赤髪の白雪姫 ~なんでもない宝物、この頁~

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2016赤髪の白雪姫 ~なんでもない宝物、この頁~

赤髪の白雪姫 ~なんでもない宝物、この頁~

★ 3.8 / 5.0ドラマファンタジーラブコメ
放送年2016年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画
制作bones

OADは原作漫画の3章を映像化します。第41章ではシラユキとゼンが城下町でデートをします。また、幼い頃のラジ王子を描いた第7巻の特別編と、ゼン、ミツヒデ、キキの初対面を描いた第11巻の特別編も映像化されます。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

本作は人気漫画『赤髪の白雪姫』のOVAで、原作の特別編エピソードを映像化した作品です。本編では、薬剤師として城に勤めるシラユキと、クラリネス国の第二王子ゼンが、城下町を二人で巡るひとときが描かれます。さらに、幼い頃のラジ王子の姿を追う特別編や、ゼンとミツヒデ、キキが初めて出会った日を描く番外編も収録。本編では語られなかったキャラクターたちの過去や、なにげない日常の温かさが丁寧に綴られた、ファンにとって見逃せない一編となっています。

みどころ・魅力

① シラユキとゼンの城下町デート

城での立場を離れ、ひとりの男女として城下町を歩く二人の姿が描かれます。特別な事件が起こるわけではない「なんでもない一日」だからこそ、互いを思いやる距離感や自然な会話に二人の関係の深まりがにじみます。原作ファンが待ち望んだ甘くも穏やかな時間です。

② 幼い頃のラジ王子の特別編

物語序盤でシラユキと因縁を持ったタンバルン国のラジ王子。その幼少期にスポットを当てた番外編では、わがままに見える彼の意外な一面や成長の背景が描かれます。本編を知る人ほど、彼というキャラクターへの見方が変わる味わい深いエピソードです。

③ ゼン・ミツヒデ・キキの初対面

いまや固い信頼で結ばれたゼンと側近のミツヒデ、キキ。三人がまだ互いを知らなかった頃、どのように出会い、絆を築いていったのかが明かされます。今の関係性を知っているからこそ胸が熱くなる、ファン必見のオリジンストーリーです。

キャスト・声優一覧

白雪
白雪
メイン
早見沙織
ゼン・ウィスタリア
ゼン・ウィスタリア
メイン
逢坂良太
木々・セイラン
木々・セイラン
メイン
名塚佳織
ミツヒデ・ルーエン
ミツヒデ・ルーエン
メイン
梅原裕一郎
オビ
オビ
メイン
岡本信彦
ラジ・シェナザード
ラジ・シェナザード
サブ
福山潤
ガラク・ガゼルド
ガラク・ガゼルド
サブ
甲斐田裕子

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スタッフ

OP早見 沙織「やさしい希望」
EDアイリス「銀世界」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編を見届けたあと、配信欄に見慣れないサブタイトルがぶら下がっていた。「~なんでもない宝物、この頁~」。何だこれ、続編か? と思って再生したら、新章でも総集編でもない、原作の番外編を3本まとめたOVAだった。本編の隙間を埋める、いわば余白の話。最初は「後日談を期待してたのに」と軽く肩透かしを食らったのを覚えている。でも2回目に見て考えが変わった。これは本編を最後まで追った人間にだけ静かに効く作りで、派手な引きが何もないぶん、登場人物のその後の表情をただ眺めていられる。配信がdアニメストアとU-NEXTに絞られているのも、なんとなく納得がいった。コア向けだ。

「事件が起きない時間」を、わざわざ尺を割いて映像にすること

このOVAがやっているのは、ものすごく贅沢なことだと思う。収録されている3本——白雪とゼンが城下町を歩くだけの話、幼いラジ王子の話、ゼンとミツヒデとキキが初めて顔を合わせる話——どれも、本筋を一歩も動かさない。誰も死なないし、陰謀も崩れない。普通のアニメなら真っ先に削られる種類の時間だ。城下を二人で歩く場面なんて、要約すれば「デートした」の一行で終わる。でもこの作品は、その一行のために一本分の尺を使う。タイトルの「頁」が効いてくるのはここで、これは物語の本文ではなく、本文と本文のあいだに挟まる、書き込まれなかった余白を一枚ずつめくっていく行為なんだと思う。面白いのは、その余白を見たあとだと本編の見え方がわずかに変わることだ。ゼンとミツヒデの信頼も、キキの距離感も、ある日突然そこにあったわけじゃなくて、初対面のぎこちなさから少しずつ積み上がったものなんだと、後出しで腑に落ちる。ラジにしても同じで、本編で白雪を城に連れ去ろうとしたあの身勝手な王子が、なぜああいう人間になったのかを、子ども時代の一場面がそっと補完する。つまりこの作品が言いたいのは、信頼や愛情は事件で生まれるんじゃなくて、なんでもない時間の堆積でできている、という地味で頑固な一点だ。「なんでもない宝物」という看板に偽りがない。むしろ、なんでもないことこそ宝物だと、堂々と言い切るための一本だった。

特に刺さったシーン

意外と心を持っていかれたのは、幼いラジを描いた一編だった。福山潤が演じるラジは、本編だと白雪を勝手に側室にしようとした、こちらが本気で苛立つタイプの王子だ。それがこの番外編では、まだ何者でもない子どものラジとして出てくる。声の張り方が本編より一段やわらかくて、強がりの奥にある心細さがちゃんと聞こえる。あのとき思わず「お前にもこういう時期があったのか」と画面に向かってつぶやいてしまった。嫌いだったキャラの輪郭が、一場面で少しだけ温度を持つ。城下を歩く話も良くて、早見沙織の白雪と逢坂良太のゼンが、特別な台詞を交わすわけでもなく、ただ並んで歩いている時間の心地よさがある。何も起きないのに、ずっと見ていられた。

読んで見たくなったら——『赤髪の白雪姫 ~なんでもない宝物、この頁~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編を最後まで見届けて、あの世界の空気にもう少し浸っていたい人
  • 大きな展開より、キャラの表情や間(ま)で語る話が好きな人
  • ラジ王子というキャラに、少しでも引っかかりを覚えていた人
  • ミツヒデやキキの「最初」を見届けたい本編ファン

合わない人

  • 物語の続きや、はっきりした山場を期待している人
  • 本編未見で、いきなりここから入ろうとしている人
  • ラブコメに常に起伏とドキドキを求める人

次に見るなら

暁のヨナ——王宮を追われた姫が自分の足で立ち上がっていく、同じファンタジー土壌の物語。白雪の「守られるだけでは終わらない」芯が好きなら、ヨナの成長譚はまっすぐ刺さると思う。
贄姫と獣の王——異種の王に嫁いだ少女が、与えられた立場の中で自分の意志を育てていく話。立場差のある関係を丁寧に積み上げる空気が近い。
フルーツバスケット——事件で泣かせるのではなく、登場人物の小さな心の動きで効いてくる作品。「なんでもない時間」の尊さに弱い人に。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『赤髪の白雪姫 ~なんでもない宝物、この頁~』は、dアニメストアとU-NEXTで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。本編を見終えた方が補完的に楽しめる特別編なので、シリーズをまとめて追いかけたい方は、これらの配信サービスをチェックしてみてください。月額制で見放題の作品に含まれているため、気軽に視聴を始められます。

よくある質問

Q. このOVAはどこで見られますか?
A. dアニメストアとU-NEXTで配信されています。どちらのサービスでも視聴可能なので、普段お使いの配信サービスに合わせて選んでいただけます。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 本作はキャラクターの過去や日常を描いた特別編のため、テレビアニメ本編を視聴した後に見るのがおすすめです。背景を知っているほど、より深く楽しめる内容になっています。
Q. どんなエピソードが収録されていますか?
A. シラユキとゼンの城下町デート、幼い頃のラジ王子を描いた特別編、ゼン・ミツヒデ・キキの初対面を描いた番外編が映像化されています。原作の特別編をもとにした内容です。
Q. 公開年はいつですか?
A. 2016年に公開されたOVA作品です。ジャンルはドラマ、ファンタジー、ラブコメで、本編の世界観を引き継いだ温かな物語が楽しめます。

まとめ

『赤髪の白雪姫 ~なんでもない宝物、この頁~』は、dアニメストアとU-NEXTで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。本編を見終えた方が補完的に楽しめる特別編なので、シリーズをまとめて追いかけたい方は、これらの配信サービスをチェックしてみてください。月額制で見放題の作品に含まれているため、気軽に視聴を始められます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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