場版ならではの熱さがあります。普段はいがみ合う二人が、追い詰められた状況で見せる連携と意地の張り合いも見逃せません。サイヤ人としての誇りが激しくぶつかり合います。
③ 機械惑星ビッグゲテスターの脅威
本作の黒幕とも言える機械惑星ビッグゲテスター。クウラの執念が生み出したこの存在は、エネルギーを糧に無限の力を得ようとします。生身の戦士と機械が融合するという異質な敵の造形も、シリーズの中で独特の存在感を放っています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 西尾大介 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 前田実 |
| OP | 影山ヒロノブ「Cha-La Head-Cha-La」 |
| ED | 影山ヒロノブ「君がヒーロー」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、見る前は数字を笑っていた。タイトルに「100億パワー」と書いてある時点で、もう中身の予想がつくだろう、と。前作でクウラは倒したはずで、それがまた出てくる、しかも機械になって、と聞いて、引き出しの少なさを心配したくらいだった。ところが見始めて十分で、その心配がどうでもよくなる。機械化したクウラが一体ではなく、何体も湧いて出る。倒しても倒しても同じ顔が立ち上がってくる、あの繰り返しの絵面に、妙な気持ち悪さと高揚が同居していた。最初は「またインフレか」と斜めに構えて見始めたら、インフレそのものを見世物にしてくる作りで、こっちの構えごと持っていかれた。短い尺なのに、見終わったあと変な疲労感が残る一本だ。
「強さ」の数字が壊れたとき、ドラゴンボールはいちばん自由になる
DBZの劇場版は何本あるんだったか、もう正確には数えられない。ただ共通しているのは、毎回パワーが前作を上書きしていくことだ。普通なら、それは作劇の手抜きになる。数字を盛るだけで強さを語った気になる、いちばん安い手だから。でもこの作品は、そのインフレ自体をテーマの中心に据えてしまった点で、ほかの一本とは肌触りが違う。
機械化したクウラ——その背後にある巨大な意志は、要するに「複製」の論理で動いている。一体を倒しても意味がない。データを共有した次の個体が、前の個体の戦いを踏まえて、より強くなって出てくる。これは単なる強敵の使い回しではなく、「強さを数えること」そのものへの皮肉になっている。100億という数字は、もう実感を超えている。誰も100億を体で理解できない。だからこそ、その数字は重さを失い、画面の上では純粋な圧として処理される。観ている側も、途中から数字を追うのをやめて、ただ立ち上がってくる無数の同じ顔に向き合うことになる。
面白いのは、その絶望的な反復に、生身の側がどう答えるかだ。複製される機械に対して、こちらは一人ずつしかいない。疲れるし、削られるし、代わりはいない。機械の論理に、肉体の有限さで殴り返す——この対比が効いているから、最後の解決の理屈も、単なるパワー勝負以上のものに見えてくる。インフレを笑うのは簡単だけれど、インフレを正面から作劇に取り込んでみせた時点で、この映画は自分のジャンルの限界をちゃんと自覚している。安い手を、自覚的に使うと、急に批評的になる。そういう一本だ。
特に刺さったシーン
やはり、倒したはずのクウラがまた起き上がってくる、あの中盤の繰り返しだ。中尾隆聖の声がいい。激昂するのではなく、どこまでも温度の低い、こちらを見下した余裕で喋る。生身の人間なら息が上がる場面で、声に一切の消耗がない。「機械だから疲れない」という設定を、芝居のトーンだけで成立させているのがすごい。あの平熱の声が何度も湧いてくると、こっちの背筋が冷える。
それから、追い詰められた悟空の声。野沢雅子の悟空は、強がりと弱音の境目が曖昧で、苦しいときほど声に微妙な軽さが残る。ここで一瞬「もうダメかもしれん」が滲むのに、次の瞬間には立っている。あの切り替えの呼吸が、数字じゃなくて生き物の戦いだと思わせてくれる。堀川りょうのベジータが横で吐き捨てる悪態も、緊張をいい具合にほどいてくれて、思わず笑ってしまった。映画館の音響で、あの機械音と野沢雅子の絶叫を浴びたら、たぶん帰り道までしばらく耳に残る。
読んで見たくなったら——『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- DBの劇場版を、理屈抜きの殴り合いとして気持ちよく浴びたい人
- 「倒しても倒しても起き上がる敵」の理不尽さに、ぞっとする快感を覚える人
- 中尾隆聖の冷たい悪役ボイスが好きな人
- 短い尺できっちり盛り上がって終わる映画を求めている人
合わない人
- パワーの数字インフレに、もう食傷している人
- キャラの内面や関係性の掘り下げを期待している人
- ひねった伏線回収やどんでん返しを求めている人
- 戦闘以外の余白でじっくり語ってほしい人
次に見るなら
クウラとの因縁をそもそも作ったのがドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強。今作のメタルクウラに乗る前に、生身のクウラがどんな男だったかを見ておくと、機械化の不気味さが何倍にも効いてくる。先に観るのを勧めたい一本。
「倒せない強さ」の絶望感をもっと味わいたいならドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦。理屈の通じない圧倒的な相手に、生身でどう抗うかという構図が近い。劇場版DBの「壁」の描き方として双璧だと思う。
機械と肉体、複製される敵というモチーフが刺さったなら、ジャンルは違うが鋼の錬金術師のホムンクルスまわりの戦いも合うはず。数で押してくる人ならざる敵に、有限な人間が削られながら立ち向かう手触りが共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、お使いのサービスに合わせて手軽に楽しめます。劇場版ならではの迫力あるバトルを、ぜひご自宅でお楽しみください。
よくある質問
まとめ
『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、お使いのサービスに合わせて手軽に楽しめます。劇場版ならではの迫力あるバトルを、ぜひご自宅でお楽しみください。

