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男子高校生の日常
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | 漫画 |
男子高校生の日常を描いたギャグコメディ。タダクニ、ヒデノリ、ヨシタケら男子高校生たちの、ユーモラスでありながらもリアルな日常生活を追う。このエントリーはDVDとBDでリリースされた未放映エピソードを指す。放送前スペシャルはTV放映版に含まれており別途記載はなし。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校生活を送るタダクニ、ヒデノリ、ヨシタケら男子高校生たちの、何気ない日常をユーモラスに描いたギャグコメディです。河原の女子高生との謎の応酬、放課後の無意味なやり取り、妹や女子生徒たちのサイドストーリーなど、「特に何も起きない」日々の中に潜むくだらなさと愛おしさを切り取っていきます。本エントリーはDVD・BDでリリースされた未放映エピソードを指し、本編TVシリーズで描かれなかった追加の小ネタやショートエピソードを収録。ファンならニヤリとできる、肩の力を抜いて楽しめる一作です。みどころ・魅力
① 「何も起きない」を全力で笑いに変える脱力ギャグ
ドラマチックな展開は皆無。しかし、男子高校生のどうでもいい会話や無駄なテンションこそが本作最大の武器です。共感と脱力が同居する独特の笑いは、観るほどにクセになります。② テンポと間で魅せる演出のキレ
シュールなオチへ向かう「間」の取り方が絶妙です。ナレーションやBGMの大仰さと、内容のくだらなさのギャップが笑いを増幅。短いショートエピソードでも密度の高い構成が光ります。③ 未放映ならではのファン向け小ネタ
DVD・BD収録の未放映分は、本編を観たファンへのご褒美のような立ち位置です。キャラクターたちの新たな一面や、より自由度の高いネタが詰まっており、シリーズ愛好者ほど楽しめる内容になっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| キャラクターデザイン | 湯本佳典 |
|---|
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は深夜の暇つぶしのつもりで再生したら、河原で「俺たち、もしかして無敵なんじゃないか?」みたいなことを真顔で言い出す連中に、気づけば三十分持っていかれていた。TVシリーズを通しで見たあとにこの未放映SPへ手を伸ばしたのは、単純にまだ足りなかったからで。1回目はただ笑って、2回目で「こいつら、本当に何もしていないな」と気づいて、3回目あたりでその”何もしてなさ”が妙に愛しくなってくる。ばかばかしいの一言で済むはずなのに、なぜか繰り返し再生してしまう。そういう作品がたまにある、その一本。
事件性ゼロの放課後を、当人たちだけが本気で生きている
この作品をひとことで言うなら「何も起きない」だ。事件も成長も、感動的な伏線回収もない。河原に座る、橋の下で謎の名乗りを上げる、コンビニ前でくだらない賭けをする——それだけ。けれど面白いのは、当の本人たちがその”何でもない放課後”を、本気も本気で生きていることなんだと思う。本人の中では一大決戦で、まわりから見れば三人の高校生がただ突っ立っているだけ。この温度差そのものがギャグの構造になっている。
その温度差を成立させているのが、ヒデノリ(杉田智和)の乾いたモノローグだ。妙に文学的で、妙に大仰で、けれど中身は驚くほど空っぽ。あの「自分を主人公だと思い込んでいる男のナレーション」が一枚かぶさるだけで、ただの放課後が壮大な叙事詩に化けてしまう。逆に女子高生サイドの会長(石田彰)が出てくると、今度はクールな佇まいと中身のしょうもなさのギャップで笑わせにくる。つまりこの作品は、立派な言葉づかいと中身のなさの落差を、ひたすら手を替え品を替え見せ続けている。
だから単なる「男子のノリを並べたギャグ」ではなく、誰の人生にもあった”無意味で濃密な放課後”を、当時の本人の主観そのままの解像度で映している作品なんだと思う。大人になって見返すと、笑いながらどこかで自分の十代を見せられている。そこがこのSPの、地味だけど効いてくるところだ。
特に刺さったシーン
序盤の、河原で交わされる中身ゼロの掛け合い。ヒデノリ(杉田智和)が壮大なテンションで宣言して、ヨシタケがそれを輪をかけてくだらない方向に転がして、タダクニが一歩引いて諦めた目をしている——この三角形が完璧に回り出した瞬間、思わず声に出して笑ってしまった。とくに杉田智和の、本気なのか皮肉なのか判別不能なあの低い声の置き方。あれがあるから、しょうもない一言が異様に重みを持って響く。
女子高生サイドだと、終盤のすれ違いコント。会長(石田彰)の澄ました顔と、りんごちゃん(悠木碧)のテンポのいいツッコミが噛み合った場面で、「こっちはこっちで完成された別の生き物だな」と妙に感心した。モトハル(浪川大輔)が放り込む脱力した一言も効いていて、誰一人まともに話が進まないのに、画面の密度だけはやたら高い。何度見ても、同じところで同じように笑える。
読んで見たくなったら——『男子高校生の日常』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを見て、あの三人組のノリがもっと欲しくなった人
- 「中身のない放課後」を本気で過ごした記憶がある人
- 杉田智和の乾いた声芸、石田彰のクールとしょうもなさのギャップが好きな人
- ストーリーより、空気とテンポと間で笑いたい人
合わない人
- 起承転結や明確なオチがないと落ち着かない人
- キャラの成長やドラマを軸に見たい人
- TVシリーズ未見で、いきなりこのSPから入ろうとしている人
次に見るなら
“何も起きない日常”の密度で笑いたいなら、まずは日常。こちらは女子中心だけれど、些細な出来事を本人たちだけが大事件として生きる構造はまったく同じで、ばかばかしさの純度はむしろ上かもしれない。
杉田智和のあの声芸をもっと浴びたいなら銀魂。乾いたツッコミと大仰なノリの落差という意味で、この作品を気に入った人の笑いのツボに確実に刺さる。長尺なのが玉に瑕だけど。
もう少し落ち着いた温度で日常系を楽しみたいならみなみけ。事件らしい事件は起きないのに延々と見ていられる、あの中毒性は男子高校生の日常と地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「男子高校生の日常」の未放映エピソードは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3サービスで視聴できます。いずれも見放題対象として配信されているため、本編とあわせて一気に楽しみたい方にも便利です。お使いの環境に合わせて、好きなサービスを選んで視聴できます。

