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2010

GIANT KILLING
★ 3.6 / 5.0ドラマスポーツ
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
イーストトウキョウユナイテッド(ETU)は日本のトップリーグで数年間苦戦している。降格を避けるのに精一杯の状態だ。さらに悪いことに、ファンが離れていっている。成績改善のため、ETUは少し風変わりなコーチ・巽武を雇う。若い頃は偉大なフットボール選手と見なされていた巽は、チームを変えるために雇われた。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
イースト・トーキョー・ユナイテッド(ETU)は、日本のトッププロサッカーリーグで長年低迷を続ける弱小クラブ。降格圏を彷徨い、かつて熱かったサポーターも次第にスタジアムから足が遠のいていた。低迷を打破するべく、ETUが新監督として招いたのは、現役時代に「強豪チーム相手のジャイアントキリング」で名を馳せた風変わりな男・達海猛。イングランドのアマチュアクラブで指揮を執っていた達海は、独特の采配と人心掌握術でチームに新たな風を吹き込んでいく。格上を喰う番狂わせを信条とする達海のもと、選手・フロント・サポーターを巻き込んだETUの逆襲が幕を開ける。みどころ・魅力
① 「番狂わせ」を描くリアルなサッカー戦術
タイトル通り、格下が格上を倒す「ジャイアントキリング」がテーマ。スター選手の個人技ではなく、戦術・采配・モチベーション管理でどう強豪を喰うかを丁寧に描く。試合運びの駆け引きが理屈で納得でき、サッカーファンほど唸る作りになっています。② 監督・達海猛のカリスマと人間ドラマ
飄々としていて掴みどころがないのに、選手の心を的確に動かす達海の手腕が最大の見どころ。選手だけでなく、フロント、強化部、サポーターまで群像劇として描かれ、クラブという組織が一つになっていく過程に熱が宿ります。③ サポーター視点まで含めた「クラブの物語」
ピッチ上の戦いだけでなく、スタンドで声を枯らすサポーターの熱量も物語の主役。チームを支える人々の想いが勝敗と地続きに描かれることで、一試合一試合の重みが増し、観る側もETUの一員のように応援したくなります。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 紅優 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 川瀬敏文 |
| 音楽 | 森英治 |
| OP | ザ・チェリー・コークス「My Story ~Mada Minu Ashita e~”」 |
| ED | ジーピーエス「Get tough!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
サッカーものはどうも苦手で、長いこと避けていた。二十二人が走り回るのを画面越しに追うくらいなら、実際の試合を見ればいいと思っていたからだ。それでも周りがしつこく勧めてくるうえ、「降格争い」という地味な題材のわりに評判だけはいい。その噛み合わなさが妙に引っかかって、半信半疑で再生した。最初の数話は、正直ピンと来なかった。監督がやたら不敵に笑うおじさんで、何を考えているのかまるで読めない。ところが三話あたりで、これは選手が点を決めて勝つ話じゃなく、チームという一匹の生き物が息を吹き返していく話なんだと腑に落ちて、気づいたら二周していた。二回目でようやく効いてくるのは、達海のセリフの「裏」のほうだった。弱いチームが格上を食う、その一瞬を本気で信じられるか
タイトルの「ジャイアントキリング」は番狂わせを指す言葉だが、この作品が腰を据えて描いているのは、番狂わせそのものより、それを起こせると信じる側の心の動きのほうだ。監督・達海猛は、就任してすぐ戦術を組み替えたりしない。まず手をつけるのはチームに流れる空気で、選手を煽り、突き放し、わざと不機嫌にさせてまで、眠っている力を引きずり出そうとする。関智一の声がここで効く。軽薄に聞こえるあのトーンの底に、勝負師の冷たさがちゃんと沈んでいて、笑っているのに何ひとつ気を抜いていないのが伝わってくる。負け慣れたチームがいちばん失っているのは技術ではなく「自分たちでも勝てる」という当たり前の感覚で、達海はそこを修理しにきた男なんだと分かる。面白いのは、この物語がピッチの上だけで完結しないことだ。フロントで奔走する永田有里(浅野真澄)のような裏方や、スタンドで声を枯らすサポーターまでが、勝敗の構成要素として等しく描かれる。クラブというのは選手だけのものじゃなく、関わる全員の感情が積み上がってできた共同体なんだという視点が一貫している。だからこの作品は、ただのスポーツ戦術アニメではなく、落ちぶれかけた組織にもう一度血を通わせるにはどうすればいいか、という再生の物語として読める。勝つことより、勝てると信じ直す過程そのものに尺を割いているところが、何度も見返したくなる理由だ。特に刺さったシーン
刺さったのは、派手なゴールシーンより、達海がロッカールームで選手を挑発する場面のほうだ。理詰めで諭すのではなく、わざと神経を逆撫でして火をつける。あのやり方を最初は意地が悪いとしか思えなかったのに、二度目に見るとそこに計算された優しさが透けて見えて、思わず唸った。ベテランのキャプテン・村越茂幸を演じる置鮎龍太郎の、苦みを噛み殺したような低い声も大きい。若い矢野真吾(島﨑信長)が空回りしながら必死に食らいついていく姿と並ぶと、世代の温度差がそのまま音で立ち上がってくる。それから、才能はあるのに斜に構えたルイジ吉田(小野大輔)が、ふとした拍子に本気を見せる瞬間。あの照れ隠しのような芝居が小野大輔らしくて、ここで彼が走り出したとき、サッカー苦手を自称していたはずの自分がいつのまにか前のめりになっていた。読んで見たくなったら——『GIANT KILLING』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 戦術や勝敗より「人とチームがどう変わっていくか」を見たい人
- 弱小クラブの再建もの・群像劇に弱い人
- 試合中継より、監督室やロッカールームの駆け引きにニヤリとできる人
合わない人
- 主人公が一人で点を決めて勝つ、分かりやすいカタルシスを求める人
- スピード感のある作画や派手な必殺技を期待している人
- 一話完結で白黒はっきりつく展開が好きな人
次に見るなら
頭脳とポジショニングでサッカーを描く感触が地続きなのはアオアシ。視野や立ち位置といった目に見えにくい部分を映像で見せてくれるので、達海の戦術に唸った人ならまず外さない。這い上がる泥臭さで来るならDAYS。才能ゼロの主人公が走力と根性だけで居場所を作っていく姿は、弱者が格上に挑む構図を別角度から味わわせてくれる。
チームスポーツの群像と戦略を両取りしたいならハイキュー!!。個の成長とチームの噛み合い、そして応援席までを含めた熱量の描き方が、ジャイキリと響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『GIANT KILLING』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、これらのサービスに加入していれば視聴できます。サッカーアニメをまとめて楽しみたい方はdアニメストア、映画や他ジャンルも幅広く観たい方はU-NEXTやDMM TVと、ご自身の視聴スタイルに合わせて選べます。気になった方は、いずれかのサービスでチェックしてみてください。