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東島丹三郎は仮面ライダーになりたい
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | LIDENFILMS |
40歳のサラリーマン・戸島丹三郎は、子どもの頃からの夢である仮面ライダーになることを諦めかけていた。しかし、悪の秘密結社「ショッカー」を模した犯罪に巻き込まれたことで、人生が一変する。大人になっても仮面ライダーを愛してやまない者たちが、本気で遊びを実行する、熱くて笑える物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
40歳のしがないサラリーマン・東島丹三郎は、子どもの頃から仮面ライダーに憧れ続けてきた、根っからのライダーオタク。冴えない日常を送る彼だったが、ある日、悪の秘密結社「ショッカー」を名乗る謎の集団による事件に遭遇する。本気で「世界征服」を企てる連中を前に、丹三郎の中で長年燻っていた“正義の心”が燃え上がる。大人になっても仮面ライダーを愛してやまない者たちが、それぞれの想いを胸に本気で立ち向かう——熱くて、どこか可笑しい、唯一無二のヒーロー群像劇です。みどころ・魅力
① 40歳のおじさんが本気で“仮面ライダー”を目指す痛快さ
主人公が若き選ばれし者ではなく、夢を諦めかけた中年サラリーマンというのが本作最大の魅力。ヒーローに憧れた大人が、なりふり構わず理想を追う姿は滑稽でありながら胸が熱くなり、同世代の心を強く揺さぶります。② “本物っぽさ”を追求したアクションとパロディ精神
特撮ヒーローへのリスペクトが全編に溢れ、変身や戦闘の描写は遊び心と本気が同居。ショッカーを模した敵組織との攻防はギャグとシリアスの絶妙なバランスで描かれ、特撮ファンほどニヤリとさせられる小ネタが満載です。③ 笑いと熱血が共存する唯一無二の作風
柴田ヨクサル原作ならではの濃いキャラクターと勢いのある展開が魅力。爆笑必至のコメディでありながら、夢を追う者たちの絆や葛藤が丁寧に描かれ、ただのパロディに終わらない人間ドラマとしての深みも味わえます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 池添隆博 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | シンディ・H・ヤマウチ |
| 音楽 | テディロイド |
| 美術監督 | 渋谷幸弘、会津綾乃 |
| 音響監督 | 山口貴之 |
| OP | 松崎しげる「Wanna be」 |
| ED | 時任良治「ワンモアタイム」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
40歳のサラリーマンが本気で仮面ライダーになろうとする話、と聞いて、正直なところ最初は身構えた。中年が夢を取り戻すいい話を、薄めの感動に仕立てた一本だろうと。ところが冒頭の数分、東島丹三郎が誰もいない河原でライダーキックの自主練をしているだけのシーンで、その予想は崩れた。本人は大真面目で、構図も照明もちゃんとヒーロー然としているのに、引きの画になると河原でひとり跳ねている中年男でしかない。この落差を笑わせにいかず、淡々と映すのがいい。2回目に見ると、あの自主練が後半の伏線そのものだと気づいて、最初に感じた気恥ずかしさが妙な敬意に変わっていた。子どもの頃の夢を「持ち越してしまった」人間の話だ。
大人が「本気で遊ぶ」とき、それは遊びと呼べるのか
この作品は「夢を諦めない中年の再起物語」という枠で語られがちだが、実際に描いているのはもう少し意地の悪いところだと思う。東島丹三郎は、仮面ライダーになりたいまま大人になってしまった。なれなかったのではなく、なる場所が現実に存在しないまま年だけ取った。そこへ、ショッカーを模した連中が本当に犯罪をやり始める。つまり「悪の組織」という、子どもの遊びでしか成立しないはずの記号が、現実の暴力として目の前に現れてしまう。
面白いのは、丹三郎がそれを見て怯えるより先に、どこかで嬉しそうにしてしまうことだ。ずっと待っていた舞台が、最悪の形で開幕する。ここで作品は、ヒーローごっこの無邪気さと、暴力に手を伸ばすことの危うさを、同じ一枚のコインの裏表として置く。彼が拳を固めるとき、それは正義感なのか、ただ長年の妄想を実演したいだけなのか——本人にも判別がついていない。小西克幸の声がここで効いてくる。熱血一辺倒に振らず、ふとした台詞に「自分でも引いている」ニュアンスを混ぜてくるから、丹三郎が単なる痛い人にも、ただの英雄にも落ちない。
大人が本気で遊ぶと、それはもう遊びではなく、その人の生き方そのものになる。代償も伴う。仕事の体裁、周囲の目、そして本当に殴り合う痛み。この作品が誠実なのは、その代償をギャグの裏にちゃんと残していくところだ。笑った後で、これは笑い事だったのかと一瞬考えさせられる。単なるヒーローパロディではなく、「信じ続けた人間が現実に殴り返される話」として見ると、急に背筋が伸びる。
特に刺さったシーン
序盤、ショッカーまがいの集団と初めて対峙する場面。丹三郎が変身ベルトもない、ただのスーツ姿で構えを取る瞬間に、思わず画面に向かって「やめておけ」とつぶやいてしまった。勝てる根拠なんて何もない。あるのは数十年ぶんの妄想と、自主練で固めた型だけだ。それでも踏み込む彼の背中を見て、笑いと「うわ、本当にやるのか」という焦りが同時に来た。
脇のキャストも良くて、茅野愛衣の岡田ユリコは、丹三郎の暴走に巻き込まれる側の現実感をぎりぎりで保つ役どころなのに、声に呆れと情の両方がにじむ。津田健次郎の中尾八郎が低い声で場の空気を一段沈ませると、コメディの床がふっと抜けて、本物の不穏さが顔を出す。あのトーンの切り替えを声だけで成立させているのは見事だった。終盤のある対決では、鈴村健一と小清水亜美が演じる島村兄弟のやり取りが効いてきて、ここでようやく「遊び」が誰かの覚悟に変わる瞬間を見た気がした。
読んで見たくなったら——『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 子どもの頃の「なりたかったもの」を、まだどこかで諦めきれていない人
- 特撮・ヒーローものを通ってきて、その記号への愛と気恥ずかしさを同時に持っている人
- コメディの皮の下に、ひと匙の苦さや痛みが残っている作品を好む人
合わない人
- 中年が本気でヒーローごっこをする画そのものを、生理的に見ていられない人
- テンポのいいギャグや爽快なバトルだけを求めて、内面の機微には興味がない人
- 特撮文化の文脈に馴染みがなく、ネタの大半を素通りしてしまう人
次に見るなら
アオアシ——夢に手を伸ばす人間のひたむきさと、そこに伴う痛みを丁寧に描く話が好きなら。熱量の出し方は違うが、「本気でやる人間は滑稽さと紙一重」という芯が通っている。
SHIROBAKO——子どもの頃に憧れた場所へ、大人になってから泥臭く近づこうとする物語。理想と現実の擦れ方に共感できる人に。丹三郎の「持ち越した夢」と響き合う。
アクダマドライブ——コメディの軽さの裏で暴力が常に隣り合わせ、というトーンの同居が刺さったなら。記号としての悪と本物の危うさの境目を、別角度から味わえる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflix、Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスを幅広くカバーしているため、普段お使いのサービスでそのまま楽しめる可能性が高い作品です。配信状況は時期によって変わる場合があるため、視聴前に各サービスの最新情報を確認することをおすすめします。
